テーマ:オペラ

新国立劇場『セヴィリアの理髪師』 粒ぞろいの歌唱陣と音楽

セビリャの理髪師 IL BARBIERE DI SIVIGLIA - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 6 (DVD2枚付きケース入り) ロッシーニ作曲 / パイジェッロ作曲 - 永竹 由幸(ながたけ よしゆき), 井形 ちづる(いがた ちづる), 井内 美香(いのうち みか), 増田 恵子(ますだ けいこ), 永竹 由幸(ながたけ …
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新国立劇場「ラ・ボエーム」6回目の演出 ムゼッタ役の辻井亜季穂(ソプラノ)に注目

プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》 [DVD] - ヘルベルト・フォン・カラヤン, ヘルベルト・フォン・カラヤン 2020年1月26日(日)は、久々の『ラ・ボエーム』。粟國淳の演出で6回目。今回のムゼッタ役は辻井亜季穂(ソプラノ)、前回の石橋栄実(ソプラノ)も素晴らしかったが、ひけをとらない。ロマンティック・アリア - マチャイゼ(ニー…
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新国立劇場 感動の舞台「椿姫」はLa Traviata

12月1日(日)は新国立劇場で「椿姫」を鑑賞。いうまでもなく、ヴェルディの傑作の一つ。新国立劇場はヴァンサン・ブサールの演出では三回目となる。前奏曲で幕にヴィオレッタの墓碑銘が大写しで投映される。名も無く葬られるに違いないというヴィオレッタのセリフとは対照的なもので、そこに作者、演出家の込めた思いがある。椿姫ではなくLa T…
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新国立劇場「ドン・パスクワーレ」 喜劇はイタリア人ソリストの独壇場

ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ(グラインドボーン音楽祭2013)[Blu-ray] 11月16日(土)午後2時~は、新国立劇場でドニゼッティの歌劇「ドン・パスクワーレ」を鑑賞。2時~3時25分、3時50分~4時半の構成。  ともかくも楽しいオペラ。ノリーナのハスミック・トロシャンは代役だが、遜色ない。  しかし、この歌劇は、…
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新国立劇場「エウゲニ・オネーギン」 ロシアの情感

『エフゲニー・オネーギン』全曲 カーセン演出、ゲルギエフ&メトロポリタン歌劇場、ホロストフスキー、フレミング、他(2007 ステレオ) 10月6日(日)は14:00から新国立劇場 オペラパレスで、チャイコフスキーの歌劇「エウゲニ・オネーギン」を鑑賞。舞台はロシアの雰囲気を精一杯醸し出す。チャイコフスキーの作品らしい、情感のこもった作品…
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新国立劇場トゥーランドット 本質に迫る 中村恵理のリュー、テオリンの姫、イリンカイのカラフ オリエの演出

 7月20日(土)は午後2時から新国立劇場でトゥーランドットを鑑賞。新国立劇場でトゥーランドットは2001、2008年に続き三作目だが、演出は毎回変わっている。それだけに難しい演目なのだろう。前回の演出はこりすぎた感じがあり批判も少なくなかったが、今回は、古びずかといって奇を衒うこともなく、心理描写としても、映像的にも優れていた…
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新国立劇場「蝶々夫人」傑出したタイトルロールの佐藤康子

6月9日(日)午後2時からは新国立劇場でプッチーニの歌劇「蝶々夫人」を鑑賞。今回もピンカートン以外は日本人ソリストで固めた演出。タイトルロールの蝶々夫人が気になっていたが、佐藤康子は日本人離れした歌唱力と演技力で、か弱きそして力強い蝶々さんを魅せてくれた。 ○ 指揮 ドナート・レンツェッティ ○ 演出 栗山民也 ○…
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新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」成熟した面白さ 脇園彩をはじめ日本人ソリストが大活躍

 5月19日(日)午後2時からは新国立劇場でモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を鑑賞。新国立劇場のこの演目は、2008年、2012年、2014年と鑑賞しており、今回が4回目。同じ演出だが、ソリストの違いを味わうのも良い。   ドン・ジョヴァンニ役のニコラ・ウリヴィエーリはさすがに迫力。レポレッロ役のジョヴァンニ・フルラネ…
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新国立劇場『ジャンニ・スキッキ』砂川涼子をはじめ日本人ソリストが好演、カルロス・アルバレスも魅力

新国立劇場で4月14日(日)午後2時から、歌劇『フィレンツェの悲劇』『ジャンニ・スキッキ』のダブルビルを鑑賞。どちらも新国立劇場では初演だ。 ジャンニ・スキッキは、同じプッチーニ作品の『外套』『修道女アンジェリカ』とともにトリプルビルで上演されることも多いが、『フィレンツェの悲劇』とのダブルビルも珍しくないよう。ジャンニ・…
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ジュール・マスネ『ウェルテル』再び 新国立劇場

3月21日(木・祝)は、新国立劇場で、ジュール・マスネの『ウェルテル』を鑑賞。14時開始で2回休憩が入って17時10分終演。  原作は言わずと知れたゲーテの「若きウェルテルの悩み」、新国立劇場では2016年の再演。今回は、外国人ソリストはウェルテルだけで、ほかはすべて日本人ソリスト。   サイマール・ピルグは、2018年3月…
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世界初演の歌劇『紫苑物語』は国民歌劇!?

   新国立劇場で2月23日(土)午後2時から、歌劇『紫苑物語』を鑑賞。世界初演の日本作品である。   情報があまりに多すぎて、なんとも言えないが、迫力満点であったのは確か。   直感として感じたのは、ドイツ最初の国民歌劇として知られる『魔弾の射手』に共通したなにかである。   宗頼の高田智宏、平太の松平敬(とりわけホーミー)、う…
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新国立劇場の歌劇『タンホイザー』を楽しむ 聴かせどころ満載

2月2日(土)は新国立劇場で午後2時から歌劇「タンホイザー」を鑑賞。終演予定は6時5分だったが、10分ほど遅れる。途中、25分休憩が2回。  ソリスト陣は、外国人はそれぞれバイロイト音楽祭などで実績を積む人たちで、歌唱、演技ともに遜色ない。日本人ソリストも、領主ヘルマンの妻屋秀和を含め、しっかりと固めている。アッシャー・フィッシ…
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新国立劇場『ファルスタッフ』ヴェルディ最後の性格喜劇を再び

 12月9日(日)は、新国立劇場でヴェルディの『ファルスタッフ』を鑑賞。14:00-16:35(うち25分休憩)この演目、2007年、2015年の同劇場の公演以来である。ヴェルディの最後のオペラで、シェイクスピアの“ウィンザーの陽気な女房たち”が原作。演出は、同じくジョナサン・ミラー。  歌唱陣は素晴らしいのだが、作品の中で良さを…
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鵜山仁氏の5回目の再演で人気の舞台『カルメン』(新国立劇場)

 11月25日(日)午後2時~5時45分は、新国立劇場で歌劇「カルメン」を鑑賞  この演目、超人気の一つであることはいうまでもない。鵜山氏の演出はオーソドックスなもので、エキゾチックな魅力を最大限に引き出していると言えるだろう。  今回のカルメン役のジンジャー・コスタ=ジャクソンは、2010年のキルステン・シャベスほどではないとして…
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新国立劇場「魔笛」 新演出で役どころに新たな意味

 10月8日(月)午後2時~5時3分(うち休憩25分)は、新国立劇場でモーツアルトの歌劇「魔笛」を楽しむ。  新国立劇場では、1998年以来、6回にわたりミヒャエル・ハンペの演出であったが、今回は、ウィリアム・ケントリッジの演出。南アフリカ出身の現代美術家で、2005年にベルギーのモネ劇場で初演以来、欧州の劇場で上演されているのだとい…
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恋愛志向のプッチーニがこだわった舞台 謎は深まる 新国立劇場『トスカ』

  7月8日(日)は、14時から新国立劇場でプッチーニの歌劇『トスカ』である。この演目、ドイツの劇場(デュッセルドルフのラインオペラ(1993年3月)、おそらくベルリン州立歌劇場(1994年頃))新国立劇場では、2009年から数回、鑑賞している。前回は、2015年。  新国立劇場の演出は、2000年の初公演からアントネッロ・マダ…
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突きつける真実の舞台 新国立劇場『フィデリオ』 光る石橋栄実(マルツェリーネ役)

5月27日(日)は、14時から新国立劇場でベートーヴェンの歌劇『フィデリオ』である。この演目、新国立劇場では、2005年と2006年の2回上演。今回は、3回目だが、新制作だ。   注目は、カタリーナ・ワーグナーの演出。公演プログラムには通常、演出家のページがあるのだが、今回はない。その代わり、ドラマトゥルクのダニエル・ウェーバーの…
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絢爛な舞台 新国立劇場『アイーダ』

  4月8日(日)は、14時から新国立劇場でヴェルディの歌劇『アイーダ』である。新国立劇場で鑑賞するのは、上演時間は、3時間50分(途中25分2回20分1回の休憩)、すなわち14:00-14:45 15:10-16:00 16:25-17:00 17:20-17:50と4幕の休憩3回というニーベルングの指環並みの時間構成。2008年、2…
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フェスティバル・ヴェルディ パルマにて

 3月28日(水)にイタリア文化会館にてフェスティバルヴェルディ2018のプレゼンテーションの会が開催された。9月27日(木)~10月21日(日)にパルマとブッセートにてイベントが開催されるという。  中心はパルマ王立劇場1050席で、『マクベス』や『アッティラ』が上演されるが、ブッセートのジュゼッペ・ヴェルディ劇場600席で…
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新国立劇場「愛の妙薬」 ピアノの意味

3月18日(日)午後2時~4時40分、新国立劇場で『愛の妙薬(L’elisir d’amore)』(作曲:ドニゼッテイ)を鑑賞した。今回は三回目の再演だが、私にとっては、2010年以来だ。http://steintogil.at.webry.info/201004/article_2.html 現代的な演出で、ドゥルカマーラはな…
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新国立劇場「ホフマン物語」 成熟の公演

3月10日(土)午後2時~5時45分は、新国立劇場の歌劇『ホフマン物語』。  贅沢なオペラと感じるのは、オランピア、アントニア、ジュリエッタという3人の女性にベテラン勢を揃えて、短めの出演時間というせいだろうか。  フランス語のオペラだが、オッフェンバックはもともとケルン生まれのユダヤ系ドイツ人、モデルのE.T.A,ホフマ…
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新国立劇場「松風」 異次元・異形・異世界の響きと心

 2月18日(日)午後3時~新国立劇場で細川俊夫の歌劇「松風」を鑑賞した。2011年にブリュッセルのモネ劇場で初演され、日本では今回が初演となる。能からインスピレーションを得て、あの世との交流を夢の世界のうちに表現したという作品。こうしてみると、オペラの描く舞台と能が表現してきた世界が異質なもので、その融合にチャレンジすることがいかに難…
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新国立劇場「こうもり」 ベテランの域、恒例の楽しみ

1月21日(日)午後2時~5時8分は、新国立劇場の喜歌劇『こうもり』。私にとっては三回目の演目。演出、管弦楽は前回2015年と同じ。ソリストもアイゼンシュタインをはじめ、前回と同じスタッフが揃っている。 楽しい内容だし、音楽的にも、ドラマとしても申し分ない。ベテランの域、恒例の演目と言えようか。 ○ 指揮 アルフレート・エシ…
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新国立劇場「ばらの騎士」オックス男爵の魅力

 12月3日(日)は、新国立劇場でリヒャルト・シュトラウスの『ばらの騎士』を鑑賞。 この演目は、2015年以来。2007年には新制作の段階で鑑賞。2003年には東京二期会の公演を観ている。 http://steintogil.at.webry.info/201506/article_1.html http://steinto…
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新国立劇場「神々の黄昏」は、洗練された舞台

 10月7日(土)は、新国立劇場でワーグナーの『神々の黄昏』を鑑賞。ワーグナーは、ニーベルングの指輪の4作品の中で、この作品を最初に書いたのだという。確かに文学作品としての『ニーベルングの歌』は、この作品と共通した部分が多い。『ラインの黄金』『ワルキューレ』『ジークフリート』といった作品はワーグナーが膨らませた部分なのだ。     …
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新国立劇場「ジークフリート」迫力のバランス

 6月4日(日)午後2時~7時50分は、新国立劇場で、ワーグナーの楽劇『ジークフリート』である。この演目、なんといっても、ジークフリートの出来次第なのだが、今回は、ソリストのバランスの良さも光った。  演出は、ゲッツ・フリードリヒで、斬新すぎず、かといって古びてもいない。  最初、この演目を鑑賞したのはドイツの劇場で字幕なしだっ…
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新国立劇場『オテロ』 シェイクスピア×ヴェルディだから役作りも面白い

4月15日(土)は、新国立劇場で『オテロ』を14時~16時45分(途中25分の休憩)を鑑賞。この演目は、2009年の新国立劇場以来だ。 http://steintogil.at.webry.info/200909/article_5.html 2012年の時は、チケットを友人に譲ったので、見ずじまい。ヴェルディの作品の中…
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新国立劇場『ルチア』 ペレチャッコとグラスハーモニカの魅力

3月20日(月・祝)は、新国立劇場で『ルチア』14時~17時15分(途中25分、20分の休憩)。劇場で観るのは初めてなので、メトロポリタン歌劇場の録画を前日に観る(タイトルロール・ネトレプコ)。 しかし、実際に観るのは大違い。まず、演出は、舞台でスコットランドの寂寥感を醸し出す。メトロポリタン歌劇場のように幽霊こそ登場させない…
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