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zoom RSS 『ばらの騎士』文学と音楽の素晴らしさ (2015年5月 新国立劇場)

<<   作成日時 : 2015/06/06 23:53   >>

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  5月30日(土)は新国立劇場『ばらの騎士』を鑑賞。開演は本来、14時なのだが、実際には遅れて14時10分、終演も18時10分。ヴァルツァッキ役の高橋淳が健康上の理由で出演できなくなり、代わりに大野光彦が、元帥夫人の執事には加茂下稔が、料理屋の主人は引き続き加茂下稔がということだという。
  
  この演目、2003年の東京二期会の公演、2007年の新国立劇場の公演に引き続き、鑑賞は三回目。前回は、当時、新国立劇場の芸術監督であったノヴォラツスキー氏の置き土産だった。http://steintogil.at.webry.info/200708/article_8.html 演出は、同じジョナサン・ミラーである。
  脚本はホフマンスタール、『ナクソスのアリアドネ』などと同様にリヒャルト・シュトラウスは二人でオペラ作品を創り上げていった。『フィガロの結婚』と同様、笑いと恋、当時の貴族階級とブルジョア新興勢力の葛藤が格好の素材となっている。
  今回の公演プログラムの面白いところは、作家の赤川次郎が【黄昏のばら】という記事を掲載しているところだろう。“いつも観る度に、「すばらしいオペラだ」と思うと同時に、濃密なセリフで書かれた「すぐれたお芝居」を観た気持ちになるからだ。” として、“ホフマンスタールの台本の格調の高さは間違いなく耳に伝わってくる”としている。
  2015年の今回の公演は管弦楽、内外のソリスト、舞台ともに素晴らしかったと思うが、代演が続いたせいなのか2007年に比較して外国人ソリストで何か引っかかるところがあった。演技の中かもしれないし、声の調子のせいなのかもしれない。
   初演はドレスデンだという。新国立劇場は本場とは引けを取らないとは思うが、海外の歌劇場のものをあらためて観たいと録画してあった2014年のザルツブルク音楽祭の公演を聴いてみることにした。

○ 指揮 シュテファン・ショルテス
○ 演出 ジョナサン・ミラー

○ 管弦楽 東京フィルハーモニー交響楽団

○ ソリスト
・ 元帥夫人 アンネ・シュヴァーネヴィルムス
・ オックス男爵 ユルゲン・リン
・ オクタヴィアン ステファニー・アタナソフ
・ ファーニナル クレメンス・ウンターライナー
・ ゾフィー アンケ・ブリーゲル
・ マリアンネ 田中三佐代
・ ヴァルツァッキ 高橋淳→大野光彦
・ アンニーナ 加納悦子
・ 警部 妻屋秀和
・ 元帥夫人の執事 大野光彦→加茂下稔
・ ファニーナル家の執事 村上公太
・ 公証人 晴雅彦
・ 料理屋の主人 加茂下稔
・ テノール歌手 水口聡
・ 帽子屋 佐藤路子
・ 動物商 土崎譲
・ 三人の孤児 前川依子、小林昌代、長澤美希
・ 元帥夫人の従僕 梅原光洋、嘉松芳樹、徳吉博之、細岡雅哉

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
バラの騎士は、テレビで、過去2回見ました。ストーリーがフィガロの結婚と繋がっているそうです。しかし、テレビで見ただけで、感動が、今一でした。オペラ講座でも、DVDと肉声では一流のソリストでなくても肉声の方が全然違って良かったです。盛岡に来る一年に一回来るオペラ、フィガロの結婚が楽しみです。私の生徒さんも見に行くことを許して下さいました。また、日本人による日本語のオペラ、沈黙が楽しみです。その後も楽しみです。
Henry
2015/06/07 03:14
「ばらの騎士」は比較的わかりやすく、音楽も上品なので、初めての人でも親しめる作品です。ただ、まずは「フィガロの結婚」を味わってからのほうが良いと思います。「沈黙」お楽しみに。
シュタイントギル
2015/06/07 18:34

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