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zoom RSS 仮名手本忠臣蔵と落語

<<   作成日時 : 2016/12/24 21:45   >>

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10月16日(日)、11月3日(木・祝)、12月11日(日)と国立劇場で開催されていた仮名手本忠臣蔵を鑑賞した。
 歌舞伎を楽しむというよりは、落語の基礎知識として、どうしても見ざるを得なかったという事情である。第1部は『四段目』だ。実話では大石内蔵助は主君、浅野内匠頭の切腹を見届けてはいない。赤穂にはご切腹なされたという知らせがあり、それを聞いて初めて主君の死を知った。しかし、仮名手本忠臣蔵では、地元から駆け付けて、塩冶判官が「待ちかねたぞ、由良之助」という台詞を吐く。落語の舞台では、芝居に夢中の丁稚の貞吉を蔵に閉じ込めたところ、芝居のマネをする貞吉におなかが空いて大変と解釈した旦那の指示で「御膳」と食事を届けるところで貞吉が吐く台詞が「待ちかねたぞ」だ。「御膳」が「御前」とすり替わり、貞吉がすっかり判官気取りだ。歌舞伎では、塩冶判官を梅玉が、由良之助を幸四郎が演じる。『淀五郎』も『四段目』をめぐる噺だ。判官の代役で抜擢された淀五郎、役作りがうまくいかず、由良之助役の圓蔵が舞台の判官に近寄ることができないといった事態。本当に舞台で腹を切ろうとした淀五郎、思い余って仲蔵に相談に行き、稽古をつけてもらう。そして舞台で淀五郎の立派な出来に平伏した圓蔵に淀五郎が「まちかねた」という台詞でサゲ。
 続いて、『中村仲蔵』の舞台は第2部の『五段目』の“山崎街道二つ玉の場”である。大部屋俳優の仲蔵が折角の配役を割り当てられたのが斧定九郎だった。五段目は、弁当場とも言われ、観衆の注目に乏しく、しかも、この斧定九郎という役は、それまでは山賊の格好で現れるというもの。悩んでいた仲蔵が雨宿りに立ち寄った茶屋で出会った若い武士の出で立ちがなんともいえぬ粋なものだった。それをヒントに仲蔵が演じた出で立ちに観衆は唖然。失敗したと思った仲蔵は上方で転機を図ろうとするが、好評だったことがわかり、その後、役者として名を挙げていくという噺。それ以降は、江戸歌舞伎では斧定九郎は、中村仲蔵が確立した出で立ちなのである。
 次いで、七段目。芝居狂いの若旦那は、旦那から二階に閉じ込められてしまうが、定吉と芝居を演じることに、七段目だ。定吉が二階から転げ落ちたところへ旦那が駆け付ける。「てっぺんから落ちたか」と気遣う旦那に「いいえ、七段目」と定吉。

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