テーマ:桂歌丸

国立演芸場8月中席 人情版『浜野矩随』(圓楽)師匠の演目『おすわどん』(枝太郎)

桂歌丸「おすわどん」  8月17日(土)は、国立演芸場8月中席。満員御礼だが、空き席もちらほら。暑さで体調不良か?  出演者は8月中席だけあってそれなりに充実。もともと歌丸師匠がトリを務めていたが、昨年は芸協のメンバーで交替により、そして今年は圓楽師匠が通しでトリ。ただし、病気のため、不安の中で・・・。『唐茄子屋政談』『ねずみ』『死…
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名人芸『小間物屋政談』(歌丸)、ブラック『もう半分』(米助)、地元魅力『源平盛衰記』(枝太郎)

  4月15日(日)は、国立演芸場4月中席、中日である。 満員御礼。衣川出身らしく桂枝太郎師匠が地元小噺を交えた『源平盛衰記』。米多朗師匠の『ちりとてちん』も悪くない。中トリの米助師匠の『もう半分』はほんとうにブラックだった。   仲入り後は、遊雀師匠が軽妙に『四段目』。主任の歌丸師匠の『小間物屋政談』は貫禄だ。昨年8月の口演の時よ…
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円熟の味わい『中村仲蔵』  歌蔵落語会其の十四

 1年ぶりの歌蔵師匠の落語会である。18時開場でお江戸日本橋亭。開演は19時ということだったが、18時半過ぎに入場すると前座が上がっていた。  客の入りが良かったのだろう。椅子席は既に埋まっており、前の座椅子がぼちぼちといった状況。  師匠のマクラは、まず出版の話、そして、第3回藤本義一文学賞特別賞を受賞した話。http://g…
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舟渡しの音曲「佃」が印象的『牡丹灯籠 お露新三郞 出逢い』(歌丸)

8月11日(金)の午後1時からは国立演芸場8月中席初日である。桂歌丸師匠が1日おきに登場するとあって、早いうちに切符は売り切れ。  歌丸師匠、鼻にチューブを通して酸素吸入しながら口演、痛々しいが、噺の内容はしっかりしている。牡丹灯籠「お露新三郞 出逢い」では、釣りに舟で出向くシーンで、鳴り物を入れて雰囲気を醸し出す。三味線は佃で、歌…
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廓噺の人情『紺屋高尾』(歌丸)、面白い『やかん』(小遊三)

9月24日(土曜日)の国立演芸場は、「桂歌丸噺家生活65周年を祝う会」で満員御礼。落語芸術協会の幹部の面々も揃う。 今回も仲入り後の座談が面白い。歌丸師匠は15歳で噺家となり早や65年、5月22日に笑点も50周年を迎えその司会者を引退、年齢では満80歳となり、記念すべき年だという。鶴光師匠曰く、滑稽噺、人情噺、怪談噺、のすべてを演…
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本当はリアルな圓朝作品『江島屋怪談』(歌丸) 国立演芸場8月中席

   8月14日(日)午後1時からは国立演芸場の8月中席、桂歌丸師匠が笑点司会を引退して、落語に専念して初めての国立演芸場の定席公演である。噺家生活六十五周年記念、そして師匠の80歳の誕生日だという。  小南治師匠は、恒例の大入り袋のマクラ。一番弟子の歌春師匠は得意の『長命』。ベテラン小遊三師匠と圓楽師匠はそれぞれ得意の『千早ふる』…
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円熟『竹の水仙』(歌丸)、味わい『武助馬』(鯉昇)、軽快『大山詣り』(小文治)

 5月23日(月)は、第617回紀伊國屋寄席。主任は歌丸師匠だが、病気の心配のせいか、直前まで空席がある。終盤では座席はほぼ埋まっていたが、かつての人気というわけにはいかないだろう。  前座の後の二つ目は秋田音頭の出囃子で大曲出身の遊里が登場。『花色木綿』とは新鮮な演目だが、『出来心』の別名バージョンだ。小文治師匠の『大山詣り』は軽快…
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熱演『塩原多助』(歌丸) 懐かしの新作『電話の遊び』(遊雀) 歌丸人気の国立演芸場4月中席

4月16日は国立演芸場4月中席である。主任は恒例の桂歌丸師匠で、連日満員御礼。遊雀師匠は、古い新作の『電話の遊び』で懐かしい思い。代演、食い付きの小南治師匠は大入り袋のマクラを振りながら『ドクトル』。主任の歌丸師匠は、昨年に引き続き、圓朝作の『塩原多助』であり、たっぷりの40分の熱演。 ¡ 前座 桂竹わ 初天神0…
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老体に鞭打っての好演『紙入れ』(歌丸)

 11月29日(日)、新宿末廣亭11月下席夜の部に行く。落語芸術協会で、主任は桂歌丸会長。1階席はほぼ満席。桂富丸の『老稚園』は、古今亭今輔の新作落語らしい。  主任の歌丸師匠、痛々しいが、老体に鞭打って『紙入れ』を好演。 ○ 落語 滝川鯉橋 粗忽の釘 ○ 落語 春風亭柳之介 荒大名の茶の湯 ○ 奇術 スティファニー ○ …
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話術の魅力『紺屋高尾』(歌丸)、貫禄『百川』(小柳枝)

10月26日(月)夜は、第610回紀伊國屋寄席だ。病気がちな歌丸師匠が主任だが、人気は衰えずということで、満員でこそないが、大入り。   竹千代は9月下席から「竹のこ」改めで二ツ目になったという。『狸賽』を無難にこなす。歌助師匠、いつもは歌丸師匠の膝代わりが多いのだが、今回はうめ吉さんがいることから二番手。へぎ蕎麦をエピソードに…
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味わいの『乳房榎』(歌丸)、発展『鈴ヶ森』(文治)、好演『金明竹』(歌助)

  8月12日(水)は、休暇を取って、国立演芸場8月中席に行ってみる。トリが歌丸師匠で連日の満員御礼。入院していた師匠も、なんといっても、この公演に合わせて体調を整えて退院したのだろう。   文治師匠は、得意の『鈴ヶ森』、噺はかなり改変しており、今後の展開が楽しみだ。歌助師匠の『金明竹』も面白い。助六師匠は得意の相撲噺と踊りを披露。…
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長講『青の別れ』(歌丸)、甘党版『時そば』(鯉昇)、固定電話ネタ『電話の遊び』(遊雀)演芸場4月中

  4月11日(土)国立演芸場は、4月中席の初日、トリは桂歌丸師匠で、連日満員御礼なのだという。   開口一番は、昇也の『寄合酒』。一昨年に二ツ目に昇進したばかりであるが、楽しくこなす。次は、遊雀師匠の『電話の遊び』で、携帯電話の時代に固定電話開通の時代のネタが懐かしい。中トリは、鯉昇師匠の甘党版『時そば』で味がある。9時のところは甘…
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ホタルの投映の『栗橋宿』(歌丸)、早くも『掛け取り』(文治)、独特の『ん廻し』(小南治)

 8月17日(日)は、国立演芸場8月中席の後半である。満員御礼ではないようだが大入りは間違いない。文治師匠は早くも『掛け取り』を掛ける。なかなかの出来映え。助六師匠は得意の『長短』。柳若の『看板の一』も悪くない。サラリーマン生活経験の遅れての入門だという。小南治師匠は、独特の『ん廻し』。  歌丸師匠の『栗橋宿』は、怪談牡丹灯籠のいわば…
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凄みの『お札はがし』(歌丸)、恒例のマクラで『ドクトル』(小南治)、得意の『肥がめ』(文治)

 8月11日(月)は、国立演芸場8月中席の初日である。恒例の満員御礼。小南治師匠は、恒例の大入り袋のマクラ。平成17、19、21、23と話した後、連続で24、25、26と中席に登場である。噺もいつものドクトル。このほか、文治師匠の『肥がめ』は定番、助六師匠の操り人形がなんといっても見もの。   比較的長めに演じる国立演芸場の定席だが、…
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第594回紀伊國屋寄席 病み上がりの迫力『真景累ヶ淵完結編』(歌丸)、味わいの『青菜』(歌助)

 6月23日(月)18時半からの第594回紀伊國屋寄席は、トリが歌丸師匠。当日券はあったが、満員御礼となった。  膝代わりはいつもの歌助師匠、十日町生まれで、横浜市上大岡在住だという。この時期の噺、『青菜』は新鮮。  トリの歌丸師匠は、真景累ヶ淵の最終章を語る。本来はもっと長く、相撲取りなども登場するのだが、そこまではやらない。いず…
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桂歌丸一門会 復帰『小噺』(歌丸)、頑張る『八五郎出世』(歌春)、マクラが冴える『豆屋』(歌蔵)

  5月31日(土)18時からの横浜の三吉演芸場で開催されている【桂歌丸一門会】に始めて行った。満員御礼で、通常ならなかなかとりにくいチケットだが、都合がつかないという関係者から譲り受けた。歌丸師匠の出演はかなり厳しそうだったが、なんとか出演、ただし長講は難しいとのことだった。  枝太郎師匠は久し振り。現代風アレンジ気味『お見立て』と…
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歌丸師匠代演で色気の『船徳』(小遊三) (国立演芸場4月中席)

  国立演芸場4月中席は、いつもは桂歌丸師匠が主任を務める(塩原多助のうち戸田の屋敷を演ずる予定)のだが、今回は病気のため休演。   4月12日(土)の昼の公演。昇々は『肥がめ』で、なかなかしっかりとしてきた。遊雀師匠は斜に構えた感じの『金明竹』、夢太朗師匠の『禁酒番屋』もなかなか味がある。  食い付きは小文治師匠で、色っぽい『宮戸…
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新春名人会 憎々しい魅力『紙入れ』(歌丸)、躍動的な『相撲風景』(助六)、絶妙『時そば』(小柳枝)

 1月5日(日)の新春国立名人会(国立演芸場13時~)は、恒例の満員御礼。めでたい席で、いうことなしという雰囲気。たくさんの知り合いにも出会った。K銀行関係のHさん、○先輩のMさん、子どもの同級生親のSさんも見かけたようだ。休み期間中に開催される興行の中ではなかなか魅力的なメンバーということなのだろう。  演者は得意の演目。文治師…
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お見事『小間物屋政談』(歌丸)、迫力『巌流島』(夢太朗)、活き活き『三日天下』(竹丸)国立名人会

  12月22日(日)午後6時からの国立名人会は、満員御礼。ただし、この名人会、販売後、しばらくは空席があった。23日の圓丈の落語会は早々と売り切れだったのに・・・国立演芸場の窓口も、歌丸師匠がトリなのにおかしいと言う。おそらく、11月に歌丸師匠が健康を害して2週間ほど休業したことが影響しているのだろう。  しかし、ともかくも歌丸師匠…
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第586回紀伊國屋寄席 歌丸師匠急遽休演、体育会系の『千早ふる』(小遊三)

 10月29日(火)は、第586回紀伊國屋寄席。トリは歌丸師匠で真景累ヶ淵の第六話と第七話を演じる予定が、なんと体調不良により休演。代演は、柳亭市馬、桃月庵白酒、三遊亭小遊三ということに。他の演目ならともかく、シリーズで聴いてきたものだけに、歌丸師匠の休演は本当に残念。一日も早い健康回復を祈りたい。  それはともかくも、今回の演目は楽…
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楽しめる『引越の夢』(べん橋)、豊かな表現力『堪忍袋』(遊雀)、クライマックス『真景累ヶ淵』(歌丸)

 国立演芸場8月中席初日は大入り満員。立ち見が出ている。  二ツ目の春風亭べん橋、北海道生まれ、少し訛りがありそれを生かしている。マクラは札幌のエピソードから始まり、サワリは『引越の夢』、なかなか楽しめる内容。  小南治師匠の大入り袋は定番のマクラ。落語も師匠らしい『鋳掛けや』。  食い付きは、遊雀師匠の『堪忍袋』、豊かな表現力で…
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個性でお大尽と花魁と『お見立て』(小助六)、名人芸『短命』(歌丸)・『蛇含草』(鯉昇)

  国立演芸場の7月上席は、落語芸術協会の真打昇進襲名披露公演である。7月7日(日)は、梅雨が明けて暑い盛りだが、七割程度の入りはなかなかのもの。  花助改メ三代目小助六師匠、協会の幹部の面々からは会計事務所職員のようだとからかわれながらも、独特の個性があり、花助時代から注目していた。小助六の初代は、後の第四代古今亭志ん生で、第二代は…
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新作で勝負『雨のち晴れ』(枝太郎)、持ち味『擬宝珠』(文治)、名人芸『鰍沢』(歌丸)

4月19日(金)の国立演芸場4月中席夜の部、今回も引き続き、主任は桂歌丸師匠、演目は前半とは異なり『鰍沢』である。 枝太郎師匠、毎日異なった演目を演じているようだが、今回は初日の『不動坊』にしようと思っていたが、始まる前にお客にまた演じて欲しいと言われたので、やめて新作にするという。新作を得意とする師匠、『雨のち晴れ』で…
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淡々と『七度狐』(花助)、深みのある『時そば』(鯉昇)、名人『中村仲蔵』(歌丸)

 国立演芸場の4月中席の主任は恒例の歌丸師匠。11日はその初日である。  花助の『七度狐』は淡々と演じるが、味がある。枝太郎師匠の『不動坊』どこか平板、もともと得意とする噺のはずだが・・・?上方落語で吉弥師匠が演じたように鳴り物入りで行きたいところ。鯉昇師匠の『時そば』はお見事。蕎麦屋のハーフ、蕎麦処ベートーベン、甘味でココナッ…
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絶妙の『勘蔵の死』『お累の自害』(歌丸)、巧さの『長屋の花見』(鯉昇)、出来の『たいこ腹』(一左)

 4月1日(月)第580回紀伊國屋寄席は、当日券はあるものの満席に近い入り。桂歌丸師匠の2話連続の真景累ヶ淵第4話・第5話がメインだ。   一左の「たいこ腹」もなかなかの出来。一朝師匠の弟子らしい歯切れの良さ。鯉昇師匠は持ち前の巧さ。トリで聴いても不思議はないほどの「長屋の花見」を楽しむ。  とはいえ、メインは歌丸師匠。昨年、国…
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芸術祭寄席 表現力豊かな『虱茶屋』(小文治)、十八番の『井戸の茶碗』(歌丸)

 国立演芸場で10月21日(日)に開催された芸術祭寄席の昼の部(落語芸術協会)を鑑賞した。夜の部(落語協会)は発売当日即時売り切れの一方で、昼の部は完売ではないところが、落語協会と落語芸術協会の実力の違いか。とはいえ、昼の部も歌丸会長も含めてしっかりとした布陣で、なかなかのもの。  小文治師匠の『虱茶屋』がエピソードたっぷり、…
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歌丸師匠 紀伊國屋寄席でも真景累ヶ淵「深見新五郎」「豊志賀」

10月9日(火)の第574回 紀伊國屋寄席、この落語会は久し振りである。  前座で出た朝呂久君、11月1日から二ツ目だという。したがって、紀伊國屋寄席の前座も今日は最後と張り切って演じる。昇々さんは「鈴ヶ森」、ノリが今ひとつという感じ。     この日は、桂歌丸師匠の真景累ヶ淵を二席。「深見新五郎」は、国立演芸場8月中席で…
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第9回歌蔵落語会 マクラに力、丁寧な『寝床』

けっs   9月7日(金)午後7時から上野広小路亭で歌蔵落語会其の九。   今回のゲストは太神楽の鏡味 味千代さん。歌蔵師匠は落語を三席。1席目7:02マクラ-7:24サワリ-7:33、2席目 7:46マクラ-8:01サワリ-8:14、3席目 8:36マクラ-8:38サワリ-9:06。歌蔵師匠、独演会では、マクラに力を入れている。1席…
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寄席でこそ怖い『お累の自害』(歌丸)、観て楽しい『四人癖』(小南治)、創作の味『童謡』(竹丸)

    国立演芸場8月中席の後半である。桂歌丸師匠が恒例の主任で、真景累ヶ淵の「お累の自害」を演じる。今日も、満員御礼。    『四人癖』(桂小南治)、『童謡』(桂竹丸)といった初めての噺もあったのは収穫。二ツ目だが、春風亭昇々の「ちりとてちん」も勢いがあり面白い。小南治師匠は、二十面相を入れて紙切り芸人を親戚筋に持つ独特の芸人の味。…
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グィーと引き込まれる『勘蔵の死(真景累ヶ淵)』(歌丸)、味のある『たがや』(夢太朗)

    8月11日(土)は国立演芸場8月中席の初日。大入り満員である。トリは、落語芸術協会会長の桂歌丸師匠で恒例の怪談話。今回は、昨年に引き続いて三遊亭圓朝作の真景累ヶ淵の『勘蔵の死』と『お累の自害』を取り上げる。    桂歌丸師匠は、以前、真景累ヶ淵を5回に分けて口演した。その際には、最も演じられることの多い『宗悦殺し』と『豊志賀の…
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