テーマ:世田谷パブリックシアター

魅力を凝縮した 世田谷パブリックシアター『子午線の祀り』 

 3月27日(土)午後2時からの公演を鑑賞。2時~3時25分(20分間休憩)3時45分~5時10分。前回は20分間休憩をはさんで4時間の公演であったから、圧縮した形。  能をベースとしながら、ギリシャ悲劇やシェイクスピアの要素も取り入れたらしい木下順二の戯曲。2017年に引き続く野村萬斎の演出で、とても魅力的に仕上がっている。…
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シアタートラム 現代能楽集Ⅹ幸福論(道成寺、隅田川)古典から導き出す魅力

~能と花の二夜~能『道成寺』 [DVD] - 観世喜正, 野村萬斎能楽名演集 能「隅田川」 観世流 梅若六郎、宝生弥一 [DVD] - 梅若六郎, 宝生弥一, 梅若六郎 12月13日(日)午後2時からは、世田谷パブリックシアター・シアタートラムで『現代能楽集Ⅹ幸福論(道成寺、隅田川)』を観劇。私の場合、現代能楽集を観るのはⅤ、Ⅵ、…
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世田谷パブリックシアター ベイジルタウンの女神は魅力の舞台

 9月22日(火)12時から世田谷パブリックシアターで、『ベイジルタウンの女神』を観劇。 12:00-1:45第1幕1:45-2:00休憩2:00-3:30第2幕  英国の貧民街の再開発、ジェントリフィケーションに伴う悲喜劇のドラマということだろう。筋としてはわかりやすいし、力のあるフレッシュな俳優を配しているので、十分楽し…
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メアリ・スチュアート 現代に蘇る古典劇

ふたりの女王 メアリーとエリザベス (字幕版) - シアーシャ・ローナン, マーゴット・ロビー, ジャック・ロウデン, ジョー・アルウィン, デヴィッド・テナント, ガイ・ピアース, ジェンマ・チャン, マーティン・コムストン, イスマエル・クルス・コルドバ, ブレンダン・コイル, ジョージー・ルーク, ボー・ウィリモン, ティム・ビー…
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宇宙次元のレクイエム『子午線の祀り』(世田谷パブリックシアター)

  7月17日(月・祝)午後1時からの公演を鑑賞。20分の休憩をはさんで午後5時までであるから、大舞台である。世田谷パブリックシアター開場20周年を記念しての公演、それにふさわしい公演だった。  午後5時20分から45分間はポストトーク。司会は、山口宏子(朝日新聞記者)で、野村萬斎(平知盛)、若村麻由美(影身の内侍)、成河(源義経)…
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エレクトラ(世田谷パブリックシアター) 光と影の運命

 4月16日(日)は15時からエレクトラを鑑賞。言うまでもなく、トロイ戦争後のギリシャを舞台としたギリシャ悲劇である。 原作/アイスキュロス・ソポクレス・エウリピデス“ギリシャ悲劇”より  上演台本/笹部博司 演出/鵜山仁  出演/高畑充希、村上虹郎、中嶋朋子、横田栄司、仁村紗和、麿赤兒、白石加代子 【高畑充希、白石…
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お勢登場 シアタートラム 何をやってみたところで退屈よ・・・

 2月19日(日)は13時から世田谷パブリックシアター・シアタートラムで、演劇『お勢登場』を観た。演出は、倉持裕で、私は、世田谷パブリックシアターの現代能楽集Ⅴ以来だ。  原作は、江戸川乱歩の短編小説「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」「お勢登場」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」である。この八編の短編小…
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現代能楽集Ⅷ 道玄坂綺譚(世田谷パブリックシアター)

 11月15日(日)は、世田谷パブリックシアターで、『現代能楽集Ⅷ 道玄坂綺譚』(午後2時~4時50分(うち15分休憩)の観劇である。現代能楽集は、Ⅴ「春独丸」「俊寬さん」「愛の鼓動」(2010年)http://steintogil.at.webry.info/201011/article_6.html 、Ⅵ「奇ッ怪 其ノ弐」(2011…
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モダンの魅力『ヴォイツェック』(世田谷PTシアタートラム)

  5月2日(木)午後7時~8時15分世田谷パブリックシアター(ポストトーク~8時45分)で『ヴォイツェック』を観た。オペラの『ヴォツェック』を鑑賞したことはあるが、演劇は初めて。しかも、演ずるのは韓国の劇団S.M.L.(サダリ・ムーブメント・ラボラトリー)で韓国語上演。  葛藤の心理劇、凄惨な悲劇だが、どのように展開していくのか、料…
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英国劇の意欲作『ハーベスト』 100年の時間軸と家族のこだわりの物語

 久々に世田谷パブリックシアターで演劇を鑑賞した。英国のリチャード・ビーン作の『ハーベスト』、2005年の作品で、日本で舞台化されるのも初めてだという。12月22日(土)は昼と夜のダブルヘッダー、夜の公演後には、演出家と野村萬斎氏のポストトークがあり、ほぼ満席で、客層には若い女性層が多い。  英国の田舎の養豚業者の100年の人生の…
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カフカの魅力をたっぷりに表現するシアタートラム『カフカの猿(「ある学会報告」より)』

    5月3日(木)(午後2時05分~3時04分)、世田谷パブリックシアター・シアタートラムにおける『カフカの猿(「ある学会報告【Ein Bericht für eine Akademie】」より)』の公演を鑑賞した。英国の女優、キャサリン・ハンターによる一人芝居である。     満席で10数名の立ち見あり。作家の池内紀氏…
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能の鎮魂の構造を現代劇に取り入れた意欲作 現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪其ノ弐

   世田谷パブリックシアターで『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪其ノ弐』が上演されている。8月22日はその四日目。監修者・演出者のポスト・トークもあるというので、行ってみた。      舞台には、村の神社の舞台。いきなり男が現れるが、ここの神主の息子が都会から帰ってきたものらしい。そこには、浮浪者が住み着いていた。    もともと、…
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K2と日本(銀ギツネと山紫水明と砂浜と)

  世田谷パブリックシアターの公演(堤真一、草彅剛主演、シス・カンパニー)で人気を博した『K2』。パトリック・メイヤーズの脚本「K2」、原書を取り寄せてみた。面白いことに気がつく。ところどころあるjapaneseという言葉。カーテンが開く前の描写「The first notes of a Japanese flute are hea…
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もうすっかり大衆に定着した“ややこしや”は『まちがいの狂言』

     2010年12月23日(木)19:00~20:45、世田谷パブリックシアターの『まちがいの狂言』を観た。本来、22日に会員チケットで鑑賞する予定だったが、用事が入り、別途、チケットを確保した。      現代版狂言であり、狂言版シェイクスピアというのがこの作品。主演は野村萬斎ほか、現役の狂言師。   「ややこしや~、や…
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能舞台の愛と真実が蘇る現代能楽集Ⅴ「春独丸」「俊寬さん」「愛の鼓動」

11月20日19時~21時20分の世田谷パブリックシアター・シアタートラムにおける演劇公演で現代能楽集Ⅴ「春独丸」「俊寬さん」「愛の鼓動」(能「弱法師」「俊寬」「綾の鼓」より)を観た。   年老いた女が現れる。独白、春独丸の話、昔、鶴見の小料理屋で働いていたとき、馴染みの客のアケミさんが連れていた子なのだという。オカマ…
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氷壁の孤独と二人の人生に魅入る『K2』 世田谷パブリックシアター シス・カンパニー公演 

  11月6日(土)19時~20時45分 世田谷パブリックシアターでシス・カンパニーの演劇『K2』の公演を鑑賞した。世界第二の高峰K2登頂を果たした二人の登山家が下山途中に遭難。どうにか一晩を明かしたものの、身動きがとれない二人、そしてハロルドは足を骨折していた。    二人の語り、大自然、家族への思い、友情、孤独、人生を受け入れるこ…
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脆くも透き通った白井晃の演出で「ガラスの葉」(世田谷パブリックシアター)

   2010年10月4日(月)19時~21時の世田谷パブリックシアターの演劇公演「ガラスの葉」を鑑賞した。フィリップ・リドリーの作品を白井晃さんが手掛けた三作目だという。白井さんの演出は、私にとっては、「三文オペラ」(2007年)、「偶然の音楽」(2008年)(共演者で田中圭)以来だ。    自殺した父、正反対の性格らしい兄弟、兄嫁…
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野村萬斎のマクベスが新境地を開拓

  世田谷パブリックシアターの『マクベス』公演を平成22年3月13日(土)17時~18時37分で観た。会員貸し切り公演である。公演終了後には野村萬斎氏のフリートークがある。   舞台の中央には円形の城、夜空の天空には三日月が掛かる。城を地球に見立てての演出、環境破壊のイメージを込めているのだという。出演者は5人に限定し、三人の魔女と王…
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情熱のアルレッキーノ~ミラノ・ピッコロ座の公演おおいにうける

  2009年7月3日、世田谷パブリックシアターでミラノ・ピッコロ座の公演があった。演目は、『アルレッキーノ~二人の主人を一度に持つと(Arlecchino Servitore di due Padroni)』である。演出はジョルジョ・ストレーレル、7月3日(金)の公演の主役のアルレッキーノは、フェルッチョ・ソレーリ、アルレッキーノを初…
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てやん亭2008スペシャルを楽しむ 矢崎滋の古典落語!?と柳亭市馬の演歌?!

 東京・三軒茶屋にある世田谷パブリックシアターでは、毎年、寄席も企画公演を行っている。今年は、柳亭市馬、柳家三三、柳家はん治を中心とした2日間の落語ということで、最初のお昼の公演である11月1日(土)14時からのプログラムを楽しんだ。  この回の目玉は、俳優の矢崎滋さん。最近は、“世界ふれあい街歩き”のナレーターとしても人気がある…
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偶然の音楽(世田谷パブリックシアター)再演は若者に魅力的

 9月14日(日)から世田谷パブリックシアター(三軒茶屋)で「偶然の音楽」が上演されている。15日(月)14時からの公演を鑑賞した。  現代アメリカ文学の旗手「ポール・オースター」の小説が原作で、2005年に当劇場で初演、今回は再演となる。演出は、白井晃。主役には仲村トオル(前回と同じ)、準主役には田中圭を投入した。若者に人気の配…
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駐在員の悲劇と喜劇? カフカの審判 その日常性

 法廷画家ティトレルリの抜け目なさと取り巻きの少女たちの不気味さ、機械のように非人間的に働く銀行員たち、腐敗した法廷など、3時間の舞台はなかなかインパクトのあるものであった。松本修構成・演出の審判の公演が12月8日で終了した。お疲れ様である。私が観劇したのは12月2日(日)14時からの一回だけであるが、果敢な挑戦は大きな成果を挙げた…
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カフカの審判に果敢に挑戦 ~松本修氏構成・演出のリアルな舞台~ そして私の希望

 12月2日(日)の午後2時からの審判を観ました。1週間前は失踪者を観劇。今日は、少し早く三軒茶屋のシアタートラムに着いたので休んでいると、そばで演出家の松本修さんが「今日はダブルヘッダーで大変だよ。」と友人と談笑していました。  劇場に入ると、シアタートラムは小さいので、舞台と客席は一体のようなものです。教会の鐘らしき音で劇が始…
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カフカと宮沢賢治は似ている?  シニカルなドタバタ喜劇に仕上がった松本修さんの演出

 「カフカの翻訳は、あの四つの物語が何をやってもうまく行かないヘマな男を主人公とするスラップスティック(ドタバタ喜劇)としても読めるように訳された時、はじめて正確な名訳となる。カフカを読んで笑う読者が増えてくればそれだけカフカは偉大な作家に近づくのである」(倉橋由美子「カフカと私」)  世田谷シアタートラムでフランツ・カフ…
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池内紀・訳のフランツ・カフカが再び演劇に~世田谷シアタートラムで「失踪者」「審判」

  池内紀さんの講演を聴く機会があった。世田谷パブリックシアター・シアタートラムで11月から12月にかけて上演される松本修・演出の「審判」「失踪者(アメリカ)」(原作:フランツ・カフカ)の理解を助けるためにと企画された一連の講演会の最初である。  池内さんによると作家カフカには5つのポイントがあるという。一つにはプラハで生まれプラハに…
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