テーマ:新国立劇場

新国立劇場『ルチア』 海外ソリストを交えての万全の態勢でのぞむ荒涼なスコットランドの情熱と悲劇の舞台

4月18日(日)は、新国立劇場で『ルチア』14時~17時15分。約3時間10分(第Ⅰ幕〈第1部〉45分 休憩25分 第Ⅱ幕〈第2部第1幕〉40分 休憩20分 第Ⅲ幕〈第2部第2幕〉60分)で前回と同様。 劇場で観るのは前回2017年の新国立劇場に続き2回目。演出は、前回と同様で、映像でスコットランドの寂寥感を醸し出す。確かに、…
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新国立劇場「夜鳴きうぐいす」「イオランタ」 魅惑のストラヴィンスキーとヒューマニティのチャイコフスキー

4月11日(日)は午後2時から新国立劇場でストラヴィンスキー『夜鳴きうぐいす』とチャイコフスキーの『イオランタ』のダブルビルを鑑賞。『夜鳴きうぐいす』上演予定時間は14:00-14:50 休憩40分 『イオランタ』15:30-17:05だが、京王線が人身事故で一時不通であったため、10数分遅れで開演、そのまま終演も遅れる。 …
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新国立劇場「ワルキューレ」 日本人ソリストで好演

楽劇「ニーベルングの指環」第一夜「ワルキューレ」ネーデルラント・オペラ1999年 [DVD] - ヘンヒェン(ハルトムート), ブレッヘラー(ヨーン), キース(ジョン), リドル(クルト), ワーグナー, ヘンヒェン(ハルトムート), ネーデルラント・フィルハーモニー管弦楽団   3月14日(日)は午後2時から新国立劇場…
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新国立劇場『フィガロの結婚』 日本人ソリストたちが健闘

『フィガロの結婚』全曲 ウェイク=ウォーカー演出、ヴェルザー=メスト&スカラ座、カルロス・アルバレス、ディアナ・ダムラウ、他 2月11日(木)(祝)は、新国立劇場で『フィガロの結婚』を14時~15時40分、16時10分~17時25分を鑑賞。この演目、新国立劇場では4回目だ。 http://steintogil.at.webry.…
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新国立劇場「トスカ」緊張~急展開する時代に翻弄される人々を楽しむ

1月23日(土)午後2時~4時55分(上演時間:約3時間(第Ⅰ幕50分 休憩25分 第Ⅱ幕45分 休憩25分 Ⅲ幕30分))は、新国立劇場で「トスカ」を鑑賞。令和3年の初演目である。 23日(土)はプレミエ、緊急事態宣言発出前にチケットは売り切れているようで、かなりの客が入っている。会場は、ホワイエにおける飲食禁止、会話…
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新国立劇場「こうもり」は人気の定番

喜歌劇《こうもり》全曲 [DVD] - クライバー(カルロス), バイエルン国立歌劇場バレエ・合唱団, シュトラウス, クライバー(カルロス), シェンク(オットー), バイエルン国立管弦楽団 12月5日(土)午後2時~5時10分(上演時間:約3時間(第Ⅰ幕50分 休憩30分 第Ⅱ・Ⅲ幕100分))は、新国立劇場で「こうもり」を鑑賞。…
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新国立劇場「アルマゲドンの夢」 パンデミック世界の未来図

世界最終戦争の夢 ウェルズSF傑作集 - H・G ウェルズ, 阿部 知二 11月21日(土)は、新国立劇場の第二弾『アルマゲドンの夢』。2度の世界大戦の前に書かれた物語。見知らぬ他人同士が電車内で交わす会話を通じて、戦時下における全体主義的な世界を描き出す。 午後2時開演で、休憩なしの1時間40分の1幕物だが、シーンは9つに分か…
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新国立劇場が歌劇再開 『夏の夜の夢』(ブリテン) 藤木大地をはじめ日本人だけでファンタジーの世界の魅力は最高

10月10日(土)は、半年ぶりの歌劇『夏の夜の夢』。新国立劇場では2月に『セヴィリアの理髪師』を鑑賞して以来、その後の5つの公演は中止だった。  原作はシェイクスピア、その執筆は1595~96年と推定されており、日本で秀吉が死去したのが1598年であること、エリザベス一世の御代であったことを考えると興味深い。  そして、この作品、シ…
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新国立劇場『願いがかなうぐつぐつカクテル』の公演に感謝

 2月以来の舞台鑑賞である。新国立劇場の小劇場にて、ミヒャエル・エンデの『願いがかなうぐつぐつカクテル』、適切な間隔を保つため、前後左右をあけた席配置(全指定席)だ。半数程度ということで、子どもも少なからずいるが、大人のほうが多い。 ミヒャエル・エンデの作品らしいシニカルなファンタジーの世界をエンターテインメントとしてまとめあげた。と…
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新国立劇場『セヴィリアの理髪師』 粒ぞろいの歌唱陣と音楽

セビリャの理髪師 IL BARBIERE DI SIVIGLIA - DVD決定盤オペラ名作鑑賞シリーズ 6 (DVD2枚付きケース入り) ロッシーニ作曲 / パイジェッロ作曲 - 永竹 由幸(ながたけ よしゆき), 井形 ちづる(いがた ちづる), 井内 美香(いのうち みか), 増田 恵子(ますだ けいこ), 永竹 由幸(ながたけ …
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新国立劇場「ラ・ボエーム」6回目の演出 ムゼッタ役の辻井亜季穂(ソプラノ)に注目

プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》 [DVD] - ヘルベルト・フォン・カラヤン, ヘルベルト・フォン・カラヤン 2020年1月26日(日)は、久々の『ラ・ボエーム』。粟國淳の演出で6回目。今回のムゼッタ役は辻井亜季穂(ソプラノ)、前回の石橋栄実(ソプラノ)も素晴らしかったが、ひけをとらない。ロマンティック・アリア - マチャイゼ(ニー…
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新演出の『くるみ割り人形』は定着

12月15日(日)午後6時~8時20分(うち30分休憩)は新国立劇場でバレエ『くるみ割り人形』を鑑賞。 一昨年、新演出となった。物語がクララの夢として構成されているというもの。ウエイン・イーグリングの振付による。指揮も管弦楽も昨シーズンと同じ。 舞台は素晴らしいが、慣れてくると、音楽が気になる。 第1幕最後の場面である…
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新国立劇場 感動の舞台「椿姫」はLa Traviata

12月1日(日)は新国立劇場で「椿姫」を鑑賞。いうまでもなく、ヴェルディの傑作の一つ。新国立劇場はヴァンサン・ブサールの演出では三回目となる。前奏曲で幕にヴィオレッタの墓碑銘が大写しで投映される。名も無く葬られるに違いないというヴィオレッタのセリフとは対照的なもので、そこに作者、演出家の込めた思いがある。椿姫ではなくLa T…
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新国立劇場「ドン・パスクワーレ」 喜劇はイタリア人ソリストの独壇場

ドニゼッティ:ドン・パスクワーレ(グラインドボーン音楽祭2013)[Blu-ray] 11月16日(土)午後2時~は、新国立劇場でドニゼッティの歌劇「ドン・パスクワーレ」を鑑賞。2時~3時25分、3時50分~4時半の構成。  ともかくも楽しいオペラ。ノリーナのハスミック・トロシャンは代役だが、遜色ない。  しかし、この歌劇は、…
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新国立劇場「エウゲニ・オネーギン」 ロシアの情感

『エフゲニー・オネーギン』全曲 カーセン演出、ゲルギエフ&メトロポリタン歌劇場、ホロストフスキー、フレミング、他(2007 ステレオ) 10月6日(日)は14:00から新国立劇場 オペラパレスで、チャイコフスキーの歌劇「エウゲニ・オネーギン」を鑑賞。舞台はロシアの雰囲気を精一杯醸し出す。チャイコフスキーの作品らしい、情感のこもった作品…
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新国立劇場トゥーランドット 本質に迫る 中村恵理のリュー、テオリンの姫、イリンカイのカラフ オリエの演出

 7月20日(土)は午後2時から新国立劇場でトゥーランドットを鑑賞。新国立劇場でトゥーランドットは2001、2008年に続き三作目だが、演出は毎回変わっている。それだけに難しい演目なのだろう。前回の演出はこりすぎた感じがあり批判も少なくなかったが、今回は、古びずかといって奇を衒うこともなく、心理描写としても、映像的にも優れていた…
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新国立劇場『オレステイア』 大胆な翻案と旬の俳優で納得の現代悲劇に

 6月29日(土)午後1時~新国立劇場中劇場で『オレステイア』を観劇。第1幕13:00-14:20、第2/3幕14:40-16:05第4幕16:25-17:10 アイスキュロスの原作を英国の劇作家ロバート・アイクが翻案したもの。日本初演。  もともとのアイスキュロスの原作は、三部作で、かなり複雑な構成、古代社会の事情を色濃く反映し…
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新国立劇場「蝶々夫人」傑出したタイトルロールの佐藤康子

6月9日(日)午後2時からは新国立劇場でプッチーニの歌劇「蝶々夫人」を鑑賞。今回もピンカートン以外は日本人ソリストで固めた演出。タイトルロールの蝶々夫人が気になっていたが、佐藤康子は日本人離れした歌唱力と演技力で、か弱きそして力強い蝶々さんを魅せてくれた。 ○ 指揮 ドナート・レンツェッティ ○ 演出 栗山民也 ○…
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新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」成熟した面白さ 脇園彩をはじめ日本人ソリストが大活躍

 5月19日(日)午後2時からは新国立劇場でモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」を鑑賞。新国立劇場のこの演目は、2008年、2012年、2014年と鑑賞しており、今回が4回目。同じ演出だが、ソリストの違いを味わうのも良い。   ドン・ジョヴァンニ役のニコラ・ウリヴィエーリはさすがに迫力。レポレッロ役のジョヴァンニ・フルラネ…
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新国立劇場『かもめ』 チャレンジを試みる悲喜劇

 4月20日(土)午後1時~新国立劇場でチェーホフの『かもめ』を観劇。第1幕~第3幕13:00-14:50、第4幕15:05-15:50  いわずと知れたチェーホフの三大戯曲の一つ。劇中の台詞“私はかもめ”は宇宙飛行士テレシコワが使ったことで、多くの人がナマエだけは知っているというもの。チェーホフは、この作品を喜劇だと見ていたらし…
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新国立劇場『ジャンニ・スキッキ』砂川涼子をはじめ日本人ソリストが好演、カルロス・アルバレスも魅力

新国立劇場で4月14日(日)午後2時から、歌劇『フィレンツェの悲劇』『ジャンニ・スキッキ』のダブルビルを鑑賞。どちらも新国立劇場では初演だ。 ジャンニ・スキッキは、同じプッチーニ作品の『外套』『修道女アンジェリカ』とともにトリプルビルで上演されることも多いが、『フィレンツェの悲劇』とのダブルビルも珍しくないよう。ジャンニ・…
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ジュール・マスネ『ウェルテル』再び 新国立劇場

3月21日(木・祝)は、新国立劇場で、ジュール・マスネの『ウェルテル』を鑑賞。14時開始で2回休憩が入って17時10分終演。  原作は言わずと知れたゲーテの「若きウェルテルの悩み」、新国立劇場では2016年の再演。今回は、外国人ソリストはウェルテルだけで、ほかはすべて日本人ソリスト。   サイマール・ピルグは、2018年3月…
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世界初演の歌劇『紫苑物語』は国民歌劇!?

   新国立劇場で2月23日(土)午後2時から、歌劇『紫苑物語』を鑑賞。世界初演の日本作品である。   情報があまりに多すぎて、なんとも言えないが、迫力満点であったのは確か。   直感として感じたのは、ドイツ最初の国民歌劇として知られる『魔弾の射手』に共通したなにかである。   宗頼の高田智宏、平太の松平敬(とりわけホーミー)、う…
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新国立劇場の歌劇『タンホイザー』を楽しむ 聴かせどころ満載

2月2日(土)は新国立劇場で午後2時から歌劇「タンホイザー」を鑑賞。終演予定は6時5分だったが、10分ほど遅れる。途中、25分休憩が2回。  ソリスト陣は、外国人はそれぞれバイロイト音楽祭などで実績を積む人たちで、歌唱、演技ともに遜色ない。日本人ソリストも、領主ヘルマンの妻屋秀和を含め、しっかりと固めている。アッシャー・フィッシ…
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舞台正面から観たペトルーシュカが良い、新制作の火の鳥は象徴的な素晴らしさ

1月13日(日)午後2時からは新国立劇場でニューイヤーバレエ 35分の3演目を2回の25分休憩を挟んで上演。 ペトルーシュカは、前回は2000年2月のことで、実に19年ぶり。火の鳥は、2013年11月のことで5年ぶり、もっとも今回は新演出。レ・シルフィードは“空気の精”たちと詩人の戯れがショパンのピアノ曲をオ…
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定着した新演出 新国立劇場バレエ『くるみ割り人形』 雪片(雪の精)のワルツ

  12月22日(土)午後1時~3時20分(うち30分休憩)は新国立劇場でバレエ『くるみ割り人形』を鑑賞。   昨年、新演出となった。物語がクララの夢として構成されているというもの。ウエイン・イーグリングの振付による。慣れたのか、それなりの修正があったのか、今年はしっくりくる。   舞台と音楽は素晴らしい。特に男性陣の表現力は並…
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新国立劇場『ファルスタッフ』ヴェルディ最後の性格喜劇を再び

 12月9日(日)は、新国立劇場でヴェルディの『ファルスタッフ』を鑑賞。14:00-16:35(うち25分休憩)この演目、2007年、2015年の同劇場の公演以来である。ヴェルディの最後のオペラで、シェイクスピアの“ウィンザーの陽気な女房たち”が原作。演出は、同じくジョナサン・ミラー。  歌唱陣は素晴らしいのだが、作品の中で良さを…
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鵜山仁氏の5回目の再演で人気の舞台『カルメン』(新国立劇場)

 11月25日(日)午後2時~5時45分は、新国立劇場で歌劇「カルメン」を鑑賞  この演目、超人気の一つであることはいうまでもない。鵜山氏の演出はオーソドックスなもので、エキゾチックな魅力を最大限に引き出していると言えるだろう。  今回のカルメン役のジンジャー・コスタ=ジャクソンは、2010年のキルステン・シャベスほどではないとして…
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新国立劇場「誤解」(アルベール・カミュ) 今でこそ演じられるべき作品

 10月14日(日)は、新国立劇場小ホールで「誤解」(アルベール・カミュ)を鑑賞した。公演時間は13~14時53分。  ナチ占領時代のフランスで書いた作品、チェコで実際に起きた事件にインスピレーションを得た作品である。不条理文学の、もはや古典であるが、父不在、母と息子(放蕩息子)、娘、家族、そして、告白のためらい、真実の関係構築な…
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新国立劇場「魔笛」 新演出で役どころに新たな意味

 10月8日(月)午後2時~5時3分(うち休憩25分)は、新国立劇場でモーツアルトの歌劇「魔笛」を楽しむ。  新国立劇場では、1998年以来、6回にわたりミヒャエル・ハンペの演出であったが、今回は、ウィリアム・ケントリッジの演出。南アフリカ出身の現代美術家で、2005年にベルギーのモネ劇場で初演以来、欧州の劇場で上演されているのだとい…
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