新国立劇場「エウゲニ・オネーギン」 ロシアの情感

『エフゲニー・オネーギン』全曲 カーセン演出、ゲルギエフ&メトロポリタン歌劇場、ホロストフスキー、フレミング、他(2007 ステレオ)
10月6日(日)は14:00から新国立劇場 オペラパレスで、チャイコフスキーの歌劇「エウゲニ・オネーギン」を鑑賞。舞台はロシアの雰囲気を精一杯醸し出す。チャイコフスキーの作品らしい、情感のこもった作品だ。タチヤーナにエフゲニア・ムラーヴェワ、オネーギンにワシリー・ラデューク、レンスキーにパーヴェル・コルガーティン、グレーミン公爵にアレクセイ・ティホミーロフと、ロシア出身の歌手を揃える。
その点、日本人ソリストは、可哀想だったかもしれない。
いずれにしても、プーシキンの古典的名作をチャイコフスキーの音楽で楽しむ世界だったということだろう。
指揮:アンドリー・ユルケヴィチ
演出:ドミトリー・ベルトマン
タチヤーナ:エフゲニア・ムラーヴェワ
オネーギン:ワシリー・ラデューク
レンスキー:パーヴェル・コルガーティン
オリガ:鳥木弥生
グレーミン公爵:アレクセイ・ティホミーロフ
ラーリナ:森山京子
フィリッピエヴナ:竹本節子
ザレツキー:成田博之
トリケ:升島唯博
隊長:細岡雅哉
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
合唱:新国立劇場合唱団

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