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zoom RSS 紀伊國屋寄席 小三治の『小言幸兵衛』を最後まで、光る志ん輔の『愛宕山』

<<   作成日時 : 2012/03/20 00:58   >>

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3月19日(月)午後6時半からの紀伊國屋寄席(紀伊國屋ホール)は満員御礼。トリが小三治師匠であるからそれもそのはず。演ずるのは5人だけ、『真田小僧』と『小言幸兵衛』が本来のサゲまで楽しめたのは収穫である。
燕路師匠の『辰己の辻占』は、根津にあった遊郭が深川洲崎弁天町に移りといった沿革から始める。もともとは上方から移植された噺であろうが、辰巳芸者の云われを聞くともっともらしくそれはそれで楽しい。文楽師匠の『時そば』は貫禄の技。そばをすする光景は絶妙。
  志ん輔師匠の『愛宕山』は光った。中央の比較的前の席を確保できた幸運もあり、師匠の旦那と幇間の役替りの妙味をじっくりと味わえた。
  小三治師匠の『小言幸兵衛』は初めて。先代の柳家小さん師匠の録音も知らないので、演じているのは最近なのかもしれない(落語研究会のDVDがある)。この噺、細面の渋い圓生師匠とか歌丸師匠、あるいは音曲噺の得意な一朝師匠のイメージはあったが、どちらかといえば田舎風の小三治師匠がどのような田中幸兵衛を演じるかは興味があった。
  マクラは、タイの洪水のあおりを受けて、師匠の自動車の買い換えが遅れるというところから始まる。オートバイが趣味の師匠はきびきびした動きの車が好きなのだが、今のハイブリッド車はじわっと動くもの。小言を言いたくなるが、そういえば、年を取れば小言を言うというものでもなく、弟子の中でも小言を言う者は、若いうちから小言を言っていた(酔うと師匠をなんと兄さんと呼んでいた)というところからサワリに入る。豆腐屋、呉服屋(仕立て職人)が現れ、舞台の幕が開くというところは常道。師匠はちなみに場所の設定はしていない(麻布の古川橋というのが東京では通例)。最後は、鉄砲鍛冶が現れて“道理でぽんぽんいい通しだ”とサゲ。高座でここまで聞くのは初めてだが、やはりこのサゲがいい。(8時39分〜(マクラ)8時51分〜(サワリ)9時26分)

○ 前座 寄合酒
○ 落語 古今亭志ん吉 真田小僧
○ 落語 柳亭燕路 辰己の辻占
○ 落語 桂文楽 時そば
(中入り)
○ 落語 古今亭志ん輔 愛宕山
○ 落語 柳家小三治 小言幸兵衛

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