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zoom RSS 人情噺を愉しむ(歌丸『井戸の茶碗』、幸丸『野口シカ物語』) 義経・弁慶も2度登場

<<   作成日時 : 2009/04/12 12:03   >>

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国立演芸場30周年記念公演は落語芸術協会の番で4月11日が初日。今日は満員御礼である。主任は落語芸術協会会長の桂歌丸、中トリは副会長の三遊亭小遊三。主任の歌丸師匠の演目は10日間で5つを交替で行うというもの。11日は『井戸の茶碗』である。
  トリで歌丸師匠が開場当時の国立演芸場を語る。国立というイメージ、半蔵門という場所から当初はお客が少なかったという。なにせ最高裁と警察施設に挟まれてという立地。近所に招待券を配るも、紺の背広に黒い鞄という出で立ちのお客じゃ笑ってももらえない・・・
  歌丸師匠は毎年、4月中席、8月中席に主任を務めているが、今年の夏は劇場からの依頼で、真景累ヶ淵『豊志賀の死』を上演するという。確かに真景累ヶ淵は、桂歌丸さん、一応は、すべて上演しておりCDも販売されていて、私もそのCDで聴いているが、『豊志賀の死』はサラッとこなしているだけである。この噺は、三遊亭圓生(六代目)、林家正蔵(八代目)、三遊亭円楽(五代目)のCDで聴いたものである。
  肝心の井戸の茶碗であるが、これは、なかなかの味のある語り口で、聴衆はぐいと引き寄せられる。名人芸である。
 今回の公演で光ったのは、桂平治の『青菜』。18番らしく早口ながら軽妙で身体の動きも心地良く見える。植木屋の女将さんが押し入れの中から転げ出て、‘九郎判官義経’と口走り、慌てて主人が‘弁慶’と口を挟んでしまうサゲは、ついつい頷ける気分。
実は、国立演芸場の後に、事情があって、新宿末廣亭の4月中席に足を運んだのだが、そこでも桂平治さんの青菜をもう一度聴いてしまった。同じ噺家の同じ話を一日のうちに2回、聴くのは初めての経験。(ボンボンブラザーズも2回観たのだが、新宿末廣亭の方は短めの公演だった)
新宿末廣亭の方は、100名程度の入り。主任は桂幸丸で、新作の『野口シカ物語』。野口英世の母について語ったもので、福島県須賀川出身の師匠ならではの新作。これも人情噺として心地よい。

090411国立演芸場30周年4月中席
○ 前座 桂宮治 子ほめ
○ 落語 瀧川鯉太 転失気
○ 物まね 江戸家まねき猫 音入り枕草子
○ 落語 桂平治 青菜
○ 漫才 おぼん・こぼん
○ 落語 三遊亭小遊三 千早振る
(中入り)
○ 上方落語 笑福亭鶴光 阿弥陀池
○ 落語 春風亭柳好 長屋の花見
○ 曲芸 ボンボンブラザーズ
○ 落語 桂歌丸 井戸の茶碗


090411新宿末廣亭4月中席(夜の部 途中から)
○ ボーイズ 東京ボーイズ
○ 落語 三遊亭小圓右 鮑のし
○ 落語 柳亭楽輔 新作落語
(中入り)
○ 落語 桂歌若 新作落語
○ 江戸売り声 宮田章司
 金魚、おひょうの松の豆腐、アサリとシジミ、張り板売り、ざる屋、いかけ屋、目立て、ほうき、ラオ屋、かりんとう(深川名物)、はしご売り、青梅売り、飴屋、富山の薬売り、研ぎ屋、朝顔の苗売り、納豆
○ 落語 三遊亭遊之介 粗忽の釘
○ 落語 桂平治 青菜
○ 曲芸 ボンボンブラザーズ
○ 落語 桂幸丸 野口シカ物語

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