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みんなの「ドイツ」ブログ

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増山裕之 ドイツで活躍する画家 カスパーダビッド・フリードリッヒ
増山裕之 ドイツで活躍する画家 カスパーダビッド・フリードリッヒ   2月9日のZDFのニュースHeute-journalで増山 裕之という画家の存在を知った。間と自然と歴史に興味を持ち、ドイツロマン派の画家、カスパーダビッド・フリードリッヒの足跡をたどり撮影、写真作品に当時の風景を再 現するシリーズを始めたのだという。   カスパーダビッド・フリードリッヒの絵画はドレスデンの美術館などで多く所蔵されている。 ...続きを見る

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2017/02/10 23:49
新国立劇場『ワルキューレ』 ステファン・グールドが素晴らしいジークムント
新国立劇場『ワルキューレ』 ステファン・グールドが素晴らしいジークムント 10月8日(土)午後2時〜7時15分は、新国立劇場で、新演出(ゲッツ・フリードリヒ)の歌劇ワルキューレである。  公演内容については、とても満足のいくもの。まずは、往年のヘルデン・テノール、ステファン・グールドがとても良い。この演目、ジークムントの魅力が勝負だということは初めての認識であった。次作の『ジークフリート』では、タイトルロールを演じるからこれも楽しみだ。  ブリュンヒルデは、前回と同じ、イレーネ・テオリン。豊かな表現力は健在だが、次作では、別のソリストがブリュンヒルデを演じると... ...続きを見る

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2016/10/15 21:48
世界最高水準の舞台 フォークトの新国立劇場「ローエングリン」
世界最高水準の舞台 フォークトの新国立劇場「ローエングリン」  5月29日(日)は、新国立劇場で歌劇『ローエングリン』を鑑賞。2012年6月の公演の再演で、いうまでもなく、タイトルロールに当代一のクラウス・フロリアン・フォークトを再度、擁しての注目の公演だ。バイロイト音楽祭でローエングリンのタイトルロールを演じ、今年はパルジファルのタイトルロールを演じる。また、オルトルートにはペトラ・ラングで、2014年、2015年のバイロイトもこの人。  フォークトは、堂々たる体躯と伸びやかな明るいテノール、まさにヘルデン・テノールだ。私が最初にローエングリンを鑑賞し... ...続きを見る

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2016/06/03 23:53
奈良美智が愛読する五月三十五日
奈良美智が愛読する五月三十五日 奈良美智のラジオ番組を聴いていたら、彼が今でもケストナーの作品を原文で読んでいると語っていた。取り上げた小説は『五月三十五日』である。 http://www.nhk.or.jp/radiosp/ootomomeetyou/ この小説、詠んだことがなかったが、確かに面白い。ただし、ドイツ語で読むべきである。日本語訳は、高橋健二先生には失礼だが、よくありがちな冗長なものだ。 ...続きを見る

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2016/03/21 22:21
カミッラ・ニールントのサロメ クリスティアン・フランツもヘロデ王を好演 新国立劇場『サロメ』
カミッラ・ニールントのサロメ クリスティアン・フランツもヘロデ王を好演 新国立劇場『サロメ』  3月12日(土)は新国立劇場でリヒャルト・シュトラウスの歌劇『サロメ』を鑑賞。前回は2011年(http://steintogil.at.webry.info/201110/article_5.html)で、この作品は4回目となる。新国立劇場の演出は前回と変わりない。  まずは、なんといってもタイトルロールの「サロメ」次第。カミッラ・ニールントは2014年のベルリン・ドイツ・オペラでも「サロメ」のタイトルロールを演じている。年齢のせいか、踊りは2011年のエリカ・ズンネガルドほど映えてはいな... ...続きを見る

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2016/03/12 22:50
ドイツの町からのレポート 肉は週一回だけ、モーツァルトの祖先は福祉住宅に住んでいた
ドイツの町からのレポート 肉は週一回だけ、モーツァルトの祖先は福祉住宅に住んでいた   NHKラジオ深夜便にワールドネットワークというコーナーがある。ドイツからはバイエルン州トゥッツィング(Tutzing)という町からレナー順子さんという主婦の方がレポートしている。この町にはシュタルンベルク湖がある。ノイシュバンシュタイン城で有名なルートヴィッヒ2世が亡くなったのはこの湖である。森鴎外の小説もある。   前回の放送では、話題の一つはドイツ人の食事。ドイツと言えばソーセージのイメージ、バイエルンの白ソーセージ トンカツ、牛肉のロール、グラッーシュ、豚モモの丸焼きなどだが、ドイツ... ...続きを見る

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2016/02/11 19:33
オール日本人ソリストで定着 喜劇を演じる妙味 新国立劇場『魔笛』
オール日本人ソリストで定着 喜劇を演じる妙味 新国立劇場『魔笛』   1月24日(日)は新国立劇場で『魔笛』の公演を鑑賞。このプログラムは、前回からソリストが日本人スタッフだけの公演である。新国立劇場は、この演目は1998年、2000年、2006年、2009年、2013年、そして今年と6回目。演出はミヒャエル・ハンペで同じだが、2006年、2013年は、タミーノ、パパゲーノは外国人ソリストが演じた。2006年はザラストロも外国人ソリストであった。2006年は芸術監督がノヴォラツスキー氏で改革に取り組んだ年。1998年、2000年と日本人だけのそれもダブルキャス... ...続きを見る

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2016/01/30 23:41
夜市の日
夜市の日    10月31日(土)はハロウィーンだという。街中には大勢の人々が集まってきている。 ...続きを見る

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2015/10/31 20:00
マリアブロンの修道院の栗 と 小布施の栗
マリアブロンの修道院の栗 と 小布施の栗   マリアブロンの修道院の入口、二重の小さい柱にささえられているアーチ型の門の前に、すぐ道にそって、一本のカスターニエンの木が立っていた。昔、ローマ巡礼者のひとりが持ってきた南国のただひとつのかたみで、幹のたくましいクリの木だった。(「知と愛」(ヘルマン・ヘッセ、高橋健二・訳)冒頭部分) ...続きを見る

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2015/10/15 23:44
新国立劇場「ラインの黄金」ニーベルンゲンの指輪の最初を飾る素晴らしい舞台
新国立劇場「ラインの黄金」ニーベルンゲンの指輪の最初を飾る素晴らしい舞台  10月4日(日)午後2時からは、新国立劇場で、『ラインの黄金』を楽しむ。新演出も嬉しい。指揮は、飯守泰次郎・芸術監督が自ら振るのも魅力。 ヴォータンのユッカ・ラジライネン(バス・バリトン)はお馴染み。そのほかのキャストも新顔あり、ベテランあり。 オケも素晴らしかったが、やはり、新演出の視覚的効果も良かった。ニーベルンゲンの指輪の最初を飾る素晴らしい舞台である。 ...続きを見る

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2015/10/13 22:29
安野光雅のアレンドルフ(菩提樹)
安野光雅のアレンドルフ(菩提樹)   東郷青児美術館で開催されている安野光雅展に行ってみた。    安野光雅といえば、本の挿絵というイメージがあるが、装丁家、そして絵本作家、さらには画家でもある。各国の風景画や『旅の絵本』の原画など約110点を展示したもの。舞台はそのほとんどがヨーロッパである。 最近ではNHK-FMの日曜喫茶室の常連さんで話を伺うことが多いが、あらためて絵を観るのもいい。津和野に美術館があるのだが、こうして新宿で鑑賞できるのもいい。 ...続きを見る

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2015/08/24 22:25
泉に沿いて繁る・・・
泉に沿いて繁る・・・  フランツ・シューベルトの“菩提樹”を聴いている。彼はオーストリアの作家だが、この曲の詩を書いたのは、作詞者は、ヴィルヘルム・ミュラー。ドイツ東部のデッサウに生まれて、ベルリン大学に進学したらしい。「冬の旅」は職人遍歴の物語であるが、「菩提樹」のモデルは、バード・ゾーデン・アレンドルフにあるという。 ヘッセン州の北東部にあり、チューリンゲン州と接するこの町、三十年戦争では大きな被害を受けたという。バードの名前が示すとおり、温泉保養地である。門の前に泉がわき出ていて、そのかたわらに菩提樹... ...続きを見る

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2015/08/17 16:23
『ばらの騎士』文学と音楽の素晴らしさ (2015年5月 新国立劇場)
『ばらの騎士』文学と音楽の素晴らしさ (2015年5月 新国立劇場)   5月30日(土)は新国立劇場『ばらの騎士』を鑑賞。開演は本来、14時なのだが、実際には遅れて14時10分、終演も18時10分。ヴァルツァッキ役の高橋淳が健康上の理由で出演できなくなり、代わりに大野光彦が、元帥夫人の執事には加茂下稔が、料理屋の主人は引き続き加茂下稔がということだという。      この演目、2003年の東京二期会の公演、2007年の新国立劇場の公演に引き続き、鑑賞は三回目。前回は、当時、新国立劇場の芸術監督であったノヴォラツスキー氏の置き土産だった。http://stei... ...続きを見る

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2015/06/06 23:53
カーニバル様々
カーニバル様々   ドイツではカーニバルの季節。2月18日(水)は「灰の水曜日」で、いわば懺悔の日だが、それまでは、2月12日(木)の「女の無礼講」に始まり、2月16日(月)の「薔薇の月曜日」と盛り上がる。  この時期の旅行者にとっては、楽しいことこの上ない。滞在者も、暗くて寒い冬の中のとても楽しいイベントなのである。  しかし、今年は、様々なテロ事件やペギーダ(反イスラム運動示威行進)などを受けて、対応が大変だったようだ。ブラウンシュヴァイクでは、テロの徴候ありとして警察判断で「薔薇の月曜日」の行進が中止... ...続きを見る

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2015/02/18 21:49
ドレスデン大空襲から70年
ドレスデン大空襲から70年 2月13日はドレスデン大空襲の日。およそ60万人の人口を持つこの都市はエルベのフィレンツェと呼ばれた美しい街で、折しも多くの難民が訪れていたが、ソ連軍支援という名目で徹底的に破壊された。  ドイツ統一後は復興が進められ、聖母教会も復元。平和都市として復活している。しかしながら、反イスラム運動のデモが展開されるなど、都市としては悩みを抱えているようだ。 ...続きを見る

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2015/02/15 20:12
ヴァイツゼッカー元大統領とベルリン大聖堂
ヴァイツゼッカー元大統領とベルリン大聖堂  ヴァイツゼッカー元大統領の葬儀がベルリン大聖堂で執り行われた。大聖堂と言えば、カトリック教会を指すことが多いが、このベルリン大聖堂は、ルター派の福音主義教会のものである。歴代のプロイセン王のお墓がある。    第二次世界大戦で天蓋をはじめ大きな被害を受けた。東ベルリン地区にあったため、修復もままならず1992年にベルリンを訪れた当時は、まだ修復途上にあった。(1993年にようやく修復終了とされているが、完全ではなかったと思う。) ホーエンツォレルン王家の記念教会といっても、フリードリッヒ大... ...続きを見る

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2015/02/13 22:28
新国立劇場『さまよえるオランダ人』は響きも視覚的にもダイナミック
新国立劇場『さまよえるオランダ人』は響きも視覚的にもダイナミック  1月25日(日)の『さまよえるオランダ人』(新国立劇場)を鑑賞(14:00〜16:55)。新国立劇場の初春の演目はワーグナーの『さまよえるオランダ人』で、2007年、2012年の再演。前回は代演があり、http://steintogil.at.webry.info/201203/article_5.html 少し物足りない面があったが、今回はほぼ完璧の出来映えだろう。  シュテークマンの演出はどちらかといえばオーソドックスなイメージ。http://steintogil.at.webry.in... ...続きを見る

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2015/01/31 16:37
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」カルメラ・レミージョがドンナ・アンナ役で熱演
新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」カルメラ・レミージョがドンナ・アンナ役で熱演  10月19日(日曜日)の新国立劇場オペラ公演、今年のシーズン二作目は、『ドン・ジョヴァンニ』(モーツァルト)。今回は、カルメラ・レミージョがドンナ・アンナ役として出演。1998年のエクサンプロバンス音楽祭でこの役を演じたという。NHKのクラシック倶楽部でも登場している。歌唱力だけでなく、演技面でも傑出しており、聴衆の反応が良い。   演出は、2008年、2012年に続き、今回で三度目のグリシャ・アサガロフ。モーツァルトの作品は、大掛かりな舞台装置を必要せず、安上がり。そして、音楽はという... ...続きを見る

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2014/10/20 23:45
新国立劇場「パルジファル」 新演出と音楽で魅力の展開
新国立劇場「パルジファル」 新演出と音楽で魅力の展開  10月5日(日)の新国立劇場の「パルジファル」を観た。ワーグナーの作品の中でも特に長時間の演目、午後2時開演で、終了が午後7時50分を過ぎていた(途中、50分、45分の休憩が計2回あり)。  舞台神聖祝祭劇(Bühnenweihfestspiel)とは、“舞台の形を取った神聖なお祭りの劇“ということだ。韓国・安東で上演される仮面劇を想起する。平成6年5月12日(木)にライン・オペラで観劇しているが、この時、途中の幕後では拍手を聞いたことはなく、そういった雰囲気かと思っていた(その時... ...続きを見る

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2014/10/12 00:30
ドイツ語の壁 PKWとLKW
ドイツ語の壁 PKWとLKW   PKWとLKWとは乗用車(Personenkraftwagen)と貨物自動車(Lastkraftwagen)のことだが、ドイツの道路料金導入のニュースを日本語で聞くと、その違いがさっぱりわからない。それもそのはず、日本にはPKWとLKWの区別がないのだ。その証拠に、ウィキペディアでPKWの日本語に相当するページを見ると、それは自動車となってしまうのである。営業用貨物と自家用貨物を区分している日本では、LKW-Mautというと訳がわからないものになってしまう。これは、営業用、自家用を問わず... ...続きを見る

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2014/09/06 23:55
日本の和紙が貴重な図書の修復に貢献した
日本の和紙が貴重な図書の修復に貢献した ドイツ・ワイマールのアンナ・アマーリア大公妃図書館(Herzogin Anna Amalia Bibliothek)は2004年の火災で蔵書にも大きな損傷を受けたが、このたび、蔵書の修復が完了したという。ZDFニュースによると、図書の修復で活躍したのが日本の和紙、日本のニュースでは取り上げられていないが、それをうかがわせる記事もネットの中には散見する。  それによると、和紙は高知産のものらしい。http://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2014030400110... ...続きを見る

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2014/09/03 22:34
バッハ、リューベックに行く
バッハ、リューベックに行く 旧東独地域を出ることのなかったJ.S.バッハだが、唯一の例外がリューベック。20歳の時に、リューベックの聖マリア教会のオルガニスト、ブクステフーデが演奏するオルガンに魅せられて、この地にやってきたのだという。4週間、ほぼ1ヶ月の休暇は、16週間、ほぼ3ヶ月に及ぶ。ブクステフーデからは後継者にと呼びかけられたのだから、たいしたもの。しかし年上の娘との結婚が条件だった。  マリエン教会は、商工業者達の教会である。ヤコブ教会は船乗り、ペトリ教会は漁業者の教会だ。カトリックの聖堂もある。他... ...続きを見る

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2014/08/12 23:02
キールの夏
キールの夏  ドイツ最北端のシュレスヴィッヒホルシュタイン州の州都はキールである。人口はさほど多くない。北海とバルト海を結ぶキール運河があり、重要な港湾、そしてむしろ軍港だった、Uボートと言えばこの都市であった。    第二次世界大戦で大きな被害を受けて、文化遺産は少ないが、それでも、北ドイツの町として、雰囲気がある。一方、船員の町らしく、いかがわしいところもあるようだ。 ...続きを見る

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2014/07/26 17:24
新国立劇場『アラベッラ』二人のドイツ人ソリストのバランスの良さ
新国立劇場『アラベッラ』二人のドイツ人ソリストのバランスの良さ  5月25日(日)は、新国立劇場で『アラベッラ』を観た。フィリップ・アルローの演出になってから2回目の『アラベッラ』である。前回はプレミエであり、どこかぎこちなかったが、今回は2日目、スタッフも慣れて、ゆとりを感じる。 http://steintogil.at.webry.info/201010/article_1.html  森英恵さんデザインの衣裳は華やかで素晴らしいし、妻屋秀和さんや竹本節子さんといったベテランも健在、今回のフィアッカミッリは安井陽子が演じて見事なコロラトゥーラを聴かせ... ...続きを見る

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2014/05/25 23:30
東山魁夷の『道』の原点 八戸 種差海岸
東山魁夷の『道』の原点 八戸 種差海岸 東山魁夷のすべて (生誕100年東山魁夷展 記念公式DVD)株式会社日経映像 2008-03-21 Amazonアソシエイト by ...続きを見る

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2014/05/19 21:40
ヴォツェック(新国立劇場) 絶望のシュプレヒゲザング(Sprechgesang)の魅力
ヴォツェック(新国立劇場) 絶望のシュプレヒゲザング(Sprechgesang)の魅力  新国立劇場のオペラ公演4月13日(日)午後2時〜3時35分の『ヴォツェック』(アルバン・ベルク)を観た。バイエルン州立歌劇場との共同制作は前回と同じ。(http://steintogil.at.webry.info/200911/article_3.html)シュプレヒゲザング(Sprechgesang)というのか、シュプレヒシュテメ(Sprechstimme)というのか、ドイツ語の響きを楽しむという作品でもある。  今回の公演プログラムでは片山杜秀氏が”『ヴォツェック』と『春の祭典』と『月... ...続きを見る

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2014/04/14 23:09
日本のオペラファンに新タイプのドラマを提示『死の都』(コルンゴルド)(新国立劇場公演)
日本のオペラファンに新タイプのドラマを提示『死の都』(コルンゴルド)(新国立劇場公演)   新国立劇場の3月21日(金)14時〜17時23分のオペラ『死の都』を観た。   第1幕が終わり休憩で立ち上がったときのこと、第1幕最後の打楽器を交えた賑やかな音楽について語り合っている男女がいた。あれはブルッヘの街の喧騒だよね、ブルッヘ、そうだ、このオペラの舞台がブルージュであることは、オペラを観る当日に気がついた。日本の観光案内ではブルージュ(フランス語)として知られる都市は、現地語(フラマン語=オランダ語)ではブルッヘ、オペラの中のドイツ語でもそれに近い発音だ。    原題がDie ... ...続きを見る

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2014/03/21 23:19
新国立劇場「フィガロの結婚」なんといってもスザンナ役の久嶋香奈枝
新国立劇場「フィガロの結婚」なんといってもスザンナ役の久嶋香奈枝  2013年10月23日午後6時半〜9時45分の新国立劇場『フィガロの結婚』を鑑賞。このオペラの真の主役は誰か、そんな問いかけをしながら鑑賞するのも面白い。モーツァルトの歌劇の多くは大掛かりな舞台装置は不要なので、奇を衒った演出もあまり見かけない。今回の演出は、2003年(この年は観ていない)、2005年、2007年、2010年に引き続き、アンドレアス・ホモキ、『西部の娘』の演出ではブーイングもあったが、フィガロでは立体やや斜面の舞台は、好感を得ているのだろう。(段ボールは使っている) と... ...続きを見る

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2013/10/24 01:05
ツェレの街並み ヴェーザー河畔の職人がやってきた
ツェレの街並み ヴェーザー河畔の職人がやってきた     ツェレは戦禍を免れた町。木骨組建築(Fachwerkhaus)はヴェーザー河畔のいわばメルヘン街道の都市(アルスフェルト、ハン・ミュンデンなど)でも観ることができる。ツェレで特徴的なのは、屋根に増築された出窓のある張り出し部と、側面が段状になり上層に行くほど前面にせり出している切り妻、この街並みが大きく広がっているということなのだろう。職人はヴェーザー河畔から来たようだ。 ...続きを見る

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2013/09/22 22:02
ツェレ城で偲ぶ三人の偉大な女性たち
ツェレ城で偲ぶ三人の偉大な女性たち  リューネブルク侯爵の居城として栄えた都市。北ドイツの真珠と呼ばれる木組みの街並みを誇る。リューネブルクの塩の富がここまで及んだ。リューネブルクの城が使えなくなり、この城を居城としたのだ。(リューネブルクで市民の力が強くなり追い出されたのだという)  ツェレ中央駅からはバスで市街地に向かう。城の前で降りて中心市街地を散歩する。城の中はガイドツアーで見学する。ただし、解説はドイツ語のみ。  この城は必見である。三人の偉大な女性drei große Frauen von Celleの... ...続きを見る

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2013/09/22 14:50
キールという港町
キールという港町 キールを初めて訪れた。シュレスヴィッヒ・ホルシュタイン州の州都、バルト海につながり、キール運河を通じて北海にもつながる港町である。 ...続きを見る

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2013/09/19 23:32
20年ぶりのリューベック
20年ぶりのリューベック    ハンザ都市リューベックを20年ぶりに訪れた。駅からまっすぐ伸びる道、中心市街地への入り口がホルステン門である。    トーマス・マンの小説「トニオ・クレーガー」を読んだのは学生時代のこと、冬の貧弱な太陽で、いささか暗いイメージのあった町である。中州がそっくり、市街地となっている。明らかに計画的に作られた町である。海から少し内陸に入っており、冬の波浪を避けることから皇帝が目を付け、当時、住んでいた漁民たちを移住させて港町をつくったのだという。 ...続きを見る

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2013/09/03 23:21
久々の生モーツァルト 合唱団ノヴァ・ヴォーツェ第4回演奏会『レクイエム(モーツァルト)』
久々の生モーツァルト 合唱団ノヴァ・ヴォーツェ第4回演奏会『レクイエム(モーツァルト)』  7月5日(金)19時〜の合唱団ノヴァ・ヴォーツェ第4回演奏会は、みなとみらいホール(大ホール)。  ソリストは、藤崎美苗(ソプラノ)、青木洋也(アルト)、志田雄啓(テノール)、篠部信宏(バス) そのほか、オルガンは浅井美紀、管弦楽はオーケストラ・シンポシオン。  生のレクイエムはなかなかの迫力。 ...続きを見る

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2013/07/07 22:04
キャンプ場で楽しむ新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」
キャンプ場で楽しむ新国立劇場「コジ・ファン・トゥッテ」  6月15日(土)は、2週間を置いて、再び新国立劇場、今回の演目は、モーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」。このオペラ、小さな劇場でも演じることができ、初めて観たのは、デュッセルドルフの行政管区の庁舎の中の講堂。州政府が外国人を含め関係者を招待したもの。隣にいた同僚の妻によると、音大の卒業演奏でドラベッラを演じたという。また別の友人の妻によると、旧東独のイェナだったかハレだったかに留学していた時に、よく観たという。これも旧東独の小さな劇場でも演じることが可能だからだ。   パートナーが行けな... ...続きを見る

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2013/06/23 11:12
モダンの魅力『ヴォイツェック』(世田谷PTシアタートラム)
モダンの魅力『ヴォイツェック』(世田谷PTシアタートラム)   5月2日(木)午後7時〜8時15分世田谷パブリックシアター(ポストトーク〜8時45分)で『ヴォイツェック』を観た。オペラの『ヴォツェック』を鑑賞したことはあるが、演劇は初めて。しかも、演ずるのは韓国の劇団S.M.L.(サダリ・ムーブメント・ラボラトリー)で韓国語上演。  葛藤の心理劇、凄惨な悲劇だが、どのように展開していくのか、料理していくのかが見もの、椅子を使い、表現豊かなパフォーマンスをふんだんに織り込み、それにピアソラの音楽、はっきりしたハングンマルに時折、イルボンマルを混ぜ合わせる... ...続きを見る

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2013/05/03 20:57
新国立劇場『魔笛』初日 オール日本人キャスト、パパゲーノの萩原潤が光る、総じてバランスも良く
新国立劇場『魔笛』初日 オール日本人キャスト、パパゲーノの萩原潤が光る、総じてバランスも良く    4月14日(日)午後2時〜5時5分の新国立劇場の歌劇公演『魔笛』、新国立劇場といえば、日本人作品以外は外国人ソリストがメインを占めるのが通例となっていたが、今回は、オール日本人キャストによる公演である。    『魔笛』は、子供でも楽しめることを想定してか、価格も比較的低めに設定されている。日本人ソリストも演じることが多い演目ということで、人材が揃ったということだろう。    本日は初日なので、最初は堅さがあったことは否めないだろう。拍手も控えめ。しかし、ソリストたちも徐々に慣れてきたの... ...続きを見る

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2013/04/14 21:05
しばらく見納めのワーグナー 新国立劇場「タンホイザー」
しばらく見納めのワーグナー 新国立劇場「タンホイザー」  今年初めてのオペラ鑑賞は、新国立劇場の「タンホイザー」だ。2月2日(土)14時〜18時15分(うち25分間の休憩2回)で、演出は前回の2007年の時と同じ。私が観たのは、2007年10月21日(日)の公演で、リカルダ・メルベートがエリザベートを演じていた。http://steintogil.at.webry.info/200710/article_2.html   さて、今回はというと、この演目3回目で全体を通じて堪能した。東京交響楽団の演奏、新国立劇場合唱団の合唱には満足した。 ... ...続きを見る

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2013/02/03 20:17
南は記録的な暖冬、北は厳寒のドイツ
南は記録的な暖冬、北は厳寒のドイツ 今年のドイツの冬は、北は厳寒、南は春なのだという。クリスマスイヴのミュンヘンはなんと摂氏20度。半袖で日光浴をしている姿がテレビに映し出されている。赤ワインの熱燗、グリューワインの人気はいまいち、しかしクリスマス市場ではやはりこれがなくては・・・。 クリスマスイヴの午前中は忙しい。午後になると、店は閉店してしまう。そこで、買い物をしていない人たちはプレゼントを探しにデパートやスーパー、専門店に押しかける。 ...続きを見る

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2012/12/25 23:53
子供もびっくり チョコレートの中のおもちゃたち
子供もびっくり チョコレートの中のおもちゃたち   グリコのオマケと言えば、子供の頃からの楽しみで、キャラメルは今も販売されているようだが、最近は話題にすることさえない。    一方、ドイツに旅行する度に購入するのが、卵形チョコレートのキンダーユーバーラシュング(Kinderüberrasschung)だ。 イースターエッグからヒントを得たデザインなのだろう。子供に買ってあげると喜んだ。実は親も楽しみにしていた。 ...続きを見る

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2012/11/13 22:29
クラウス・フロリアン・フォークトに拍手 素晴らしい舞台 新国立劇場『ローエングリン』
クラウス・フロリアン・フォークトに拍手 素晴らしい舞台 新国立劇場『ローエングリン』   新国立劇場で、6月10日(日)午後2時〜7時(うち40分の休憩2回)の『ローエングリン』を鑑賞した。私にとって、18年ぶりの演目、初回は、ベルリン国立歌劇場、前回は、デュッセルドルフのライン歌劇場(1994年)で、タイトルロールはルネ・コロだった。   今回の新国立劇場は、タイトルロールにクラウス・フロリアン・フォークトを起用。2006年のバーデン・バーデン祝祭劇場、2011年のバイロイト音楽祭でも、ローエングリンを演じており、今回の目玉である。どちらの公演もテレビ録画で観ているもの。 ... ...続きを見る

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2012/06/10 23:43
恒例の日比谷オクトーバーフェストステージ 春の楽しいイベント
恒例の日比谷オクトーバーフェストステージ 春の楽しいイベント   5月18日〜27日の日程で、日比谷公園を会場にオクトーバーフェストが開催されていた。今年はお台場から始まり、日比谷の次は仙台、そして豊洲、神戸、長崎と巡回するらしい。  広い野外会場でテントの下で生ビールとソーセージを楽しむ。音楽演奏と踊りのイベントあり、というもの。ビールは少々高めであるが、雰囲気を楽しむにはいいだろう。  ミュンヘンオクトーバーフェスト公式醸造所のビールなるものを飲む500mlで1,500円、ドゥンケルとヴァイスをそれぞれ、そしてソーセージは白ソーセージだろう。  ... ...続きを見る

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2012/05/28 21:07
カフカの魅力をたっぷりに表現するシアタートラム『カフカの猿(「ある学会報告」より)』
カフカの魅力をたっぷりに表現するシアタートラム『カフカの猿(「ある学会報告」より)』     5月3日(木)(午後2時05分〜3時04分)、世田谷パブリックシアター・シアタートラムにおける『カフカの猿(「ある学会報告【Ein Bericht für eine Akademie】」より)』の公演を鑑賞した。英国の女優、キャサリン・ハンターによる一人芝居である。     満席で10数名の立ち見あり。作家の池内紀氏によるポストトーク(3時15分頃〜3時54分)があったが、95%以上の観衆が参加した。    英語劇としての翻案は英国の脚本家コリン・ティーバン、演出は、ウォル... ...続きを見る

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2012/05/03 21:22
小石川植物園の中をドイツの公園散歩のように歩く メンデルの葡萄の木
小石川植物園の中をドイツの公園散歩のように歩く メンデルの葡萄の木    小石川植物園の中を歩く。ゴールデンウィーク中の日曜日でも人は少ないので、まるでドイツの都市の公園の中を散歩しているようにゆったりとした時間を過ごせる。    正式には、東京大学大学院理学系研究科附属の植物園、古くは、江戸幕府の薬草園であったところ。  入場券は、手前にあるお店で買う。割引なしの330円。 ...続きを見る

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2012/04/30 17:08
ドイツ語学習法 Heute 100secの効用
ドイツ語学習法 Heute 100secの効用    インターネットやBS放送のおかげでドイツ語教材にはことを欠かない。普段のニュースはBS放送を録画して見ている(日本語で聴くこともできるので、確認には便利)が、時間がないときに便利なのは、ドイツZDFのニュース《Heute 100sec》である。ニュースを100秒間に要約して伝えるもので、なかなかわかりやすい。最後に天気予報が付いているし、重要なサッカーの試合結果もポイントは分かる。    国会議員のプロフィールを伝えるサイトもある。政治家の業績は常に細かく評価されるのである。人気キャスタ... ...続きを見る

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2012/04/15 19:13
カフカの地点と “Pfadabhaengigkeit”
カフカの地点と “Pfadabhaengigkeit”   「ある地点からはもうもどることができない。しかし、この地点に到達することはできる。」(フランツ・カフカ 「実存と人生」辻瑆・編訳)    ドイツ語の文献の中に “Pfadabhängigkeit” という単語が出てきた。独和辞典の中にはない。インターネットで調べると、英語で “path dependence” という単語に行き着いた。“経路依存性”ということだが、現在及び将来の意思決定は過去の行動に制約されている、経済現象も過去の経済現象に依存しているといったことら... ...続きを見る

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2012/04/11 21:54
フランツ・カフカの日記 スペースシャトルの軌道とほんとうの道
フランツ・カフカの日記 スペースシャトルの軌道とほんとうの道    その歴史的使命を終えたスペースシャトル。宇宙で偉大なる仕事をしたということで、高い上空を飛んでいたような印象があるのだが、運用高度は、190キロメートルから960キロメートルのいわば低軌道、一方、静止衛星は、3万6千キロメートルの高軌道にあることからいうと、ごくごく低いところを飛んでいたにすぎない。(これは、1000キロメートルを超えるとバンアレン帯の恩恵に与らないので人が乗る宇宙船は放射線の影響を避けるためであり、静止衛星は、その高度であれば、地球を一周する時間が地球の自転と同じ24時間... ...続きを見る

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2012/03/25 21:31
ノルトライン・ヴェストファーレン州議会の解散のドラマ
ノルトライン・ヴェストファーレン州議会の解散のドラマ ノルトライン・ヴェストファーレン州の議会が解散した。60日以内に選挙が行われるので、5月6日か13日と見込まれている。ノルトライン・ヴェストファーレン州では、2年前の選挙で与野党の勢力が拮抗し、社会民主党・緑の党の少数与党政権が誕生した。キリスト教民主同盟、自由民主党の右派勢力の一方で左派党の存在があったからである。そして、赤・緑政権は、教育・福祉政策を推進する。これは財政支出を伴う。そして新たな借金につながる。その政策を盛り込んだ予算が州議会で否決されたのである。   世論調査によ... ...続きを見る

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2012/03/17 10:35
『さまよえるオランダ人』と『飛ぶ教室』
『さまよえるオランダ人』と『飛ぶ教室』 オランダ人というと、ドイツでしばしば耳にするのは、ドイツ人が運転する自動車に同乗するときである。「Holländer(ホレンダー)!!」、路地から道に忽然と現れたり、方向指示もしないでいきなり路線変更したりする車を見掛けると、ドイツ人がついつい発してしまう言葉。オランダでは、交通ルールがドイツほど厳しくないようだ。事前に周囲に知らせるというドイツのカルチュアには染まっていない人たちのことなのである。ちなみにドイツではオランダのことはネーデルランド(Niederlande)、... ...続きを見る

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2012/03/11 19:10
新国立劇場『さまよえるオランダ人』エフゲニー・ニキティンのオランダ人と合唱団に拍手
新国立劇場『さまよえるオランダ人』エフゲニー・ニキティンのオランダ人と合唱団に拍手   新国立劇場で、3月11日、14時〜17時(うち休憩25分)の『さまよえるオランダ人』を鑑賞した。ワーグナーの比較的初期の作品だが、その後のオペラの要素がいっぱいに詰まっていること、豊かな序曲、その後の作品でも見られないような合唱の多用、オランダ人の登場の場面にうかがえるような演劇的要素など、その魅力はたっぷりだ。演出は、2007年に引き続きマティアス・フォン・シュテークマンで、オーソドックスながらもダイナミックなもの。    今回の上演では、事前のトークにおける演出家の紹介のとおり、... ...続きを見る

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2012/03/11 18:38
大学の9月入学 秋入学反対も多いようだが ドイツとの比較で考えてみる
大学の9月入学 秋入学反対も多いようだが ドイツとの比較で考えてみる 最近、大学の秋入学が話題となっている。おおむね好意的と思われる意見も多いが、マスコミは慎重意見も伝えている。就職時期、高校との関係、試験から入学までの過ごし方など。 しかし、日本のマスコミは知っていないのか、知っていてもシラを切っているのか、日本の就職時期の慣行が世界的に見て稀であることを伝えていない。一斉に春就職という慣行は世界的に珍しい。世界的には空きがあればということで、就職時期はバラバラ。 大学卒業が原則4年でというのも珍しいのかもしれない。インターンシップ... ...続きを見る

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2012/03/07 22:19
ドイツでも都市居住に変化の波
  ドイツのZDFの報道によると、今後5年間で40万戸の住宅が不足する。とりわけ、低家賃の住宅は不足する見込みで、建築予定の住宅の80%は高家賃という見込みだという。   ベルリンでは、家賃の高騰で、多くの住民がベルリン郊外に追いやられている。ベルリンは都心部の再開発を推進しており、その傾向が強まっているという。ベルリンには、外国人が多く居住する地域がある。ZDFでは、ノイケルン地区に住む外国人居住者たちに質問を投げかけていた。 ...続きを見る

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2012/03/02 23:08
オペラ『さまよえるオランダ人』トーク・セッションにて
2月27日夜、新国立劇場で演出家の“マティアス・フォン・シュテークマン”氏と衣裳デザイナーの“ひびのこづえ”さんによるトーク・セッションがあった。オペラの解説も含めて演出の妙味、衣裳のポイントなどを紹介するもの。18時30分から20時少し過ぎまでの時間であるが、なかなか聞き応えがあった。  「さまよえるオランダ人」は、発表当時はかなり野心的な作品であった。初演は、ドレスデンのザクセン宮廷劇場。リエンツィが好評を博したのに比べ、この作品は訝しげに思われたようだ。なにしろ、従来は、主人公は... ...続きを見る

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2012/02/28 21:20
ドイツの屋台のスナック カレーブルスト(Currywurst)
   カレーブルスト(Currywurst)と呼ばれるスナックがある。第二次世界大戦後にベルリンで生まれとされ、屋台で売られているが、レストランでも食べることができる。焼いたソーセージであるブラートブルストにカレー粉とケチャップをまぶしただけのもの。ポンフリやブロートヒェンがついてくる。日本でもイベント会場でよく見掛ける。    しかし、日本のカレー食品のようなカレーの香りはなく、むしろ香辛料をつけたソーセージの味を楽しむもの。そのためには、なんといっても、ドイツで製造した中身のしっかりしたソ... ...続きを見る

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2012/02/25 23:18
ローゼンモンタークの次は年金支給開始年齢引き上げ
2月20日(月)はRosen Montag(バラの月曜日)。ライン地方を中心にドイツでもカーニバルの行列が繰り広げられた。出し物の中心は政治家の風刺。メルケル首相や退任する大統領のハリボテが目立つ。寒いヨーロッパだから、カーニバルに込める市民たちの思いも格別であろう。   さて、どこの国でも大きな政治課題は、社会保障と雇用。早期の年金は昨日のこと、高齢者はさらに長い間、働かなければならない。ドイツ政府の発表によると、60から64歳で働いている人の割合は、この10年間で2倍になったという... ...続きを見る

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2012/02/22 23:57
ライン地方の女の木曜日
   ドイツではカーニヴァルが始まっている。2月16日(木)は、女のカーニヴァルと呼ばれる「Altweiber Fastnacht」で、昼前から女性が街に繰り出し騒ぎ出す、いわば女の無礼講。ドイツの公共放送も、その様子を伝えている。カーニヴァルの伝統があるのは、ライン地方で、女のカーニヴァルは、ケルンやデュッセルドルフあたりの行事だ。    この日は、男性陣は、特にネクタイに要注意である。街を練り歩く女性たちは鋏を手にしており、通行人のネクタイを根元から切り落としてしまうのである。    ケ... ...続きを見る

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2012/02/17 22:56
ドイツの若者にとって、「喫煙は格好良くなくお金もかかる」
   ドイツのZDF(2012年2月10日夜のHeute)で報じられていたが、近年、ドイツの若者の喫煙率は大幅に低下しているという。2001年には28%だった12歳から17歳までの喫煙率は、2010年には12.9%となった。そして喫煙したことのない若者の割合も倍近くになった。        「喫煙は格好良くなくお金もかかる」ということのようだ。たばこ税が引き上げられ、煙草の価格は大幅に上昇した。健康問題も若者の意識を高めた。しかし、日本と比べると、本来、喫煙してはいけない国とそうではない国... ...続きを見る

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2012/02/12 23:43
ドイツの公共放送ZDFがドラマ『津波 その後の人生』を放映
2012年2月5日にドイツの公共放送ZDFで放送されたドラマがある。「津波 その後の人生」("Tsunami - Das Leben danach")だ。 (http://www.zdf.de/ZDFmediathek/beitrag/video/1560464/Die-Doku-Tsunami---das-Leben-danach#/beitrag/video/1560464/Die-Doku-Tsunami---das-Leben-danach)    2004年12月にスマトラ... ...続きを見る

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2012/02/06 22:01
今年は7年に一度の樽屋のダンス
   ドイツには『樽屋のダンスSchäfflertanz』というイベントがある。ミュンヘンの新市庁舎のからくり時計で演じられる光景といえば、そうかという人も多いだろう。ペストの時代、その終わりを告げるために樽屋が踊り出したのが始まりだという。ミュンヘンからバイエルン各地に広まった。 ...続きを見る

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2012/02/01 23:24
植田実の『真夜中の庭』とドレスデンの心臓
   NHKの週刊ブックレビューで紹介されていた『真夜中の庭』(植田実)を読むとなかなか面白い。その中に「ドレスデンの心臓」がある。エーリッヒ・ケストナーの「エーミールと探偵たち」をテーマとした作品だ。ヨーロッパの         東半分の都市・町村をまわっていて異様な感銘を受けた都市がドレスデンだったという。数本の欠けた塔が見えた。それは都市のはかないシルエット、空爆で廃墟となった町だった。 植田実氏が最初にドレスデンを訪れたときの、廃墟のドームの中にあった聖人や天使のたちの像が彼にとって... ...続きを見る

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2012/01/22 00:22
NHKの語学講座の最近の傾向を嘆き、カセットテープのデジタル化、そしてケストナーへ
NHKの語学講座を聴いている。英語の番組では、杉田敏先生の『ビジネス英会話』が「やさしいビジネス英語」の時代からであり、何回か中断はあったが、長い期間のリスナーだ。 その他の言語では、ドイツ語講座、フランス語講座、イタリア語講座、ハングル講座、中国語講座を少しずつかじっている。フランス語、イタリア語に関しては、楽しみで聴いているリスナーが多いのか、力が入っている。 ...続きを見る

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2012/01/06 23:18
ベルリン大聖堂がある街並み
    BSテレビでヨーロッパの旅行特集を放送している。ある時、ベルリン大聖堂のシーンが流れた。ウンターデンリンデンの尽きるところ、博物館島の入り口にある。        東ベルリンにあったので、以前は観光客になじみが薄かった。しかし、プロイセン王家にちなむ重要な施設であり、東ベルリン地区において、プロイセン時代の王宮が現存しない今においては、プロイセンの栄華をしのぶ数少ない場所である。(西ベルリンには、シャルロッテンブルク宮殿があるのだが) 歴代王・皇帝の墓所でもある。      ... ...続きを見る

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2012/01/04 21:16
昼下がりの日曜喫茶室 楽しい そして戦慄
   12月18日(日)、NHKFMの日曜喫茶室を聴いた。一年を振り返ってということで、常連客の人たちがこぞって参加する楽しいひとときであった。日曜日の昼下がりに、音楽を交えての語らいをソファで聴くのは楽しい。    今年の話題は、どうしても東日本大震災となる。天災と人災、防災と原子力、話題が繰り広げる中で、日本の報道について議論が及ぶ。ここで気がかりなのは、外国のメディアのほうがきちんとした報道をしていたことだという。日本では情報が公開されなかったのか、報道のほうに国民を混乱させないようにと... ...続きを見る

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2011/12/18 20:40
理想のフリードリッヒシュトラーセ
       フランツ・カフカとお互いの作品を批評し合う仲であったユダヤ系ドイツ人作家・ジャーナリストがクルト・トゥホルスキーであった。    ベルリン生まれの彼は、「理想」という詩を遺している。 ...続きを見る

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2011/12/13 21:41
忘れかけられていた日本人論
   クルト・ジンガーは、戦前に東大や二高で教鞭をとったドイツの哲学者・経済学者である。その著作に『Mirror Sword & Jewel』(独訳「Spiegel, Schwert und Edelstein」、邦訳「三種の神器」)がある。ハンブルグ大学教授から転じた人だが、ユダヤ人であったため、ナチ政権奪取後は、東大を追われ、仙台で職を得たものの、最後はオーストラリアに脱出し、そこでは最初は敵国人として収容されていたという悲しい経歴を辿っている。    戦後、シドニー大学教... ...続きを見る

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2011/12/07 23:40
カフカが期待する善意の普通の人
   マックス・ウェーバーの官僚制を取り上げた書籍は多いが、カフカを並べて取り上げたものは珍しい。野口雅弘著「官僚制批判の論理と心理」なのだが、カフカの『審判』は、不当な逮捕に反対し、官僚制的なシステムに戦いをいどんだものの、そのなかで消耗し、次第に無力化され、破滅する個人の物語をリアルに描いている(p.122)とし、カリスマの消失を見事にとりあげていると解釈するのである。    確かに、カフカの小説の中で登場する官僚たちには血も涙もない。逮捕された後に、街に裁判所の手がかりを探しに出掛けたヨ... ...続きを見る

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2011/12/06 23:56
ZDFのニュースで首相のユーチューブ・インタビューをとりあげる
11月19日日本時間早朝のZDFのニュースである。   アンゲラ・メルケル首相はユーチューブで国民からの質問に答えている。しかし、あらかじめ、選択された質問に対するもの。これに対して、市民の声に直接、答えて欲しいという若い女性の意見をとりあげる。 また、アナウンサーのインタビュー形式だ。これに対し、米国のオバマ大統領は、インタビューだが、関係者からの直接のもの。    質問を立て(Frage stellen)対話で議論していくというドイツ文化の伝統からすれば、現代の政治は物足りないのか... ...続きを見る

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2011/11/19 14:57
テレビに登場したドイツの前・首相
   1998年から2005年までドイツの首相を務めたゲアハルト・シュレーダー氏(SPD)をテレビ番組(ZDF)で見掛けた。ロシアの天然ガスをバルト海経由でドイツに運ぶプロジェクトが完成、その事業を担当するNORD Stream AGの監査役会議長としてインタビューに応じていたのだ。以前には弁護士として活動していたこともある同氏であるが、ドイツの経済界は、引退した政治家を重要なポストで迎え入れている。    また、ヨーロッパの政治家は、欧州連合で活躍することもある。欧州議会は、その格好のポスト... ...続きを見る

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2011/11/15 21:25
読み聞かせと電子出版
  NHKの朝のBSニュース(ZDF)で、ドイツの子どもへの読み聞かせについて報道していました。読み聞かせを推進する財団の発表をうけてです。    電子出版についてのニュースが多く報じられる中で、読み聞かせをすると、子供は、インターネットにも関心を持つということかと思いましたが、そうしたこみいったものではなかったようです。  読み聞かせをしている子どもは、本に関心を持つだけでなく、活動が活発になり、スポーツにも熱心になるというもの。 ...続きを見る

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2011/11/08 22:19
ブルーレイとウォークマンで朝のBSニュースを利用し語学学習
   英語を聞き流すだけで上達する・・・となれば、ハッピーだが、その効果や如何に?しかし、そういう面があるのも否めない。外国に滞在していると、その国の言葉を絶えずシャワーのように浴びている。いつの間にか、身体にその言葉が染みついているというのも事実なのだ。     SONY ウォークマン Aシリーズ <メモリータイプ> 64GB ブラック NW-A867/Bソニー 2011-10-08 Amazonアソシエイト by 64GB ブラック NW-A867/B の詳しい情報を見る ... ...続きを見る

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2011/10/25 23:20
東京港区でドイツフェスティバル 北川桜さんのヨーデルに拍手
   10月23日(日)、東京・港区麻布の有栖川宮記念公園でドイツフェスティバルが開催されていた。今年は、日独友好150周年、日独修好通商条約が締結されてから150年になるというのである。この近くには、ドイツ大使館がある。   ビールとソーセージは大人気で、公園の下まで長い列、三時間待ちだとか。友好交流を進める地方自治体のブースもあった。ニーダーザクセン州、徳島県などである。    ドイツの現大統領はニーダーザクセン州の出身、就任前には州首相であった。ここは、フォルクスワーゲンの本拠地もあり... ...続きを見る

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2011/10/23 18:04
朱色の甍の波を鳥瞰  エルベのフィレンツェ
  2005年に再建されたフラウエン教会の塔に登って市街地を鳥瞰してみた。20年前に瓦礫が転がり、一方で城の修復工事を行っていた都市は、中心市街地に限って言えば、すっかり復興した。 朱色の屋根の街並みを初めて観た想いだ。この都市はエルベのフィレンツェと呼ばれていたのだ。      フラウエン教会でコンサートがあった。バッハの「カンタータ第82番Ich habe genug」、そしてタヴナーの「奇蹟のヴェール」である。モーリッツブルク音楽祭のメンバーが演奏する。心地よい響きだ。 (ht... ...続きを見る

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2011/10/19 22:31
ツヴィンガー宮殿の鐘
  ドイツ・ドレスデンのツヴィンガー宮殿には鐘がある。その柔らかな音色、磁器でできているのだ。 ザクセン選定侯はその領地内の鉱山開発に熱心だった。得られた収益を生かして磁器の開発にも取り組んだ。マイセンの城の中で錬金術師を幽閉して生み出した磁器、今は世界に誇るマイセン磁器である。     その巨大な富は、美術品収集にも向けられる。ラファエロの「システィーナのマドンナ(サンシストの聖母)」をはじめ、ティツィアーノ、ルーベンス、レンブラント、フェルメール、ルーカス・クラナッハなど、膨大... ...続きを見る

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2011/10/08 13:34
作家と朗読 夏目漱石 そしてカフカの朗読の舞台
  8月28日のNHKFM日曜喫茶室は、「寄り添う言葉を探し続けて」というもの。ゲストは、林望氏と中村明氏で、番組の中で明治の文豪を比較していた。   耳で聞く夏目漱石と眼で読む森鴎外、それは、落語好きの漱石と漢籍に通じていた鴎外というところから来たのかもしれない。鴎外は漢字表記にこだわり、編集者の手を入れることを許さなかったそうだが、その作品の朗読を聞くのははなはだしんどい。一方の漱石の作品は、朗読となると実に活き活きしてくる。 また、映画にすると面白くない漱石の「坊っちゃん」だが、キヨ... ...続きを見る

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2011/09/02 21:01
ベルリンのもう一つの世界遺産Grossiedlung Britz Hufeisensiedlung
 ベルリンの世界遺産には、2008年に登録された「モダニズム集合住宅群」がある。その中の一つ、『ブリッツ集合住宅(Grossiedlung Britz) 通称 蹄鉄型住棟(Hufeisensiedlung)』は、地下鉄U7のBlaschkoallee駅で下車するとすぐだ。旧東ベルリンの地域である。  ブルーノ・タウトが手がけた三番目の大規模な集合住宅である。真ん中には、池がある。その周りを蹄鉄型のように青壁の住棟が取り囲む。緑の大きな空間が広がる。中央の庭園は、まだ工事中だ。とてつもなく巨... ...続きを見る

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2011/08/26 22:13
シャルロッテンブルク宮殿のフリードッリッヒ大王のコンサート室にはヴァトーの絵画がある
  フリードリッヒ二世の第二の住まいであったという翼の東側にある部屋には、フランスの画家ヴァトーの「ジェルサンの看板Firmenschild des Kunsthändlers Gersaint」がある。フリードリッヒ大王が1745年、このコンサート室Konzertzimmer用に獲得したものなのだ。   ...続きを見る

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2011/08/25 23:32
カフカの審判の舞台のホテルはベルリン
 カフカの審判は、フェリーツェ・バウアーとの婚約の過程の中で執筆されてきたのは疑いもない事実。その時のホテルが、今なおベルリン・クーダムに残っている。アスカーニシャーホフ・ホテルであり、執筆活動との板挟みにあったフランツ・カフカに女性は判決を下した。その法廷の場であった。  なお、当時のアスカーニシャーホフは、ポツダム広場近く、ベルリン・アンハルト駅そばのケーニッヒグレッツ通りにあった。1910年からの営業とあり、1930年に移転したのだろうか?(あるいは別の可能性もある) ...続きを見る

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2011/08/20 21:53
カフカが観た日本の曲芸師
   カフカが活躍した時代は、日露戦争の後、日本の事情も少なからず伝わっていたに違いない。しかし、どれだけの人々が、どれだけの文化を伝えていたのだろう。 カフカは日本の曲芸師のことを知っていた。どのような事情によるものであろう。1910年の日記のことだが、どこでその光景を観たのだろう。   Das können wohl einzelne. z.B.japanische Gaulker, die auf einer Leiter klettern, die nicht auf de... ...続きを見る

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2011/07/23 23:49
象徴的な「愛の死」トリスタンとイゾルデ
2010年12月25日、14時〜19時25分、新国立劇場の今期のワーグナー作品は「トリスタンとイゾルデ」である。言わずとしれた「愛の死」という悲劇。演出、舞台は、奇を衒わず、オーソドックスの中にあって象徴的な意味を精一杯、表現している。  この伝説は、ケルトのもの。プログラムにはケルト研究で知られる鶴岡真弓さん(多摩大学教授)が解説を載せている。鶴岡さんは、10月から12月まで、カルチャーラジオでケルト文化について論じていた。アイルランド、コーンウォールはケルト文化を伝える地域である。... ...続きを見る

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2010/12/26 00:13
掟の門(カフカ)と張良(能楽)
 カフカの作品で「掟の門」(Vor dem gesetz)という短編がある。長編「審判」の中にも挿入されている話である。“Vor dem Gesetz steht ein Türhüter. 掟の門前に門番が立っていた。Zu diesem Türhüter kommt ein Mann vom Lande und bittet um Eintritt nicht gewähren könne. そこへ田舎から一人の男がやって来て、入れて... ...続きを見る

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2010/09/12 23:29
シュトルムが描いた理想の市民
  シュトルムは19世紀の良き時代の市民階級、すなわちビュルガーが都市の政治で最も重要な役割を果たしていた時期の彼らの様子について、愛着を持って描いている。 ドイツでは、業者は、商工業(Gewerk)会所属の人と手工業(Handwerk)会所属の人に分けられる。手工業には、機械、左官、建築などが含まれる。ビュルガーは、中世時代でいうマイスターである。政治の場面に登場すると、終身で名誉職として市政に奉仕した。  『人形つかいのポーレ』の最初の部分において、そのシュトルムの思想が... ...続きを見る

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2010/09/08 21:06
ようやく見つけた「人形つかいのポーレ」の朗読CD
 ようやく紀伊國屋ブックWEBでテオドール・シュトルムの「人形つかいのポーレ」の朗読CD(NAXOS社 ISBN 3-89816-105-6 2001年11月)(http://www.kerssenbrock.org/verena/hoerb/hor.html)を見つけ、購入しました。青少年向けの文学作品とされ、日本では、少女向けの翻訳がちらほらとあるだけのこの作品ですが、本人は本格的な作品として記述し、実際にその価値があるもの。  19世紀末の市民社会に生きる市民たちの生き方、教育の本質、地... ...続きを見る

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2010/08/29 22:02
ミッドタウンのヴルストマルクトで炭酸割りワインを楽しむ
   東京・六本木の東京ミッドタウンでヴルストマルクトというイベントが開催されている。ネット記事で発見し、さっそく行ってみた。日本のゴールデンウィークの気候はドイツの夏にそっくり、そんなに暑いわけでもなく、夕方になると風の涼しさを感じる。カメラのファインダーから覗く光景も、ドイツの公園のイベントだ。   ヴルストマルクトは、ラインラント・プファルツ州のバート・デュルクハイム(Bad Dürkheim)のイベントなのだという(地元では、今年で594回目)。マンハイムの西、カイザースラウ... ...続きを見る

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2010/05/02 14:28
ワーグナーの神々の黄昏は激烈(新国立劇場で)
  平成22年3月21日(日)の新国立劇場『神々の黄昏』を観た。 ...続きを見る

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2010/03/21 23:08
魅力たっぷりのジークフリートを観る(新国立劇場 ダン・エッティンガー指揮の東京フィルハーモニー)
  10年2月14日14時〜20時 『ジークフリート』(新国立劇場)を観た。ワーグナーの楽劇「ニーベルングの指輪」の第2夜のジークフリート。英雄ジークフリートが初めて登場する場面であり、最終夜に向けて、起承転結の転換点となる歌劇である。しかし、ニーベルングの指輪のハイライト版CDの中には、この作品は「森のささやき」くらいしか登場せず、音楽的には、他の三作品と比較して地味な印象は否めない。さらに、作品の成立経緯として、完成までに長い期間を要したことから様々な要素が入り混じっており、統一感がなく評価... ...続きを見る

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2010/02/14 22:28
ケストナーの『飛ぶ教室(Das fliegende Klassenzimmer)』は新訳と映画で読む
  エーリッヒ・ケストナーの作品は、児童文学として定評があり、日本では、「エーミールと探偵たち」、「二人のロッテ」が有名だが、この『飛ぶ教室』も定番の一つである。   今回、NHKアンコールドイツ語講座の放送を聴き、あらためて岩波書店の高橋健二氏の翻訳を読んでみた。そこで少しびっくりした。本当にこういった翻訳で児童は楽しんでいるのだろうか。   といったら失礼に当たるのかもしれないが、まずもって、最初と最後の部分だ。作者の語りで始まり、語りで終わるのだが、場面は、首都ベルリンや南部の保養地ツ... ...続きを見る

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2009/09/06 23:53
もじゃもじゃペーターの中身は奥深い
  『Der Struwwelpeter oder lustige Geschichten und drollige Bilder(もじゃもじゃペーター、あるいは、おもしろい絵のついた愉快なお話)』、ドイツの書店に行けば必ずといって見掛けるこの書物。漫画、子供への教訓、そんな類のものかと思っていたが、その実は、結構、精神科医の分析に基づくきちんとした著述でもあるようだ。   作者のハインリヒ・ホフマンはフランクフルトに生まれ、故郷で精神科医となった。自分の子供へのクリスマスプレゼントとして自分... ...続きを見る

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2009/08/16 00:57
ミュージカル『エリーザベート』の成功の要因はDer Tod(死神)
   週末にミュージカル『Elisabeth(エリーザベート)』のDVDを観た。知り合いが宝塚歌劇の上演を観るために購入していたものを借りたものである。宝塚歌劇の上演ライブとウィーンの上演ライブの2本である。    まずは、宝塚歌劇のDVDを観た。宝塚歌劇の主演は、トート(死神)に水夏希、エリーザベートに白羽ゆり という布陣。宝塚らしい迫力のある仕上がり、水夏希のトート(死神)の迫力たるや十分で、この上演が人気を博している理由がよくわかる。ここでは、エリーザベートよりむしろ死神が主役なのだ。 ... ...続きを見る

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2009/08/10 15:50
マルクスブルク城に立ち寄る理由(ドイツの城あれこれ)
  日本でも、古くは戦争のための山城があり、その後は都市に王侯の居城が築かれたように、ドイツでも戦争のための城と王侯の居城があり、後者については夏の離宮といったものまである。ザクセンのアルブレヒト城やドイツ南西部のホーエンツォレルン城、チューリンゲンのヴァルトブルク城は山の上に築かれており山城だ。    ライン下りで有名なライン川中流域にも多くの古城がある。その多くは中世にライン川を通過する船舶からの交通税の取り立てのために建設されたものであり、フランスとの戦争で多くは取り壊されてしまった。し... ...続きを見る

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2009/07/27 23:24
中高年が読むべき“ナルチスとゴルトムント”
 高橋健二氏の翻訳『知と愛』として知られるヘルマン・ヘッセの“Narziss und Goldmund”。かねてから購入しておいた朗読CD(短縮版)を聞き終えた。この作品、中期の作品といった風に考えていたが、よく見ると、ヘッセ53歳の時に発表されたものである。それまでの青春時代の作品(『車輪の下』など)、40代の内面的自己追求の記録(『デミアン』、『シッダールタ』など)といった一連の作品をもう一度るつぼに入れて鋳出したかの如き作品というのが、高橋健二氏の評価(新潮文庫あとがき)である。彼... ...続きを見る

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2009/07/17 23:51
カフカと聖職者のことの覚書き
聖職者のことをドイツ語でGeistlicheという。ドイツ市民生活におけるキリスト教のウエイトはとても大きいので、この言葉も通常、用いられる言葉として知っていて損はない。 この言葉を自覚したのは、カフカの審判の中の大聖堂の章である。出てくる僧は、教誨師なのだが、聖職者とも表記されており、むしろ、そういった用例の方が多い。   ドイツ人と話していて初めてこの言葉を用いたのはG・Rとであった。Rさんはドイツにある民間博物館の館長であった。そこはRさんのコレクションをもとにつくられ... ...続きを見る

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2009/06/28 21:21
『アンコール・ドイツ語講座U応用編』を愉しみに
  NHKの語学講座、2008年度に大幅な番組改編があり、英語以外の語学については、20分番組・週6日放送から15分番組・週5日放送に短縮された。その代わりというか激変緩和措置というのか、2008年度については、過去の番組をアンコール放送することとなり、それがなぜか2009年度も続いている。   2008年度のアンコール・ドイツ語講座は応用編だけで構成されていたが、2009年度は入門編・応用編の2部構成、私にとってメリットは縮小したが、それでも生のドイツ語を聴けるのはいいので、今年度も応用編だ... ...続きを見る

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2009/06/23 23:16
『掟の問題(Zur Frage der Gesetze)』を読む
カフカの八折りのノートの二冊目に記されてあった小編である。 ‘残念ながらわれわれの掟はあまりよく知られていない。支配者である小さな貴族間の秘密であるからだ。’で始まる奇妙な物語である。  この場合の『掟』に相当するドイツ語は『das Gesetz』、相当する日本語は、“法、法規範、法律、法令、法規;(一般に)おきて;(聖書・ユダヤ教)律法、トーラー”(小学館「独和大辞典」)と広義なのである。  ハプスブルクのオーストリア帝国が崩壊に瀕し、貴族社会が終末にさしかかり、ブルジョア社会... ...続きを見る

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2009/06/12 21:58
シュトルムの文学を毛沢東が好んだのは政治家のリアルな切実感?
  ドイツの作家・詩人として日本でも知られてきた存在として19世紀に北ドイツで活躍したテーオドーア・シュトルムがいる。翻訳も岩波文庫などでいくつかの作品を読むことができる。   1989年には、没後100年を記念して日本シュトルム協会がシュトルム文学論集を刊行している。その中で、高橋健二氏が「シュトルム・毛沢東・ツルゲーネフ」という論文を寄稿し、‘毛沢東がシュトルムの『みずうみ』を愛読していることを、ドイツのテレビで知った時、私は少なからず驚いた。’と述べている。毛沢東は優れた詩人でもあるとし... ...続きを見る

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2009/06/07 19:59
心は古代ギリシャ
   帰りの電車でK教授と乗り合わせた。最近は、ギリシャとか、トルコに出掛けているのだという。教授のホームページには、その地域の写真が最近、豊富であったが、昔に撮ったものかと思っていた。  教授はペルガモン博物館に触発されていたし、古代ギリシャ語も勉強していた。アクロポリスの写真も拝見していた。そういえば、以前に電車で乗り合わせたときは、プラトンを読んでいた。「国家」もそうだし、「法律」もそうだ。そして、ペルガモンは現代のトルコに位置する都市である。  ツアーで旅行すると、肝心なところも、... ...続きを見る

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2009/06/02 22:35
カフカのデァ・プロツェス(審判)最終章の犬
 優れた文学作品には、読者を魅了する殺し文句、呪いの言葉がある。カフカのデァ・プロツェス(審判)最終章の一文もそうだ。  »Wie ein Hund!« sagte er, es war, als sollte die Scham ihn überleben. 台詞の部分»Wie ein Hund!«は、高校時代に読んだのは角川文庫の本野亨一・訳の翻訳で“犬のようにくたばる”というもの。当時、ちょうどNHKテレビでカフカの文学作品の特... ...続きを見る

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2009/05/24 11:18
オペラの新演出(ムツェンスク郡のマクベス夫人)
    新国立劇場で5月10日まで上演していた『ムツェンスク郡のマクベス夫人(ショスタコーヴィッチ)』、14日の日本経済新聞では辛口の批評だったが、15日の朝日新聞では全く逆の甘めの批評、最近のオペラ上演に関しては演出をめぐって評価が大きく分かれるようだ。(もっとも日経の批評は、演出家の立ち会いがなかったために歌手の演技や群衆の扱いに疑問といったものであったが・・・)   かつて、シュトゥットガルトの歌劇場で、“ニュルンベルクのマイスタージンガー”を観た。目と耳の肥えたドイツ人は新演出好み、... ...続きを見る

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2009/05/15 23:56
Waghalsiger(無鉄砲者)の謎
フランツ・カフカの短編『橋(Die Brücke)』を読んでいて小さな違いに気がついた。 橋に飛び乗ってきた男の正体を橋である主人公が想像する場面。主人公が見たかった人物であり、・・・にはそれなりのキャラクターが並べられているはず。  Wagenbachの本Franz Kafkaを読んでいるとWaghalsigerとある。カフカの文章の中には難しい単語はあまり使われていないのだが、これは辞書を引く。すると、無鉄砲者とある。最近、手に入れた対訳本を観て驚いた。別の単語のWe... ...続きを見る

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2009/05/04 10:24
コーヒーの消費量の多い都市? 古都ハイデルベルクと情報産業
 ハイデルベルク市長の講演を聴く機会があった。日本人にとっては古城で有名な都市で、ドイツに観光旅行する場合には、訪れる機会が多いだろう。アルトハイデルベルクという小説もある。ネッカー川に面した美しい街並み、哲学の道と呼ばれる散歩道もあり、京都の哲学の道はこれを模したもの。  しかし、この都市、なんといってもハイデルベルク大学の存在が大きい。大学間格差が少ないといわれ、学生が大学入学後もいくつかの大学を渡り歩くといった仕組みのドイツだが、ハイデルベルク大学卒業というと一目置かれる存在である。... ...続きを見る

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2009/04/18 23:55
父と娘の物語 感情を直観的に理解する娘が運命のどんでん返し(ワルキューレと城)
   東京・初台の新国立劇場で4月12日(日)(午後2時〜7時25分)歌劇『ワルキューレ』を観る。この演目、もちろん、ワーグナーの‘ニーベルングの指輪’シリーズの作品で、新国立劇場では2002年に続き2巡目。私は、その際には観ることができなかったので、ようやくである。   『ワルキューレ』、最初は、1993年にライン・オペラで、最近では2008年2月に二期会公演で観たが、指輪シリーズの中でも音楽性、演劇性ともに最も素敵な作品。新国立劇場の今回の作品も、なかなかの上出来である。   なんとい... ...続きを見る

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2009/04/12 22:29
 ミルテの花を献げて 金髪の青年の音楽 東京交響楽団オープニングナイト2009
    4月6日(月)の夕べは東京・六本木のサントリーホールで東京交響楽団オープニングナイトである。   いつもながら、年間のテーマに合わせて、指揮者と司会者が語りを交えながら、注目作品を取り上げるというもの。今回の指揮者は、オランダ出身のユベール・スターン。司会は檀ふみさんである。   ロベルト・シューマンとその夫人クララ・シューマンのことは、映画で観たこともあり、知っていたが、あらためてメンデルスゾーン、リストといった他の音楽家との交友も含めて、音楽を交えて解説してもらうと引き込まれる... ...続きを見る

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2009/04/07 00:44
都市へ仕掛ける建築とは? 父子のダブル展示会も
“都市へ仕掛ける建築 ディーナー&ディーナーの試み”として、東京オペラシティのアートギャラリーで建築家の展示会が開かれている。D&Dとは、スイス・バーゼルを拠点にヨーロッパで活躍する建築家父子の設計事務所で、現存する都市の中に溶け込んだ建築を理念としているのだという。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2009/02/03 21:03
リリー・マルレーンは反戦歌か? 日本人の心には「里の秋」
  『リリー・マルレーン(Lili Marleen)』の歌詞は、ハンス・ライプ(Hans Leip)が第一次世界大戦中にドイツ軍の兵士だった頃に書いたもの。後に詩集に収められたこのテキストに1938年に、ベルリンで仕事をしていたノルベルト・シュルツェ(Norbert Schulze)が曲をつけた。   歌手は、シュルツェと知り合いだったラーレ・アンデルセン(Lale Andersen)。ベルリンの酒場やキャバレーでシャンソンを歌う目立たない存在であり、最初のレコードもさっぱり売れなかったとい... ...続きを見る

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2009/01/11 19:30
寒々とした初冬の夜のドン・ジョヴァンニ 客が舞台に近く暖かく
   モーツァルトの歌劇『ドン・ジョヴァンニ』を初めて観たのは、15年前。旧東独のブランデンブルク州に調査に出掛け、その後、サン・スーシ宮殿のあるポツダムの王宮群を観た帰り道。ノイエ・パレス(新宮殿)に行くと、附属の宮廷劇場でどうも催し物があるらしい。よく見ると、ドン・ジョヴァンニと書いてある。  チケットは2千円程度、同行の先生と一緒に席に着く。300名ほどの小さな劇場。それでも、オーケストラが演奏を始めると、あの地獄の業火の前奏曲だ。でぶったドン・ジョヴァンニとネズミ男のようなレポレッロ... ...続きを見る

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2008/12/07 22:41
12月6日は聖ニコラウス〜サンタクロースの元祖〜が子供にプレゼント
 12月6日は、聖ニコラウスの日、ドイツではこの日、聖ニコラウスに扮した大人が子供にお菓子などをプレゼントする。そう、聖ニコラウスはサンタクロースの元祖なのだ。  聖ニコラウスは煙突からはやってこない。この日の朝、子供たちは玄関に長靴を置いて、聖ニコラウスのプレゼントを待つ。そう、クリスマスのお菓子が一杯に詰まったあの長靴は、枕元ではなく、玄関に置くものなのだ。 ...続きを見る

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2008/12/06 23:39
応用編で通すドイツ語講座を楽しむ 〜バラエティのあるNHKの語学講座〜
 NHKの語学講座は長らく愛好しているが、今年の10月から17年ぶりでドイツ語講座を聴き始めた。ラジオのアンコールドイツ語講座で、月曜日〜土曜日昼の12時40分〜1時の20分間である。実際には録音し、通勤電車の中で聴くことにしている。  アンコールドイツ語はすべて過去に放送したもので、しかも、すべて応用編。月曜日と火曜日は矢羽々崇さんの『独作文コース』(リョースケ、ドイツの森を行く)、水曜日と木曜日は諏訪功さんの『文学コース』(読んで味わうドイツ語)、金曜日と土曜日は田辺秀樹さんの『歌コース』... ...続きを見る

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2008/10/24 21:33
ツェルニーが作曲した魔王(Der Erlkoenig)って!? 日比啓子〜ドイツリート詩と音楽W
 ベテランの名ソプラノ、日比啓子さんのリサイタル『ドイツリート詩と音楽の楽しみW』が東京・銀座の王子ホールで2008年10月10日(金)夕方に開催された。  今回は、下重暁子さんの朗読、岡田知子さんのピアノに加えて、ホルン奏者の水野信行さんが加わった。  最初は、“清らかな水に歌う”として、シューベルトの『ます』『水に寄せて歌う』などのよく知られた作品。  次に、“美しき森に歌う”として、水野さんのホルンが加わり、ムードを盛り上げる。   このセクションの最後が、『魔王(Der Er... ...続きを見る

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2008/10/14 21:29
バウムクーヘンはトゥルム ハイネマン(デュッセルドルフ)からユーハイム(神戸)まで
 バウムクーヘンといえば、木を輪切りにしたようなお菓子である。切れ端のブロックといったイメージであったが、そもそも太い木の幹のようなバウムクーヘンがあるとは知らなかった。  本場、ドイツでも、バウムクーヘンはクリスマスの時期につくられる子供のためのお菓子というのが一般的。しかし、ドイツ北西部のデュッセルドルフにはハイネマンという老舗の菓子店があり、ここでは、いつもトゥルムという木の幹のようなバウムクーヘンをつくっている。一つだけの環のもの、二つの環のものがあり、高くなればなるほど、値段... ...続きを見る

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2008/07/22 22:49
プロイセンの伝統のオペラ ベルリン州立歌劇場
 友人とオペラの話題となった。彼は、今は経済的問題もあり、オペラを楽しむ機会は少ないが、海外出張の機会を利用してウィーンなどでオペラを堪能したことは忘れられないという。最近は、東欧の引っ越し公演が価格が手ごろなので、ネットを利用して安めのチケットを入手しているという。  その点、海外に在住していれば、驚くほどの格安の値段でオペラを堪能できる。ドイツも、今でこそ州財政が厳しくなりオペラなど芸術への補助金が削減されたので、チケットの価格は高くなったであろうが、それでも、文化は補助でコストを下げ... ...続きを見る

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2008/07/19 01:47
ポツダム宣言から63年 夏の離宮にある英国式邸宅で会談は行われた
 ドイツの都市でしばしば訪れたことがあるのが旧東独のポツダム。日本人にとってはポツダム宣言で結びつきが深い。ポツダムといえば、プロイセン王朝の夏の離宮があったところ。フリードリッヒ大王のサンスーシ宮殿などは有名だが、ポツダム会談が行われたのは、これらの主要な王宮群からは少し離れたところにあるツェツィーリエンホフ宮殿(Schloss Cecilienhof)なのだ。  建物の概要は、むしろ、英国風邸宅と言うにふさわしい。それもそのはず、ここは、ビクトリア女王の血を受け継いだ皇太子の夏の住居な... ...続きを見る

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2008/07/13 20:04
やっぱりローテンブルク 石畳の街
 街並みを紹介するテレビ番組が増えている。NHKの「世界ふれあい街歩き」、テレビ朝日の「世界の車窓から」、日テレの「自転車百景」などだ。  街並みで想い出すのはやはりなんといっても、ドイツのローテンブルク。ロマンチック街道沿いにあり、マルクス塔(トゥルム)の側にあるホテルに宿泊した。  季節は4月で、このあたりはまだ薄寒い。しかし、ホスピタリティのある街で、サービスはいい。子供は天蓋のあるベットに大満足。街歩きも人とのふれあいである。 ...続きを見る

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2008/06/21 22:40
翻訳の妙味1 カフカの最初の作品をどう翻訳するか それはカフカの小説の読み方にもつながる
 出会いがあり、交わりがある。 別れがあって、そしてしばしば再会はない プラハ 11月20日 フランツ・カフカ (池内紀 「カフカの生涯」(p70)2004年、新書館) ...続きを見る

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2007/12/30 20:16
ドイツの子供たちのクリスマス2 クリスマス市場
 もう一つのクリスマスカードは、ドイツ在住20年の古田さんからだ。息子の太郎君は日本人だが、ドイツの小学校、中・高校を経験し、再来年はアビトゥア受験。太郎君は日独のバイリンガルだが、日本の歴史や科学を日本語では理解できないという。母国語はやはりドイツ語。  ドイツはいたって寒く、この時期は外出がおっくうになる。街に出ると楽しみはヴァイナハテン・マルクト(クリスマス市場)。一度、アーヘンまで車で出かけたことがあったが、その一週間は家族はみな風邪で寝込んでしまった。  ドイツでは実際のも... ...続きを見る

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2007/12/22 20:10
ドイツの子供たちのクリスマス 聖ニコラウス
 今年もシュタイナー一家からクリスマスカードが届いた。子供の幼稚園の学友の一家で、クリス君はアビトゥアを目指して勉強中。歴史の教師になるのが夢だという。  妹のサビーネさんは、歌にいそしんでいる。夫人はサークル活動に忙しい。肝心のご主人は会計士だが、奥さんと一緒にボランティア活動もやっている。  ドイツでは12月になるとアドヴェント(待降節)ということで、クリスマス気分。サンタが登場するのは12月6日の聖ニコラウスの日。キンダーガルテン(幼稚園)では劇を上演し、ご褒美にニコラウスからクリ... ...続きを見る

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2007/12/19 21:27
駐在員の悲劇と喜劇? カフカの審判 その日常性
 法廷画家ティトレルリの抜け目なさと取り巻きの少女たちの不気味さ、機械のように非人間的に働く銀行員たち、腐敗した法廷など、3時間の舞台はなかなかインパクトのあるものであった。松本修構成・演出の審判の公演が12月8日で終了した。お疲れ様である。私が観劇したのは12月2日(日)14時からの一回だけであるが、果敢な挑戦は大きな成果を挙げたといえる。   とはいえ、前回の日記で私が感じた課題を書いたが、審判は難しい劇である。それは、一つには、カフカの小説の持つ日常性と日本社会との距離にある。例えば... ...続きを見る

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2007/12/09 23:14
ワーグナーと啄木と胡堂と 新国立劇場のタンホイザーの舞台
 タンホイザーマーチは聴くことがあっても、オペラまではなかなかたどり着かない。1993年に訪れたヴァルトブルク、その「歌合戦の間」は、小さなものだった(写真)。  新国立劇場のタンホイザーのプログラム。その中に瀧井敬子さんが、「文豪たちとタンホイザー」と題して、次のような解説を載せている。  日本人最初のオペラ上演は東京音楽学校の奏楽堂(http://steintogil.at.webry.info/200706/article_2.html)で、グルックのオルフォイスだったが、学生... ...続きを見る

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2007/10/22 21:38
豊かな そして国 そして帝国 ライヒは生き残った ライヒスタークと呼ばれる連邦議会議事堂
 ドイツ語でライヒ(reich)とは「豊か」という形容詞。また、ライヒ(Reich)とは、「(諸領域を統合する上位の統合体としての)国」という名詞(小学館「独和大辞典」)。そして、das Deutche Reichというと、ビスマルク時代から第一次世界大戦敗戦まで(1871〜1918)のドイツ帝国ということになる。大日本帝国や帝国主義といった言葉との比較で言うと、あまり良くないイメージも出てくるが、現在でもフランスはドイツ語でフランクライヒ(Frankreich)であり、けっして皇帝のい... ...続きを見る

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2007/09/14 21:51
バベルの塔は青かった? バビロンのイシュタール門の遺跡がベルリンにある
 幼い頃に聞いて不思議な思いに包まれた記憶があるのがバベルの塔の話。増長した人間が天にもとどく塔を築こうとして、神の怒りを買って、言葉をバラバラにされて、ついには塔建設の野望は潰えてしまうという旧約聖書にあるあの物語である。  メソポタミア文明を最初に築いたのはシュメール人(そのルーツはいまだ不明)であるが、その後、様々な民族が継承し、紀元前3世紀末にアムル人がバビロン第一王朝を建設し紀元前18世紀にその第6代目の王ハンムラビがメソポタミアを統一したという。紀元前600年代の新バビロニ... ...続きを見る

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2007/09/06 00:24
朗読の美しさ ペルセフォネ(Persephone)(ストラヴィンスキー)を聴く
   日本ではクラシックブームと言われているが、ドイツでは、クラシック音楽は生活の彩りをなしているといっていいほど、生活のベースとなっている。ロックコンサートもドイツではなかなか満員の観衆を動員できない。その勢いがクラシック音楽にある。そのような中で演奏家としては日本を含むアジアからの芸術家がドイツ音楽界でも活躍している。  その一方で、クラシック音楽も新たな息吹を求めつつある。ドイツのクラシック音楽を代表するベルリンフィルハーモニカー。そしてその総監督がワイルドクラシックを標榜する... ...続きを見る

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2007/08/30 23:37
先頭車両が透けて見えるドイツ新幹線(ICE)
 中国やロシアの新幹線の受注をめぐって、日本と欧州の競争が続いている。日本の新幹線の乗り心地の良さ、安全性、信頼性から是非、日本チームに頑張ってもらいたいものだ。  それは、さておき、国が違えば、細かなところで違いがあるもの。写真は、ドイツのインターシティエクスプレス(ICE)の先頭車両である。運転席と客席の間はガラスで、運転の様子、前の景色が良く見える。車両の製造元はジーメンス。  ドイツの軌道は標準軌で、新幹線車両も在来車両も同じ軌道を走ることができる。わざわざ専用軌道をつくらなくて... ...続きを見る

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2007/07/04 23:07
ドレスデン物語3〜アウグスト強王
 ドレスデンの栄光の日々をつくった王の一人に、ザクセン選定侯フリードリヒ・アウグスト1世がいる。彼は、ポーランド王を兼ねて、そこでは、アウグスト2世。そして、アウグスト強王(August der Starke)と呼ばれることが多い。  マイセンで錬金術師ベトガーに命じて磁器をヨーロッパで初めてつくらせたのも彼。日本の有田焼に憧れ、ドレスデンの博物館には有田焼のコレクションがある。  英雄にありがちなエピソードは、100人おろか300数十人の子どもを産ませたというもの。 映画「ドレスデン、運... ...続きを見る

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2007/07/01 21:24
ハイネの生家〜旅人ハイネがようやく故郷に戻った
Ich weiss nicht was soll es bedeuten,なじかは知らねど心わびて、 Das ich so traurig bin. Ein Maerchen aus alten Zeiten, Das kommt mir nicht aus dem Sinn.Die Luft ist kuehl und es dunkelt Und ruhig fliesst der Rhein, Der Gippel des Berges funkelt, Im Abendsonnen... ...続きを見る

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2007/06/20 22:53
ギリシャの都市国家の模型図を見て考える
 スパルタ軍が300人でペルシャの大軍と戦ったことを題材とした映画「スリーハンドレッド」300(スリーハンドレッド)が封切りされ話題を呼んでいる。また、最近でも、トロイなど古代ギリシャを話題とした作品も多い。  欧州文化のふるさとは古代ギリシャ、ヘレニズム。絶対王制を確立した列強諸国はそろって文化財を漁った。写真の街も、古代ギリシャの都市ペルガモンの模型図(ベルリン:ペルガモン博物館蔵)である。  街の小高い丘の中腹に神殿があり、その祭壇がこの博物館の中にそっくり移設展示されている。ペル... ...続きを見る

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2007/06/15 22:39
古代のお絵かきのお手本〜時代を超えて守り通す
 中学の美術の授業で初めてのデッサンを経験した。隣のクラスはアグリッパの石膏像だったが、我がクラスは別の人物だったように思う。アグリッパの方が顎の出っ張りに特徴があって描きやすい。  写真は、ネフェルティティの胸像(石灰岩製)。ベルリンのアルテス・ムゼウム(Altes Museum旧博物館)にある。統一前は、西ベルリンのエジプト博物館にあったが、とりあえず現在の場所に置かれ、新博物館が完成する2009年頃にはそちらに移されるという。  ネフェルティティとはエジプト新王国第18王朝、いわば... ...続きを見る

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2007/06/11 22:13
ブレーメンのシュノア地区(蘇った街並み)
 ドイツの都市ブレーメンにはシュノア地区という地域がある。第二次世界大戦の被害を免れたということであるが、しばらくはほおっておかれ、さびれていたらしい。  その後、街が整備され、古い歴史的な街として蘇った。市役所近くの仕掛け時計があるベッチャー通り(ここも雰囲気がいい)を通り抜けて歩いていくと、ちょうどシュノア地区だ。土産物屋、レストランも多く、角のカフェでは、ドアを締め切って映画のロケをしていた。  ドイツの都市には美しい街並みが残る。しかし、すべてがそのような場所であるわけではない。市庁... ...続きを見る

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2007/06/07 22:06
グリム兄弟の生まれ故郷ハーナウと市民交流が支える姉妹都市
 グリム兄弟の生誕の地はハーナウ、メルヘン街道の出発点である。市庁舎前には、グリム兄弟の銅像が立っている。  ハーナウ市の姉妹都市には、英国との姉妹都市が多いが、オランダとフランスの都市とも姉妹都市を結んでいる。これには、オランダ難民、フランス難民を受け入れたという経緯があるのだろう。宗教改革時代に故国を追い出されたユグノー教徒がここまでやってきて住み着いたのである。グリム童話にはフランスに由来する昔話が多いと言われるが、それはこのゆえんである。  日本の鳥取市とは2001年から姉妹都市であ... ...続きを見る

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2007/05/15 22:32
ドイツの静かな住宅地〜これが州都の姿
 日本でもようやくコンパクトシティが提案されるようになった。ドイツの街といえば、ベルリン、ハンブルク、フランクフルト、ミュンヘンといった大都市がまず連想されるのだが、政治都市でも、ドイツの街は非常に静かなたたずまいを持つ。写真は、ヘッセン州の州都のヴィースバーデン。フランクフルトはこの州の州都ではない。この街には、名前のとおり、温泉があり、静かな住宅地が広がる。この街の唯一の賑わいはカジノとその近くにある州立オペラ劇場。温泉といっても医療を行う湯治場。浴衣とタオルで駆けつけるわけにはいかない... ...続きを見る

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2007/05/14 22:11
ドイツの地域コミュニティ〜日本にもかつてあった村落自治の姿
 ドイツの地域コミュニティの基本は、Gemeinde(ゲマインデ)。地域共同体そのものであり、名誉職(Ehrenamt)がこれを支えるという考え方に立つ。Gemeindeは、日本の基礎自治体〜市町村に相当。市はStadt(シュタット)町はMarkt(マルクト)村は Dorf(ドルフ)である。Marktという定義はバイエルン州のものであるが、他の地域ではGemeindeが町村に相当し、Markt、Dorfといった定義を置いていないところも多い。  基礎自治体の運営を担当するのは、議員であるが、こ... ...続きを見る

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2007/05/08 19:50
ドレスデン物語2(ゼンパーオペラ〜廃墟から再建され冷戦時代も生き抜いた歌劇の殿堂)
 私がドイツ駐在時代に某大学教授(経済学)から聞いた話し。彼は、冷戦時代の旧東独に留学、場所はドレスデンであった。しかし、留学から1週間も経たないうちに、この国には何も学ぶことはないのがわかった。とはいえ、国費留学なので、帰るわけにもいかない。  ちょうど、彼の下宿から歩いて10分のところにオペラハウスがあった。彼は、学問は断念し、ひたすらオペラ鑑賞に専念した。それがゼンパーオペラと呼ばれる歌劇場。ゼンパーとは設計者の名前であり、1945年2月のドレスデン空爆で破壊されたが、音楽活動は続けられ... ...続きを見る

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2007/05/01 21:40
ドレスデン物語1(映画「ドレスデン、運命の日」)
 エルベの真珠と呼ばれたドレスデン、ところが、1945年2月、連合軍の空爆を受けて街は壊滅、現在上映中の映画「ドレスデン、運命の日」は、空襲前後のドレスデンの情景を、病院看護士(医学教授の娘)と、墜落したが生き延びた英国人パイロットとのロマンスを交えながら描き出している。  この映画を見て、改めて感慨深かったのは、1992年に初めてドレスデンを訪問した時の街の中心部の光景は、空襲直後の街の姿と変わりないものであったことである。オペラハウスは再建されており、絵画館のあるツヴィンガー宮殿もほぼ再建... ...続きを見る

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2007/04/29 22:03
ヴァルトブルク城
ドイツの中世の城である。中世に歌合戦が行われ、その故事は、歌劇タンホイザーで取り上げられて有名。ルターが聖書をラテン語を介さずにギリシャ語から直接ドイツ語に翻訳した場所としても有名。世界文化遺産である。一部はホテルやレストランとなっている。 ...続きを見る

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2006/10/24 20:16

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