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zoom RSS 新国立劇場『椿姫』新演出に注目

<<   作成日時 : 2015/05/16 21:39   >>

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   5月16日(土)午後2時〜4時45分は、新国立劇場の「椿姫」。いとも繊細な前奏曲が流れるところ、幕にはICI REPOSE・・・・という墓碑銘が掲示される。ここに○○が眠れり・・・ということだ。
   今回の『椿姫』の注目はといえば演出だった。19世紀に実際使われていたピアノ、天井の傘、舞台向かって左手全面に掲げられた鏡面、天井からつり下がってくる装飾など、かなり意図的なものだ。そして最後のシーンでは、舞台全体に広がる真っ赤な衣裳のもとで、ヴィオレッタは永遠の生命を手に入れたように思える。この演目、カルメン、トスカと並んで最も上演回数の多いもの。私も新国立劇場で、2004年、2008年に続き3回目。ヴェルディの作品の中でも傑作中の傑作、だからこそ、演出が注目される。
   タイトルロールのベルナルダ・ボブロは2011年にシュトゥットガルト歌劇場、2012年に英国王立歌劇場においてヴィオレッタ役で賞賛を浴びたという。歌唱、演技ともに感激。
そのほか、アルフレード役のアントニオ・ポーリをはじめ、いつもながらソリストは日本人スタッフを含めて充実、合唱団の素晴らしさは言うことなし。

今回の上演では、第1幕の華やかさから、第2幕の葛藤、第3幕の哀しみへとゆったりと充実した時間を過ごすことができた。

○ 指揮 イヴ・アベル
○ 演出・衣裳 ヴァンサン・ブサール
○ 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

○ ソリスト
・ ヴィオレッタ ベルナルダ・ボブロ(ソプラノ)
・ アルフレード アントニオ・ポーリ(テノール)
・ ジェルモン アルフレード・ダザ(バリトン)
・ フローラ 山下牧子(メッゾソプラノ)
・ ガストン子爵 小原啓楼(テノール)
・ ドゥフォール男爵 須藤慎吾(バリトン)
・ ドビニー侯爵 北川辰彦(バス・バリトン)
・ 医師グランヴィル 鹿野由之(バス)
・ アンニーナ 与田朝子(メッゾソプラノ)
・ ジュゼッペ 岩本識(テノール)
・ 使者 佐藤勝司(バリトン)
・ フローラの召使い 川村章仁(バリトン)


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コメント(4件)

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椿姫は、舞台ではありませんが、アンナ・ナブレプコのものを見ましたし、佐々木先生の講座もしました。その種の社交場は、郊外に実際に有ったそうです。講座で、DVDも見比べたりしましたが、岩大生や芸大生の肉声を聞くとやはりよかったですね。
Henry
2015/05/18 03:56
椿姫はやはりタイトルロールが決め手ですね。また、講座の内容も盛りだくさんだったと思います。
シュタイントギル
2015/05/18 23:49
アイーダを東京で見た人がいて馬が実際に出たと言っていました。その人は、新国立劇場10周年記念の時の小冊子を持ってきました。同じものかと思い私たちが見た時の記念写真を見たところ、こちらは15周年になっていました。アイーダ、ミラノスカラ座のダニエル・ボエム指揮のものも、テレビで見ましたが、素晴らしい作品ですね。
Henry
2015/05/24 00:07
私は10周年、15周年の両方を見ていますが、どちらにも馬が出ていましたね。ヴェルディのオペラが出現して、イタリアではそれ以前のオペラが忘れ去られてしまったのだとか。それを復活させたのがマリア・カラスだったようです。
シュタイントギル
2015/05/24 18:37

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