6月8日(月)は、第606回紀伊國屋寄席である。馬石師匠は雲助一門らしくじっくり聴かせる芸で、『鮑のし』。中トリの金馬師匠は、今年で芸歴76年目、売り声の噺から始まる得意の『孝行糖』は仙人の域。 食い付きの文治師匠は2月で休演だった演目のリカバリー。小さな落語会で豆屋と妾馬を演じるつもりで、二階から降りてきたところ、階段の踊り場で骨折。昔語りに云う“あやまちは、安き所に成りて、必ず仕る事に候ふ”(徒然草「高名の木登り」)だと・・・噺は 『鼻ほしい』で、文治師匠らしい持ち味。 トリの市馬師匠は貫禄の『笠碁』、市馬の世界が繰り広げられて引き込まれる。 ○ 前座 柳家小かじ 二人旅6:20-30 ○ 落語 柳亭市弥 湯屋番6:31-34-49 ○ 落語 隅田川馬石 鮑のし6:50-55-7:16 ○ 落語 三遊亭金馬 孝行糖7:17-27-39 (仲入り) ○ 落語 桂文治 鼻ほしい7:55-8:08-18 ○ 落語 柳亭市馬 笠碁8:19-24-47 |
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