テーマ:美術

珠玉のフランス近代絵画 東京都美術館のプーシキン美術館展

  4月21日(土)午前中は、東京都美術館で開催されているプーシキン美術館展を鑑賞。 プーシキン美術館とは、モスクワにある美術館。フランス絵画のコレクションで知られ、今回は、17世紀~20世紀の風景画65点が来日展示されている。  まさにそのほとんどがフランス印象派の絵画。モネ、ルノワール、セザンヌ、ゴーガン、ルソーなど著名な作家の…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

都心の街歩きは三菱一号館で 「ルドン―秘密の花園」展

  4月11日(水)は午後6時過ぎから、三菱一号館美術館で開催されている「ルドン―秘密の花園」展を鑑賞。   オディロン・ルドン(1840-1916年)は、印象派の画家たちと同世代でありながら、幻想的な内面世界に目を向けた作家。多くの美術館で拝見するが、なぜルドンがあのような絵を描いたのか、そのルーツを紹介するような展覧会だ。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

増山裕之 ドイツで活躍する画家 カスパーダビッド・フリードリッヒ

  2月9日のZDFのニュースHeute-journalで増山 裕之という画家の存在を知った。間と自然と歴史に興味を持ち、ドイツロマン派の画家、カスパーダビッド・フリードリッヒの足跡をたどり撮影、写真作品に当時の風景を再 現するシリーズを始めたのだという。   カスパーダビッド・フリードリッヒの絵画はドレスデンの美術館などで多く所蔵さ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

広重ビビッド 驚異的なコレクションを静かに展示

サントリー美術館で開催中の「原安三郎コレクション 広重ビビッド」展も、本日が最終日。 慌てて駆けつけると、朝から行列。 浮世絵の展覧会だが、これだけに揃うと見応えがある。 広重の東海道五十三次や北斎の富嶽三十八景は知られているが、名所江戸百景といった作品も展示されており、初刷りと後刷りが比較できるなど、とても興味深い。…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

カラヴァッジョ展 技法は後世に影響を与えたが怪しげな雰囲気は真似できなかった

国立西洋美術館で開催されていたカラヴァッジョ展に行ってみた。 激情的な性格の一方で新たな時代を確実に切り開いたミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジョ(1571-1610 年)。 光と影の芸術は、その後の作家の作品で味わうだけに、その先駆けとなった作家と考えるととても興味深い。 今回の展覧会は、カラヴァッジョに触発…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

めぐる若冲展 釈迦三尊像と動植物綵絵が圧巻

 話題の若冲展に行ってみた。会場の東京都美術館は、朝から長い列。90分待ちだと言う。結果的に75分待ちで入館。震災後に東北地方を巡回したブライス氏のコレクション展に行ったことはあるが、確かに、今回は、それを凌ぐ作品が展示されている。  圧巻は、釈迦三尊像と動植物綵絵だ。京都・相国寺に奉納されたものだという。その動植物の色鮮やかな観…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

プラチナ通りを歩く そこに松岡美術館

 松岡美術館に初めて行って観た。東京・白金のプラチナ通りにある民間施設。実業家のコレクションだという。民間美術館らしく、とてもコンパクトに作られ、リピーターを狙う仕組みが各所に盛り込まれているようだ。  プラチナ通りとは誰が名付けたのだろう。外苑西通りのうち、白金6丁目交差点から白金台交差点までの緩やかな坂道のことだ。白金台にある…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

浮世絵と印象派の作品群を愉しむ ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展

   9月7日(日)、東京都・世田谷美術館で開催されている『ボストン美術館 華麗なるジャポニズム展』に行った。雨の中ではあるが、会期末(9月15日(月))に近いので、朝から大勢の観客でごった返している。それでも、都心の美術館ほどではないだろう。     歌川広重、葛飾北斎、喜多川歌麿などの浮世絵、ロートレック、ルノワール、ゴッホ、ドガ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

日本の和紙が貴重な図書の修復に貢献した

ドイツ・ワイマールのアンナ・アマーリア大公妃図書館(Herzogin Anna Amalia Bibliothek)は2004年の火災で蔵書にも大きな損傷を受けたが、このたび、蔵書の修復が完了したという。ZDFニュースによると、図書の修復で活躍したのが日本の和紙、日本のニュースでは取り上げられていないが、それをうかがわせる記事もネッ…
トラックバック:0
コメント:2

続きを読むread more

デルフトの想い出

  夏は涼しいところに旅行するに限る。とはいっても、頻繁にそういったところに出掛けるわけにもいかない。      オランダのデン・ハーグの近郊にデルフトという小都市がある。青いコバルトの色彩の絵を施したデルフト焼きで有名なのだが、そのほかに、フェルメールが生まれ育った町としても知られている。運河があり、観光の運河巡りをすることもでき…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「Y市の橋」は、未来の横浜駅 (松本竣介)

  横浜駅に行くと、その様変わりにびっくりした。いや、横浜駅ではほとんど降りたことがなく、改めてその大きさにびっくりしたと言った方がいいのだろう。横浜と言えば、中華街や山下公園だった。あるいは新横浜だったのかもしれない。   と言うと、横浜で住んだことがないことを白状したようなものだ。いや、住んだことはあるのだが、郊外で、東京都心…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ルーヴル美術館展(東京都美術館) 初日を愉しむ

   ルーヴル美術館は正式名称をMusée du Louvre、日本で美術館と言えば絵画のコレクションが主体であるが、むしろ工芸、彫刻作品のほうが主体と言うべき施設。しかし、この美術館に行く場合、ミロのビーナスやサモトラケのニケは別として、ダ・ヴィンチのモナリザをはじめとするルネッサンス絵画やオランダ絵画に時間を費やしてし…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

感動のエル・グレコ展 (あらためてその偉大さを認識)

  上野の東京都美術館で開催されているエル・グレコ展に行ってみた。あまりに有名な画家なのだが、体系的に観たことがなかった。昔、トレドにあるエル・グレコ美術館にも行ったことがあるのだが、まだエル・グレコの絵画そのものの理解が十分でなかった。駆け足で鑑賞したもので、良く覚えているわけもない。   今回の展覧会は実に丁寧である。エル・グ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ニューヨークの豊富な美術作品群から 『フローラ』(レンブラント)、『麦穂の山:秋』(ミレー)

   東京上野の東京都美術館で開催されているメトロポリタン美術館展に行ってみた。ほどほどの客の入り。ニューヨークのメトロポリタン美術館には2回ほど行ったことがある。スケールが大きな美術館で丸一日でも足りないくらいだ。    今回の目玉は、一つにはゴッホの『糸杉』のようだが、同じく『歩きはじめ、ミレーに依る』もなかなかの作品だ。レンブラ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

「フェルメール 光の王国展」はまだ観ぬ作品を楽しむと良い

フェルメール光の王国展という催事が東京・銀座で開催されている。フェルメールの作品は知られているだけで37しかない。最近まで東京では二つの展覧会で3つの作品を観ることができたが、そのどちらも高い人気であった。それを再生した絵で観ようというもの。本物の魅力に比べれば、価値は著しく落ちるが、すべての作品のイメージを実物大で楽しむとい…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

真珠の飾りを身につけた二人の少女(フェルメール)

東京・上野でフェルメールの作品を含む二つの美術展が開催されている。一つは東京都美術館のマウリッツハイス美術館展。オランダの行政首都、デン・ハーグにある美術館の作品だ。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』『ディアナとニンフたち』が目玉。このほか、レンブラントの『シメオンの賛歌』『自画像』、フランス・ハルスの『笑う少年』…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

砂の美術館でイギリスに旅行した気分

鳥取砂丘に「砂の美術館」がある。文字通り、砂で作った作品を展示している。会場は、中国の兵馬俑のイメージでそれなりに大きい。2006年11月に開館した。 現在の展示は、第五期で、英国特集というもの。英国では、現在、ロンドンオリンピック開催中。これにちなんだものだ。 http://www.sand-museum.jp/mu…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ヒューマニズムのティツィアーノ (国立新美術館の大エルミタージュ美術館展)

会期末(7月16日)が近づいているというので、国立新美術館の大エルミタージュ美術館展に行ってみた。土曜日の午前中は、まだ列はできていない。 粒ぞろいの作品ではあるが、決定的な作品があるわけではない。エルミタージュの作品と言えば、まだまだ優れた作品があるだろうと文句も言いたくなるが、ルネッサンスからアヴァンギャルドまでこれだけ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

クライドルフの世界 高原の草花、昆虫たちの詩と童話

    東京・渋谷のBunkamuraミュージアムで、スイス絵本作家クライドルフの作品展が開催されている(6月19日~7月29日)。スイスのベルン美術館に寄託されている絵本原画等の220点が展示されている。 ベルン美術館といえば、パウル・クレーのコレクションで有名。そのほか、スイスの巨匠ホードラーのほか、セザンヌ、マチス、ピカソなど…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

民藝運動の夢 越境する日本人 工芸家が夢見たアジア 1910s-1945

    東京国立近代美術館工芸館で開催されている展覧会『越境する日本人 工芸家が夢見たアジア 1910s-1945』、その一環として、連続講座が開催されている。2012年6月3日(日)は、第4回目で、「吉田璋也の民藝運動 鳥取~北京~鳥取」というもの。講師は、(財)鳥取民芸美術館常務理事で(財)鳥取市文化財団理事長の木谷清人氏。 …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

多角度から光を照射する『フェルメールからのラブレター展』

   東京の渋谷の文化村にあるミュージアムで開催されている展覧会に行った。フェルメールの作品が三点展示されているのがポイント。京都、宮城・仙台と来て、いよいよ東京で開催。    フェルメールと同時代に活躍したオランダの作家たちの作品が中心。最近あちこちで開催されている展示会と比較すると展示点数は多くない。また、フェルメールを除いては、…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

日比谷公園から日本橋へ 荻須高徳展へ

荻須高徳の展覧会があるというので、日本橋の三越本店のギャラリーに行ってみた。 途中の駅で降車して、日比谷公園を歩き、銀座を抜けて日本橋に至る。   日比谷公園の入り口のところにはハナミズキがあった。ワシントンの桜のお礼にと、米国から贈られたハナミズキは日比谷公園に植栽されたという。日本の気候風土では、なかなか育て…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

ゴヤ展 ゴヤの作品を体系的に味わう

上野の国立西洋美術館の「ゴヤ展」に行く。ゴヤの絵画は、プラド美術館で鑑賞したことがある。好きな画家の一人だ。 今回は、『着衣のマハ』がメインであるが、タピスリー用原画として描かれた作品群や、批判的絵画、闘牛士を描いた絵画、戦争の悲惨さを描いた絵画など一通りのシリーズが揃っている。 民衆の風俗を描…
トラックバック:0
コメント:1

続きを読むread more

シャルロッテンブルク宮殿のフリードッリッヒ大王のコンサート室にはヴァトーの絵画がある

  フリードリッヒ二世の第二の住まいであったという翼の東側にある部屋には、フランスの画家ヴァトーの「ジェルサンの看板Firmenschild des Kunsthändlers Gersaint」がある。フリードリッヒ大王が1745年、このコンサート室Konzertzimmer用に獲得したものなのだ。     …
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

秀逸な印象派作品が揃うワシントンナショナルギャラリー展

 国立新美術館で開催されているワシントンナショナルギャラリー展(2011年6月8日~9月5日)に行ってきた。印象派の作品であるが、非常に優れた作品が揃っていたと思う。  エドゥアール・マネの『仮面舞踏会』、今ならなんでもない構図であろうが、上流階級の自然な光景で、画にすることは憚られていたのかもしれない。マネの黒の色使いが魅力的な作品…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

お気に入りのパウル・クレーのアトリエを覗いてみた

 『パウル・クレー おわらないアトリエ』という展覧会が東京国立近代美術館で開かれている(5月31日~7月31日)。 クレーの作品は、デュッセルドルフ、ベルンの美術館で鑑賞したほか、内外の美術館で観た。今回の展覧会は、ベルンのパウル・クレー・センターにある作品が中心。しかし、日本の美術館に収蔵されている作品も展示され…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

アートアワード東京丸の内2011から三菱一号館美術館まで

コンテンポラリーアートの新たな才能を、丸の内から世界へとのキャッチフレーズで、7月3日(日)~31日(日)の間、展示会が開かれている(http://www.artawardtokyo.jp/2011/ja/)。全国主要美大卒業制作展から選抜した次世代を担う新人作家ということだ。  場所は、丸ビルと新丸ビルの間の地下回廊、行…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

五回目の写楽は東京国立博物館の特別展「写楽」

 子どもの頃、蒐集していたのが、記念切手。その中で人気があったのが、浮世絵シリーズであるが、その浮世絵では、見返り美人(菱川師宣)、ビードロを吹く娘(喜多川歌麿)と並んで高価だったのが、市川蝦蔵(写楽)であった。そのデザインは、蝦蔵というより、写楽であった。子どもの心にも強いメッセージを与えていたに違いない(一回目の写楽)。 …
トラックバック:3
コメント:0

続きを読むread more

現実を超えた本当のリアルな現実に感動~パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品 

   国立新美術館で開催されている『シュルレアリスム展~パリ、ポンピドゥセンター所蔵作品による~』に行ってみた。ポンピドゥセンターは後期印象派や現代作品を中心に所蔵展示している美術館であるが、今回は、特にシュルレアリスムに焦点をあてたもの。ジョルジョ・デ・キリコやマックス・エルンスト、ルネ・マグリット、ジョアン・ミロ、マン・レイ、サルバ…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more

フェルメールの地理学者を愉しむ

   Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されている『シュテーデル美術館所蔵 フェルメール《地理学者》とオランダ・フランドル絵画展』に行ってみた。   シュテーデル美術館(Städelsches Kunstinstitut und Städtische Galerie)はドイツのフランクフルトの市立美術館である…
トラックバック:0
コメント:0

続きを読むread more