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zoom RSS 果敢に圓朝に挑む現代の落語家たち

<<   作成日時 : 2010/02/27 22:36   >>

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  平成22年2月27日(土)の国立演芸場の特別企画公演、『圓朝に挑む!』は、昨年に引き続き2回目の企画。三遊亭圓朝作の古典落語が思う存分楽しめるという企画だ。トリを取るクラスの真打ちが、通常はトリで演じられるような演目をかける。
  最初の圓太郎は円熟した「死神」を聴かせる。安心できる愉快なそして哀調のある話しぶりだ。サゲの蝋燭の火がプツッと切れる音も決まっている。
  2番手の扇好の「青の別れ」は塩原多助年代記の一部、故郷で慣れ親しんだ愛馬との別れと多助をめぐる人間の敵対関係がテーマとなっている。現在では、古今亭志ん生のCDくらいでしか聴けないので、楽しむ絶好の機会である。
  馬石の「鰍沢」は、芝居噺のオチを使うというユニークな試み。全体的にも芝居噺の基調となっていたようだ。新鮮な鰍沢で、こういった会ならではであろう。
 トリの左龍は、鰍沢の大ネタの後なので、大喜利のノリで聴いて欲しいとことわりを入れて噺に入る。左龍が演じた「朝友」は珍しい噺。明治の四代目円喬以後は、ほとんど演ずる人がいなかったようである。昭和4年の「名作落語全集」(騒人社)に円喬の速記が復刻され、その後も活字化されているものの、現在まで、口演記録はなかったようだ。六歌仙の文屋康秀(ぶんやのやすひで)の民間伝承に、死人が蘇生して地獄の有様を語る仏教説話が結びついたものというのが原型らしい。高利貸しの息子が、病気で伏せていて、気がつくと、なんだか暗いところに来ている。ふと女に話しかけられるが、これが、稽古所でなじみのお里である。そばに置いてほしいとの女の願いに、男は、いっそ地獄に行って、親父の借金を踏み倒したままあの世へ逃げた奴らから取り立ててやろうと、三途の川を渡る。閻魔大王は出てくるわ、三途河婆(しょうずかのババさん)は登場するわで、地獄八景を思わせるが、そこまで賑やかな噺ではない。女は閻魔大王の妾に??そして一緒に生き返る・・・

○ 前座 春風亭ぽっぽ 初天神 13時〜13時15分
○ 落語 橘家圓太郎 死神 13時15分〜14時
○ 落語 入船亭扇好 青の別れ 14時〜14時34分
(中入り)
○ 落語 隅田川馬石 鰍沢 14時50分〜15時24分
○ 落語 柳亭左龍 朝友 15時24分〜15時53分



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