新国立劇場トゥーランドット 本質に迫る 中村恵理のリュー、テオリンの姫、イリンカイのカラフ オリエの演出

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 7月20日(土)は午後2時から新国立劇場でトゥーランドットを鑑賞。新国立劇場でトゥーランドットは2001、2008年に続き三作目だが、演出は毎回変わっている。それだけに難しい演目なのだろう。前回の演出はこりすぎた感じがあり批判も少なくなかったが、今回は、古びずかといって奇を衒うこともなく、心理描写としても、映像的にも優れていた。https://steintogil.at.webry.info/200810/article_3.html
 タイトルロールは前回と同じイレーネ・テオリンで、貫禄十分だが、光ったのは、なんといってもリューを演じた中村恵理さん。この演目のもう一人のヒロインであることをよく示してくれた。もちろん、カラフのテオドール・イリンカイ、ティムールのリッカルド・ザネッラートも申し分ない。
 そして、今回の立役者は、大野和士指揮のもとでのバルセロナ交響楽団だ。日本の交響楽団とはひと味違う迫力だった。

指揮:大野和士
演出:アレックス・オリエ
美術:アルフォンス・フローレス
衣裳:リュック・カステーイス
照明:ウルス・シェーネバウム


演出補:スサナ・ゴメス
舞台監督:菅原多敢弘
合唱指揮:三澤洋史
合唱:新国立劇場合唱団 / 藤原歌劇団合唱部 / びわ湖ホール声楽アンサンブル / TOKYO FM少年合唱団(東京文化会館、新国⽴劇場公演) / 大津児童合唱団(びわ湖ホール公演)
管弦楽 バルセロナ交響楽団

ソリスト
・トゥーランドット イレーネ・テオリン(ソプラノ)
・カラフ テオドール・イリンカイ(テノール)
・リュー 中村恵理(ソプラノ)
・ティムール リッカルド・ザネッラート(バス)
・アルトゥム皇帝 持木弘(テノール)
・ピン 桝貴志(バリトン)
・パン 与儀巧(テノール)
・ポン 村上敏明(テノール)
・官吏 豊嶋祐壹(バリトン)

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