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多角度から光を照射する『フェルメールからのラブレター展』
東京の渋谷の文化村にあるミュージアムで開催されている展覧会に行った。フェルメールの作品が三点展示されているのがポイント。京都、宮城・仙台と来て、いよいよ東京で開催。
フェルメールと同時代に活躍したオランダの作家たちの作品が中心。最近あちこちで開催されている展示会と比較すると展示点数は多くない。また、フェルメールを除いては、知っている作家はヤン・ステーンくらいだったが、今回、展示されているヤン・リーフェンスの作品(「机に向かう簿記係」)は良かった。この作家はレンブラントと同じ工房で競...
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2012/01/28 22:06 |
新国立劇場の『ラ・ボエーム』は安定した魅力
2012年1月22日15時〜の新国立劇場の『ラ・ボエーム』を鑑賞。新国立劇場のラ・ボエームのプレミエは2003年、その後、2004年にも公演があり、2008年に再演された。私は、2004年、2008年に観劇した。今回は、同じ演出で三回目となる。
休日で9割方の客の入り、満席とはいえないが、定番の演目となれば、こんなものだろう。しかし、プッチーニの名作、聴かせどころも多く、外れることはない。劇場側も、自信を持って送り出している作品なのである。一定の水準を確保できた新国立劇場の演目を評価...
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2012/01/22 22:30 |
植田実の『真夜中の庭』とドレスデンの心臓
NHKの週刊ブックレビューで紹介されていた『真夜中の庭』(植田実)を読むとなかなか面白い。その中に「ドレスデンの心臓」がある。エーリッヒ・ケストナーの「エーミールと探偵たち」をテーマとした作品だ。ヨーロッパの
東半分の都市・町村をまわっていて異様な感銘を受けた都市がドレスデンだったという。数本の欠けた塔が見えた。それは都市のはかないシルエット、空爆で廃墟となった町だった。
植田実氏が最初にドレスデンを訪れたときの、廃墟のドームの中にあった聖人や天使のたちの像が彼にとって...
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2012/01/22 00:22 |
正月二之席で喬太郎の新作『午後の保健室』、一朝の芝居風噺『祇園祭』、小三治の色っぽい『野ざらし』
2012年1月20日(金)は、新宿末廣亭正月二之席も、いよいよ千秋楽である。満席ではあったが、悪天候の中で、超満員というわけではない。夜の部の途中から入る。
物まねでは、江戸家猫八(4代目)師匠が昨年3月にデビューした息子の江戸家小猫(2代目)さんを連れて登場。親子の物まねデュエットを披露。好評を博す。
喬太郎師匠は新作『午後の保健室』で笑わせる。権太楼師匠は得意の『代書屋』。小満ん師匠は『あちたりこちたり』、夢の酒と思いきや、団子坂を彷徨ったり。一朝師匠は、芝居噺のノリで『祇...
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2012/01/21 00:10 |
国道起点の日韓比較〜開発が進む東京・日本橋と昔の面影が残る木浦・儒達山
東京・中央区にある日本橋は、今でも日本の道路網の始点となっているらしい。国道1号線、のほか、4,6,14,15,17,20の国道の始点らしい。
これに対して、お隣の韓国では、木浦に国道の起点がある。1号線は、木浦から羅州、光州、全州、公州、水原、ソウルを通り坡州まで、坡州には臨津閣があり、北朝鮮を遠くに臨む。その先には板門店がある。道路としては、さらには、北朝鮮の開城まで通じているらしい。また、木浦は、2号線の起点でもある。ここから釜山までの道なのである。
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2012/01/16 22:19 |
日比谷公園から日本橋へ 荻須高徳展へ
荻須高徳の展覧会があるというので、日本橋の三越本店のギャラリーに行ってみた。
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2012/01/15 21:11 |
昼トリ『中沢家の人々』(圓歌)〜『勘定板』(雲助)『芝居の喧嘩』(一朝)夜トリ『錦の袈裟』(小三治)
2012年1月14日(土)の新宿末廣亭正月二之席は、午後1時半頃から立ち見となる大盛況。昼の部の中入り後、昼の部の終了後は、少し帰る人もいるが、引き続き立ち見が並ぶ満員御礼。聴衆は、比較的若い層が多い。男女比も6.5対3.5くらいか。女性のグループも目立つ。
昼の部の途中から入場。昼の部のトリは圓歌師匠。久々の『中沢家の人々』である。
夜の部では、三遊亭時松さんの噺は、『反対俥』だと思うが、五所川原との往復というダイナミックな噺。
雲助師匠...
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2012/01/15 11:03 |
歌る多の『宗論』と小三治の『厩火事』が印象的 新宿末廣亭正月二之席 夜の部
2012年1月13日(金)の新宿末廣亭の正月二之席である。二之席ともなると、客足は大部落ち着いている。持ち時間は短いが、普段ならトリを取るメンバーが揃うのが魅力。柳家喬太郎、柳家さん喬、柳家権太楼というメンバーが連続して高座に上がるというシーンはこの時期ならではのもの。
喬太郎師匠の『初音の鼓』は14分の短時間ながら、きちんとこなす。百両で売ろうとして、三太夫と殿様の泣き賃を引いて一両というのがサゲ。
権太楼師匠の『金の大黒』は、大家の猫をいたぶったとか、食べてしまったとい...
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2012/01/14 00:45 |
かっぱ橋本通りを歩く
上野公園から両大師橋を通り、かっぱ橋本通を通る。この通りはスカイツリーが正面に見える。少し行くと曹源寺があった。ここは俗称「かっぱ寺」として親しまれているのだという。
台東区の標識によれば、19世紀の初め頃、近くの川の堀削工事に私財を投じた合羽商人がこの寺に葬られた。このあたりの土地は水はけが悪く、住民のことを思い、この商人が工事を始めたところ、川の河童たちが工事に協力し、また、この河童を見たものは、商売が繁盛したという。寺の境内には河童大明神もあった。
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2012/01/09 19:12 |
ゴヤ展 ゴヤの作品を体系的に味わう
上野の国立西洋美術館の「ゴヤ展」に行く。ゴヤの絵画は、プラド美術館で鑑賞したことがある。好きな画家の一人だ。
今回は、『着衣のマハ』がメインであるが、タピスリー用原画として描かれた作品群や、批判的絵画、闘牛士を描いた絵画、戦争の悲惨さを描いた絵画など一通りのシリーズが揃っている。
民衆の風俗を描いた絵画もある。これも批判的要素が強いものだが、これもゴヤの絵画が持っている特徴なのだろう。プラド美術館があるマドリッドには、王立サン・フェルナンド美術アカデミー...
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2012/01/08 21:59 |
谷中にある『たいやき たいち』は天然物の本格派
谷中の七福神巡りの途中で鯛焼き屋を見つけた。昨年までは見掛けなかったもの。覗いてみるとなんと一丁焼きである。私は、東京では浪花屋と若葉でしかお目に掛かったことがない。パンフレットを見ると、人形町の柳家の流れをつぐお店らしい。そして、昨年9月に谷中・初音通りにオープンしたばかりだ。柳家は、人形町、銀座、根津に店があり、根津店の先代の長男が、根津店で修行し、今度は日暮里に新天地を開いたのだ。
いわゆる養殖物の鯛焼きが横行する中で、いわば天然物の店が出来るのは嬉しい限りである。この週...
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2012/01/07 19:31 |
下町風俗資料館(不忍池のほとりにある隠れたスポット)
谷中の七福神巡りの帰り、今年は早めに回ったので不忍池のほとりにある『下町風俗資料館』に立ち寄った。台東区の施設なのだという。
昭和55年(1980年)10月1日の開館だというが、この辺りを通過するのは、いつも夕暮れになってからなので、目立つ場所にあるのに、入ることはなかった。
2階建ての、とても小さな博物館である。1階の展示室には、商家と長屋の屋内が復元されている。花緒の製造卸問屋なのだという。江戸時代から、明治、大正を経ての長屋の風景の移り変わりも展示されてい...
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2012/01/07 18:51 |
NHKの語学講座の最近の傾向を嘆き、カセットテープのデジタル化、そしてケストナーへ
NHKの語学講座を聴いている。英語の番組では、杉田敏先生の『ビジネス英会話』が「やさしいビジネス英語」の時代からであり、何回か中断はあったが、長い期間のリスナーだ。
その他の言語では、ドイツ語講座、フランス語講座、イタリア語講座、ハングル講座、中国語講座を少しずつかじっている。フランス語、イタリア語に関しては、楽しみで聴いているリスナーが多いのか、力が入っている。
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2012/01/06 23:18 |
ベルリン大聖堂がある街並み
BSテレビでヨーロッパの旅行特集を放送している。ある時、ベルリン大聖堂のシーンが流れた。ウンターデンリンデンの尽きるところ、博物館島の入り口にある。
東ベルリンにあったので、以前は観光客になじみが薄かった。しかし、プロイセン王家にちなむ重要な施設であり、東ベルリン地区において、プロイセン時代の王宮が現存しない今においては、プロイセンの栄華をしのぶ数少ない場所である。(西ベルリンには、シャルロッテンブルク宮殿があるのだが)
歴代王・皇帝の墓所でもある。
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2012/01/04 21:16 |
新春らしい『羽団扇』(三遊亭小遊三)
1月3日の新春国立名人会の午前の部を観た。トリは小遊三師匠である。恒例の獅子舞から始まる。初席の持ち時間は短いという寄席が多いが、国立演芸場の場合は、15分〜20分を確保しているので、落語として楽しめるのがいい。
新春らしい噺として、まずは、彦いち師匠の『初天神』、得意の噺である。歌司師匠は三平師匠などのエピソードの小咄オンパレード、『師匠と私』ということらしい。圓蔵師匠は老体に鞭打って出演ということらしいが、『反対俥』をどうにかまとめる。
市馬師匠は、まずは得意の喉...
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2012/01/03 23:36 |
ピカイチの浜野矩随(好楽)と貫禄の紺屋高尾(歌丸)
国立演芸場で12月25日に開催された第349回国立名人会に行く。今回のメンバーもなかなかのもの。
好楽師匠の『浜野矩随』は、得意の演目。先代の圓楽師匠が得意とし、現在の圓楽師匠もしばしば演ずるが、好楽師匠のそれもピカイチ。NHKテレビの「日本の話芸」でもお目に掛かっている。ご自身のご子息もいらっしゃるので、マクラも妙に説得力ありというのが面白い。
夢太朗師匠の『うどん屋』も、寒い時分には笑いと哀愁が漂う独特の雰囲気だ。
トリは、歌丸師匠。『紺屋...
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2011/12/25 21:27 |
圓丈かぶき噺「髪結新三」を聴く会
12月23日は、国立演芸場“圓丈かぶき噺「髪結新三」を聴く会”である。満員御礼。
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2011/12/23 20:03 |
昼下がりの日曜喫茶室 楽しい そして戦慄
12月18日(日)、NHKFMの日曜喫茶室を聴いた。一年を振り返ってということで、常連客の人たちがこぞって参加する楽しいひとときであった。日曜日の昼下がりに、音楽を交えての語らいをソファで聴くのは楽しい。
今年の話題は、どうしても東日本大震災となる。天災と人災、防災と原子力、話題が繰り広げる中で、日本の報道について議論が及ぶ。ここで気がかりなのは、外国のメディアのほうがきちんとした報道をしていたことだという。日本では情報が公開されなかったのか、報道のほうに国民を混乱させないようにと...
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2011/12/18 20:40 |
久々の妾馬(春風亭小柳枝)
12月17日(土)の新宿末廣亭12月中席。久々の新宿末廣亭である。昼席はかなりの入りだったようだが、夜席は、途中から入り、1階で9割程度の入りで、まあまあの人気である。この季節らしい噺としては、『河豚鍋』あたりだろうか。『犬の目』は、初めて聴いた。
トリは、春風亭小柳枝師匠。大きな身体を揺すりながらも、優しい話し振り。久々の妾馬を聴く。
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2011/12/17 23:40 |
理想のフリードリッヒシュトラーセ
フランツ・カフカとお互いの作品を批評し合う仲であったユダヤ系ドイツ人作家・ジャーナリストがクルト・トゥホルスキーであった。
ベルリン生まれの彼は、「理想」という詩を遺している。
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2011/12/13 21:41 |