テーマ:演劇

新国立劇場『願いがかなうぐつぐつカクテル』の公演に感謝

 2月以来の舞台鑑賞である。新国立劇場の小劇場にて、ミヒャエル・エンデの『願いがかなうぐつぐつカクテル』、適切な間隔を保つため、前後左右をあけた席配置(全指定席)だ。半数程度ということで、子どもも少なからずいるが、大人のほうが多い。 ミヒャエル・エンデの作品らしいシニカルなファンタジーの世界をエンターテインメントとしてまとめあげた。と…
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メアリ・スチュアート 現代に蘇る古典劇

ふたりの女王 メアリーとエリザベス (字幕版) - シアーシャ・ローナン, マーゴット・ロビー, ジャック・ロウデン, ジョー・アルウィン, デヴィッド・テナント, ガイ・ピアース, ジェンマ・チャン, マーティン・コムストン, イスマエル・クルス・コルドバ, ブレンダン・コイル, ジョージー・ルーク, ボー・ウィリモン, ティム・ビー…
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月の獣 説得力のある舞台

 12月21日(土)午後1時~は紀伊國屋ホールで『月の獣』を観劇。上演時間2時間強(15分の休憩を挟む)  第二次世界大戦中のホロコーストの責任をトルコがドイツに対して持ち出すとき、ドイツは第一次世界大戦中のトルコのアルメニア人迫害を持ち出す。   人類の歴史には、あちこちにそうした悲劇がある。 アメリカに亡命したアルメニア人アラ…
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世田谷PT終わりのない

オデュッセイア/魔の海の大航海 [DVD]二度めの夏、二度と会えない君 11月9日(土)14時~16時は、世田谷パブリックシアターで「終わりのない」 スタッフ/キャスト 【脚本・演出】前川知大 【原典】ホメロス「オデュッセイア」 【監修】野村萬斎 【出演】 山田裕貴 安井順平 浜田信也 盛隆二 森下創 大窪人衛 奈緒…
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世田谷PT 愛と哀しみのシャーロック・ホームズ

 9月28日(土)は、世田谷パブリックシアターで久々の観劇。今回は、三谷幸喜の作品だ。13時~14時、14時15分~15時25分(15分休憩) シャーロック・ホームズは小学校時代の愛読書。三谷幸喜氏も、もちろんそうで、しかもシャーロック・ホームズの映画やドラマはすべて観たという。 完訳版 シャーロック・ホームズ全集 全14巻…
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チック ブラッシュアップして再演 シアタートラム

7月27日(土)は午後6時半~世田谷パブリックシアター・シアタートラムで演劇「チック」を鑑賞。9時15分終演で途中15分休憩あり。 2017年初演後の再演。主役の二人は変わらず。 現代のテーマに切り込んだ作品 【原作】ヴォルフガング・ヘルンドルフ  【上演台本】ロベルト・コアル 14歳、ぼくらの疾走: マイクとチック…
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新国立劇場『オレステイア』 大胆な翻案と旬の俳優で納得の現代悲劇に

 6月29日(土)午後1時~新国立劇場中劇場で『オレステイア』を観劇。第1幕13:00-14:20、第2/3幕14:40-16:05第4幕16:25-17:10 アイスキュロスの原作を英国の劇作家ロバート・アイクが翻案したもの。日本初演。  もともとのアイスキュロスの原作は、三部作で、かなり複雑な構成、古代社会の事情を色濃く反映し…
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新国立劇場『かもめ』 チャレンジを試みる悲喜劇

 4月20日(土)午後1時~新国立劇場でチェーホフの『かもめ』を観劇。第1幕~第3幕13:00-14:50、第4幕15:05-15:50  いわずと知れたチェーホフの三大戯曲の一つ。劇中の台詞“私はかもめ”は宇宙飛行士テレシコワが使ったことで、多くの人がナマエだけは知っているというもの。チェーホフは、この作品を喜劇だと見ていたらし…
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新国立劇場「誤解」(アルベール・カミュ) 今でこそ演じられるべき作品

 10月14日(日)は、新国立劇場小ホールで「誤解」(アルベール・カミュ)を鑑賞した。公演時間は13~14時53分。  ナチ占領時代のフランスで書いた作品、チェコで実際に起きた事件にインスピレーションを得た作品である。不条理文学の、もはや古典であるが、父不在、母と息子(放蕩息子)、娘、家族、そして、告白のためらい、真実の関係構築な…
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HAMLET LABO! Volume14

10月13日(土)午後6時~8時10分は、神楽坂セッションハウスB1Fスタジオで、劇団LABO!の14回目の公演、『HAMLET』。   この劇団は、如月小春が設立した劇団NOISEの俳優たちで1998年に結成されたという。2006年にも『ハムレット五重奏』として10月6~8日に下北沢 アレイホールで上演している。そのほか、シェイクス…
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新国立劇場 『1984』 発展可能性を秘めた本邦初演

 4月14日(土)午後は、新国立劇場小劇場で演劇『1984』を鑑賞。13時から1時間55分の舞台。  『1984』は言わずと知れたジョージ・オーウェルの小説だが、今回の作品は、英国で舞台化されたもの。5月13日まで切符は完売で、凝縮された舞台に観客は引き込まれた。  ただ、日本初演。それも4月12日(木)に開演したばかり…
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『大伴家持 剣に歌に、夢が翔ぶ!』 万葉集編者の劇的な生涯

『大伴家持 剣に歌に、夢が翔ぶ!』  12月5日(火)、なかのZERO大ホールで行われた北陸三都市連携公演・大伴家持・生誕1300年記念・演劇『大伴家持 剣に歌に、夢が翔ぶ!』を鑑賞した。  万葉集の和歌を活用しながらの舞台。大伴家持がこんな数奇な運命を辿ったとは知らなかった。池上季実子や川野太郎といった大物俳優を配し、家持…
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楽しめる『星の王子さま』(りゅーとぴあプロデュース)

8月8日(火)午後7時からは、東京芸術劇場プレイハウスでサン=デグジュペリの『星の王子さま』(りゅーとぴあプロデュース)を観る。  井上芳雄の出演だから、ミュージカル仕立てだ。笹部博司氏が芸術監督(演劇部門)を務める新潟市の市民芸術文化会館の作品はエレクトラに次いで二回目。   会場は、圧倒的に若い女性が多い。井上芳雄…
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宇宙次元のレクイエム『子午線の祀り』(世田谷パブリックシアター)

  7月17日(月・祝)午後1時からの公演を鑑賞。20分の休憩をはさんで午後5時までであるから、大舞台である。世田谷パブリックシアター開場20周年を記念しての公演、それにふさわしい公演だった。  午後5時20分から45分間はポストトーク。司会は、山口宏子(朝日新聞記者)で、野村萬斎(平知盛)、若村麻由美(影身の内侍)、成河(源義経)…
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Drops3 暗い時代の灯 

 4月22日(土)は15時から神楽坂のSESSION HOUSE GARDENで、16:20頃まで、Labo!Solo 瀧川真澄さんの一人舞台  受付でサクマドロップ1粒をもらう。何の味が好きかって?!  人の一生は限られた時間、大河の一滴にすぎないが、その一滴が、考え、傷つき、希望を持つ、そのことにまなざしを向けたいと、瀧…
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エレクトラ(世田谷パブリックシアター) 光と影の運命

 4月16日(日)は15時からエレクトラを鑑賞。言うまでもなく、トロイ戦争後のギリシャを舞台としたギリシャ悲劇である。 原作/アイスキュロス・ソポクレス・エウリピデス“ギリシャ悲劇”より  上演台本/笹部博司 演出/鵜山仁  出演/高畑充希、村上虹郎、中嶋朋子、横田栄司、仁村紗和、麿赤兒、白石加代子 【高畑充希、白石…
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お勢登場 シアタートラム 何をやってみたところで退屈よ・・・

 2月19日(日)は13時から世田谷パブリックシアター・シアタートラムで、演劇『お勢登場』を観た。演出は、倉持裕で、私は、世田谷パブリックシアターの現代能楽集Ⅴ以来だ。  原作は、江戸川乱歩の短編小説「二銭銅貨」「二癈人」「D坂の殺人事件」「お勢登場」「押絵と旅する男」「木馬は廻る」「赤い部屋」「一人二役」である。この八編の短編小…
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挑戦の一幕 『レディエント・バーミンRadiant Vermin』(シアタートラム)

 世田谷パブリックシアターで、7月30日(土)13時からの『Radiant Vermin』(シアタートラム)を鑑賞。14時40分終了の1幕もの。当日のキャンセル待ちの人も並んでいる。225席という小劇場で、立ち見の人も30人ほどいた。  英国の新進気鋭の劇作家フィリップ・リドリーPhillip Ridleyが昨年発表した作品を白井晃が…
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現代能楽集Ⅷ 道玄坂綺譚(世田谷パブリックシアター)

 11月15日(日)は、世田谷パブリックシアターで、『現代能楽集Ⅷ 道玄坂綺譚』(午後2時~4時50分(うち15分休憩)の観劇である。現代能楽集は、Ⅴ「春独丸」「俊寬さん」「愛の鼓動」(2010年)http://steintogil.at.webry.info/201011/article_6.html 、Ⅵ「奇ッ怪 其ノ弐」(2011…
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ソライロノハナ 第5集 宮澤賢治 銀河編 Darieさん『星めぐりの歌』のピアノ弾き語りが印象的

  11月14日(土)14時~16時は、下北沢アレイホールでLABO! in LABO! piece8の【ソライロノハナ 第5集 宮澤賢治 銀河編】である。ソライロノハナ 第4集も宮澤賢治の作品だった http://steintogil.at.webry.info/201303/article_3.html ので、2回連続。    前…
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LABO!SoloAct2 Drops2 生の切実さを一人芝居で

  7月13日(日)午後4時半~5時半、下北沢アレイホールで、久々の演劇鑑賞である。今回は、瀧川真澄さん主演のLABO!SoloAct2 Drops2で、映像、音楽を活かした一人芝居である。   演出家の堀内仁を中心とした演劇グループであるLABO!は、もともと、甲斐智堯さんをはじめ、二人芝居や一人芝居をこなしている。前回は瀧…
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新国立劇場『鹿鳴館』 演・歌楽・劇の魅力

6月22日(日)14時からの『鹿鳴館』を鑑賞した。前回、このオペラを鑑賞したのは2010年10月のこと。世界初演であった。三島由紀夫の戯曲を原作として、池辺晋一郎がオペラ化したもの。初演当時は、どことなく落ち着かない雰囲気もあったが、4年の歳月を経て、今回はバランスの良いものに仕上がっているような気がする。 このオペラ、…
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モダンの魅力『ヴォイツェック』(世田谷PTシアタートラム)

  5月2日(木)午後7時~8時15分世田谷パブリックシアター(ポストトーク~8時45分)で『ヴォイツェック』を観た。オペラの『ヴォツェック』を鑑賞したことはあるが、演劇は初めて。しかも、演ずるのは韓国の劇団S.M.L.(サダリ・ムーブメント・ラボラトリー)で韓国語上演。  葛藤の心理劇、凄惨な悲劇だが、どのように展開していくのか、料…
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展開の微妙さを楽しむ歌劇「アイーダ」(新国立劇場開場15周年記念公演)

   3月24日(日)歌劇「アイーダ」を観た(14時~18時)。この演目、新国立劇場開場15周年記念公演なのだという。前回も10周年記念公演だった。演出は前回同様にゼッフィレッリなのだが、その豪華さと完成度はさすがだ。  第2幕第2場の凱旋の場が圧巻でアイーダトランペットの立体的な響きとバレエも魅力的だ。本物の馬も登場。     …
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ソライロノハナ第4集宮沢賢治篇

3月17日(日)16:30-18:00劇団LABO!の演劇公演『ソライロノハナ第4集宮沢賢治篇』(下北沢アレイホール)を観た。   劇団LABO!の公演は久々。空にある美しい魂を意味する“ソライロノハナ”、今回は、宮沢賢治の作品を劇にしたのだという。   東日本大震災後は、以前にも増して朗読や演劇で使用…
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英国劇の意欲作『ハーベスト』 100年の時間軸と家族のこだわりの物語

 久々に世田谷パブリックシアターで演劇を鑑賞した。英国のリチャード・ビーン作の『ハーベスト』、2005年の作品で、日本で舞台化されるのも初めてだという。12月22日(土)は昼と夜のダブルヘッダー、夜の公演後には、演出家と野村萬斎氏のポストトークがあり、ほぼ満席で、客層には若い女性層が多い。  英国の田舎の養豚業者の100年の人生の…
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カフカの魅力をたっぷりに表現するシアタートラム『カフカの猿(「ある学会報告」より)』

    5月3日(木)(午後2時05分~3時04分)、世田谷パブリックシアター・シアタートラムにおける『カフカの猿(「ある学会報告【Ein Bericht für eine Akademie】」より)』の公演を鑑賞した。英国の女優、キャサリン・ハンターによる一人芝居である。     満席で10数名の立ち見あり。作家の池内紀氏…
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世田谷パブリックシアター『サド侯爵夫人』 個性派俳優のコンビネーションの妙味

   3月17日(土)13時~16時35分の世田谷パブリックシアターの公演『サド侯爵夫人』を鑑賞した。三島由紀夫の戯曲の中でも多く上演されているものらしい。     野村萬斎演出の今回の作品は、役者の個性をより強く押し出している。いや、出自の異なる様々な役者をよく揃えたというべきか。そのコンビネーションの妙味が良く出ている。    …
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能の鎮魂の構造を現代劇に取り入れた意欲作 現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪其ノ弐

   世田谷パブリックシアターで『現代能楽集Ⅵ 奇ッ怪其ノ弐』が上演されている。8月22日はその四日目。監修者・演出者のポスト・トークもあるというので、行ってみた。      舞台には、村の神社の舞台。いきなり男が現れるが、ここの神主の息子が都会から帰ってきたものらしい。そこには、浮浪者が住み着いていた。    もともと、…
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『笑の大学』が近藤芳正と岡田惠和の出会い?!

   6月6日(月)21時5分からの「今宵、ロックバーで~ドラマな人々の音楽談義」を聴いて、初めて知った、俳優・近藤芳正さんと脚本家・岡田惠和さんの出会い。   岡田さんは30歳手前、脚本家としてデビューできるかの瀬戸際のところ、父の案内で、パルコ劇場に行ったのだという。そこで観たのが、三谷幸喜作の新作『笑の大学』、完成度の高い作…
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