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zoom RSS 小三治 シャイな名人のドキュメンタリー

<<   作成日時 : 2009/06/12 20:47   >>

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 ポレポレ東中野で映画『小三治』を観た。観客は50名ほどだったろうか。夜9時から2時間、東中野という点がおっくうだったのだが、上映は12日までということなので、思い切って出掛けた。
 テレビにはほとんど出演することはなく、目立つことが嫌いな師匠。その記録を残すことが嫌いな人を記録したドキュメンタリー映画というのがこの映画のポイントである。落語ブームとはいっても、この映画に皆がすぐに食いつくわけではないだろう。鈴本演芸場における「歌ま・く・ら」公演の時に師匠から録音の依頼があったことをきっかけに撮影を始めたというから2005年の暮れから3年がかりで撮り貯めたものなのである。
  CDはいくつも何度も聴いている。「歌ま・く・ら」で歌の素晴らしさは知っていた。その声の魅力が発揮される「宗論」も好きな作品だ。しかし、画像で師匠の口演を観たことはあまりなかった。今回、この映画の冒頭場面の「あくび指南」、続く「らくだ」を観ただけで、そのすごさはわかった。音だけを頼りに愉しんでいた時以上の魅力だ。
  柳家三三をはじめ、弟子たちも映画の中に登場する。三三は真打ち昇進披露ということで緊張する場面だ。そして、弟子たちの表情を見ると厳しい中にも暖かみのある空気が漂っているようだ。
  おしまいの場面では、入船亭扇橋が登場し、「鰍沢」の口演をけしかける。そして、一瞬の暗闇の後で、三遊亭圓朝作の三題噺が始まる。トリで演じられる大ネタであり、もともとは少し時間を要する噺。古くは林家正蔵(八代目)や三遊亭圓生(六代目)が得意とし、入船亭扇橋も、この二人から教わったという。桂歌丸も圓生のものを引き継いでいる。時間いっぱいまで楽屋で集中する小三治。扇橋や歌丸は寄席で聴いたことがある。今回は、エッセンスだけなのが残念であるが、小三治の噺も、いずれ、またゆっくり寄席で聴いてみたい。

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